編集長の狛犬日記 2008

編集長へのメール
2008.12.21〜年内最後の狛犬巡り
年内最後の狛犬巡りへ行ってきました。
平塚〜伊勢原方面へ、19社を廻り、14対の狛犬に会ってきました。
後半の8社は連続狛犬なしで、ちょっと残念ではありましたが…
元々この地区はあまり期待しないでの狛犬巡りですから、まぁ、仕方ないところでしょう。

そんな中、寒川神社へも寄ってきました。
以前にも寄りましたが、この狛犬をもう一度見ようと思っての再訪です。

まぁ、とにかくデカイ!
この超メジャーな神社には似合っています。(平成6年建立)
石工銘の刻みはありませんが、<石像彫刻「日本一」/狛犬彫刻の第一人者との評価を得ていた>との紹介でこの狛犬がネットに載っていたのを見たものですから…
その石工は成瀬昭二と言うそうです。

この地区は江戸期どころか古いものがほとんど無く、面白味に欠けるのですが…

今日会った中では一番古いのがこの狛犬。
大きな耳と、口の表情がなかなか面白い!
口の中には玉と思われるものがありますが、彫りきれていなくて、動きません。
でも、それが故に表情が面白くなっている気がします。

前鳥神社(平塚市西之宮)…「サキドリ」と読みます。
大正7年の奉納。
「昭和57年10月吉日表参道より移転修理」とその履歴が刻まれれているのは好感が持てます。
みんなこうだと悩みは半減するのですがねぇ…

ここは正月の準備にあわただしい神社風景でした。

「愛子さまご誕生記念」の狛犬に、2対出会いました。
狛犬自体は両方とも「しょうわタイプ=岡崎タイプ」で特にご紹介するまでもありませんが…
多分、珍しくもないのでしょうが、私は初めて見たものですから。

風が強くて、ちょっとキビシイ狛犬巡りでしたが、この時期としては暖かかったのが救い。
今年は諸事情があってあまり廻れませんでしたが、来年はもっとたくさん廻れることを祈りつつの最後の狛犬巡りでした。

2008.11.24〜市川の狛犬と赤城神社
一昨日、市川市立歴史博物館へ行ってきました。今月いっぱい開催されている「市川の石造物」展を見るために。
狛犬の展示がある訳ではありませんが、ポスターの狛犬の写真につられて…
市川と言えば、石工・小林治兵衛。
右上の写真は、その治兵衛を紹介したもの。治兵衛使用の道具の展示です。
市内の狛犬マップ(手書き地図に狛犬の写真を貼ったもの)もありました。
そして、本当の目的は「市石造文化財調査報告書」。購入しました。700円。
これは、昭和61年から昨年までの22年間に渡る市内全域の石造物調査結果をまとめたもの。
もちろん狛犬についても年代別のデータが網羅されています。
昨日は、神楽坂の赤城神社へ寄ってきました。
少し前に、ここの狛犬〜名工・塩谷仁兵衛の作〜が取り壊されたようだとの話を聞き、その後どうなったのか気になっていたためです。
本当になくなってしまったのか、どこか別の場所へ移されたのか、その後に新しい狛犬が置かれたのか…と。
その答えは、左の写真です。

ごらんのように、かなり広い敷地が更地となり、工事が進行中でした。
仮囲いのすき間から撮したものです。

「赤城神社再生プロジェクトについて」との大きな看板がありました。
これによると、平成22年秋の完成を目指した大再建工事のようです。

少し離れたところに仮殿があるとのことで、そこへ行けば狛犬のその後についての話も聞けたのかもしれませんが、残念ながら時間が無くて…

仁兵衛の狛犬が台座を新たにして再び置かれることを祈りつつ、2年後を待つことにします。

2008.10.26〜デフォルメ狛犬
昨日、浦和の事務局で「狛犬の杜68号」の印刷をしてきました。
その帰り、渋谷での用事までほんの少し時間が空いたので、東郷神社へ寄ってきました。
このデフォルメ狛犬、やっぱりイイですね!
(円丈分流では「招魂社系デフォルメ」)

以前行った時の写真がイマイチだったので、
再撮影が目的でした。

大正年代の作らしいとのこと以外、正確な
建立年も、作者も分からないのが残念です。

これは記念碑の前ですが、以前は同じものが
駐車場のところにもありました。
それが無いので探してみたところ…

隣の東郷記念館に移動していました。
庭園の裏側入口にこんな感じでいます。
ここの方が、イイですね!
(柵で入れないのが残念)

ただ、その前は上の記念碑のところに4体あったとのこと。本来はこの4体がどのように置かれていたのだろうか?

2008.9.14〜大田区の狛犬巡り
昨日、大田区の多摩川沿いを中心に廻り、18社24対の狛犬を楽しんで来ました。

北野神社(大田区南馬込)

馬込八幡神社(大田区南馬込)

雪谷八幡神社(大田区東雪谷)

毎年この季節の狛犬巡りで困るのは、お祭りです。
左の北野神社のように御神輿がバックになって、それなりに写真が撮れれば良いのですが…
馬込八幡ではお手上げでした。まだ準備中で辛うじて姿を見ることは出来たものの、ごらんの有様!
雪谷八幡では、灯籠と共に神輿がぶつかるのに備えてか、このように丸太でがっちりガードされていました。
今回18社廻ったうち、何と5社がお祭り…

御嶽神社(大田区北嶺町)

今回出会った中でのお気に入りを2対ご紹介します。
左は末社前にいたちょっとメタボリックな天保9年の江戸尾立。
このちょっととぼけた表情が何とも好きです!

右は明治15年のオーソドックスな江戸タイプ。阿は子獅子、吽は牡丹。
この阿の尾、なかなかな表現だと思いませんか?
気に入ってしまいました。
石工は吽が彫工石工飯田紋次郎・飯田光忠、阿は芝伊皿子町 石工 和田庄兵衛。

神明神社(大田区南馬込)

子安八幡神社(大田区北糀谷)

諏訪神社(大田区多摩川)

多摩川沿いは子連れが多い気がします。今回の24対の内、何と15対が子連れでした。それも1匹から4匹まで、様々なスタイルで楽しませてくれました。
その中でもちょっと変わった2つをご紹介します。

左は子獅子が親と全く接触していません。ちょっと珍しい気がします。(明治44年)
右は招魂社系です。子連れの招魂社系は滅多にお目に掛かれない気がしますが如何でしょうか?(昭和15年)
そしてもう一つは、こちらにアップしました。とにかくデカイ!
大きい狛犬は沢山見ていますし、その中で特別大きい訳ではありませんが、大きく見えます。
それは、子獅子が原因なのです。子獅子が大きいから全体がより大きく見えるのです。

2008.8.10〜見事な龍の手水鉢
今日は少し暑さが和らいだので、以前から気になっていた近くのお寺(本法寺・横浜市港北区小机町1379)へ行ってきました。狛犬ではありませんが…
見て下さい、この見事な龍の手水鉢を!
2匹の龍が絡みついて、奥の龍は水を吐いています。
手前の龍は水の中に顔(残念ながら一部破損)を出して、2匹は阿吽状態で顔を向かい合わせています。
そして、何よりの驚きは、この全体が一つの石から彫り出されたものなのです!
明治35年、石工は溝ノ口の内藤慶雲と神地の松原裕太朗という二人の名が刻まれています。
巨石から一石彫成した「石造龍吐手水鉢」として、横浜市の有形文化財にも指定されています。
ちなみに、これを奉納したのは鈴木弁蔵という人物。米成金として悪名高く、大正期の米騒動時代にバットで殴られ殺害された(鈴弁事件)という…
この手水鉢の台は米俵になっています。そのへんが米成金らしいところか。
それにしても、金に糸目をつけずに作らせたんだろうなぁ!
日記も久し振りなので、もう一つ。
丹波佐吉の本(「旅の石工〜丹波佐吉の生涯」金森敦子著)をやっと入手できました。
ネットの古書店で1,490円(送料込)でしたから、まぁ定価2,200円からすると安い買い物。
佐吉のイメージは、あのビデオのものしかなかったので、かなり変わりました。
少ない資料等からその生涯を追った著者には頭が下がります。
まぁ、色々言いたいこともありますが、一人の石工をここまで調べつくしたというのは他に例が無く、時代を背景とした石工のあり方も良く分かり、非常に貴重なものだと思います。
それにしても、最高傑作と言われる柏原八幡宮(兵庫県)の作を見てみたい!
2008.7.21
こう暑くては狛犬巡りはちょっとつらい。
10年前は暑さもなんのと走り回っていたのですが…
最近機会がある度に、以前の銀塩写真をデジタル化しています。
とは言っても、ネガから、あるいはプリントからスキャナーで取り込む作業は結構めんどう。
従って、なかなか作業は進まないのですが…
そんな中、フィールドワークをアップしました。
諸事情があって、平成14年を最後に実施されていませんが、狛研の記録として、また、狛犬巡りの参考コースになるのではないかと思い、全てアップすることにしました。
「狛犬の杜アーカイブス」に載せましたが、実を言うと今回の第1、2回はまだ「狛犬の杜」は発行されていない時のもの。
まぁ、お許し下さい。
そして、第3回の時に、記念すべき「狛犬の杜・創刊号」を配布しました。
懐かしいなぁ…もう11年前かぁ…
2008.7.6〜品川富士の山開き
この山開きでの注目は祭具です。
いつもは社殿の中にあり良く見えない3体のサルが、この日は外に出て来ます。
上の写真のように今年はサルが岩の上の置かれていました。そして最大の注目は狛犬!
昨年は出ていませんでしたが、今年は右の写真のように参道に並べられていました。
祭具としての狛犬…これはちょっと注目に値します。
この小さな1対の狛犬、ナカナカの出来です。

品川神社へ行ってきました。 区の無形文化財にもなっている「品川富士の」山開きを見るためです。

それはもちろん、我らが「くも狛犬」への挨拶のためでもあります。
社殿内での「拝み」の後、白装束・裸足で先達を先頭に富士塚への登山が始まります。 お祓いをしながら「六根清浄」を唱えつつの富士登山です。

もちろん、あっと言う間の登頂ですが、山頂では富士山の方角に準備された「遙拝所」および山腹の「小御岳」で「拝み」が行われます。

そして下山、お開き…と、富士登山自体は15分程度で終了です。

2008.7.5〜木喰の狛犬
横浜のそごう美術館で開催中の「木喰展」へ行ってきました。木喰上人は円空と比べられることも多いようですが、円空より1世紀新しい江戸後期の人。全国を行脚して仏を彫り続けた…その仏像130点を集めた展覧会でした。が、正直、それほど仏像に興味がある訳ではなく、目的はただ一つ、狛犬です。生涯に1,000体を超す像を彫ったとのことですが、その中にたった1対狛犬があるのです。それを見るためにネットオークションでチケットを半額で入手し、行ってきました。
当然ながら撮影禁止で、画像をお見せすることが出来ないのが残念です。美しい写真図録は2,000円もするし、たった2枚の写真のために買うのも…
天明6年の作、竹田神社(滋賀県東近江市鋳物師町)蔵。さすがに普通の神殿木彫り狛犬とは全く印象の異なるものでした。とは言え、円空狛犬のようにデフォルメされたものではありません。サイズは70cmくらいで、阿吽とも宝珠らしきものを載せています。大きめに口を開けた阿像は人面的雰囲気。タテガミは笏谷狛犬的でもありました。木彫りとしてはちょっと面白い狛犬です。
帰宅すると写真右の本が届いていました。1989年発行の「日本の美術8」No.279「狛犬」です。ネット上の古本から見つけて入手。定価1,340円のものを 1,500円での購入。内容的には、獅子の伝来〜南北朝頃までの木彫り狛犬を中心としたものです。
と言う訳で、何となく木彫り狛犬の日となりました。
2008.6.29〜佐吉ツアー
この1ヶ月、HP作成用アプリケーションの不具合で更新が出来ず、ご迷惑をおかけしました。
やっと完全回復しましたので、またドンドン更新して行きます。よろしく!
この日記にも書きたいことが沢山あったのですが…
6/8 〜 9 、1泊2日で狛研・伊勢ツアーへ参加してきました。
それについては近い内に「Web版狛犬の杜」でご紹介する予定です。
この写真は2日目の奈良・佐吉ツアーでのショット。
実は5月の例会の後、円丈師匠から「伊勢の翌日は希望者をつのって狛犬を見ようと思うのだが、どこがイイですかねぇ?」と相談を受けて、「せっかくあの辺へ行くなら、是非丹波佐吉を見たい!佐吉ツアーにしましょう!」という私の希望で実現したものです。
とは言え、時間的にかなり厳しく、何社廻れるか心配だったのですが、何と6社も廻り佐吉狛犬5対に会うことが出来ました。
これは素戔嗚社(奈良県生駒郡斑鳩町興留東)・安政4年の作。今回の中ではベスト狛犬!
2008.5.25〜吉六狛犬マップ
私のコーナー「飯嶋吉六の狛犬」に、Google マップで作った吉六狛犬地図をアップしました。
以前、鐸木さんが「寅吉・和平」の地図をアップしたのを見て、私も吉六地図を…と思っていたのですが
大分遅くなりましたが、やっと作りました。
吉六狛犬は結構分かりにくい神社にあることが多いので、この詳細な地図はきっとお役に立てることと思います。
2008.5.24〜蛇をくわえた狛犬
狛犬展の時、来場された方が「町田に蛇をくわえた狛犬いる」と言っていた…そこは「神社らしくないところで…」
という話を聞き、「えっ、蛇を咥えた狛犬?!」とビックリしましたが、すぐにピンと来た!
ああ、アレのことだなと。
で、やっとその写真が見つかりました。
町田市は49社43対と、多分90%以上は見ていると思うのですが、なにせほとんどが10年前。
銀塩写真のネガを捜すのに手間取ってしまって…
小高い丘の上にある小さな祠。
地図には三社大権現(町田市小野路町)とありました。
ごらんのような山道を上がって行くと突然目の前に現れて、ちょっとビックリしたのを覚えています。
円丈分類では「渡来系紐獅子」というタイプですね。中国の南の方に多いスタイルで、「南獅」と呼ばれるものです。
確かに、蛇を咥えていると見えるかもしれません。特に、この場所で見ると。
ちなみに、この紐ですが、ネパール、チベット等で「尊敬の念を表すのに白い布(ハタ、カタ)を捧げます」が、それと関係があるのではないかとの大塚康生さんの話を聞いたのも、今回の狛犬展でのことです。
この写真は 1998.1.26 のものですが、今はどんな感じなのかなぁ…
2008.4.30〜狛犬展
昨日から「第5回狛犬展」が始まりました。
初日に円丈師匠の落語と狛犬ばなしの会があったこともあり
沢山の方にご来場いただきました。
有難うございます。
写真はプロジェクターを使っての狛犬ばなしの様子。
落語、狛犬とも予定時間をオーバーしての一時でした。

私はこの後、2日の夕方から、3・4日と行く予定です。
沢山の方にお出でいただきたく、スタッフ一同お待ちしております。

2008.4.20〜西新宿の狛犬散歩
昨日「狛犬の杜-65」の印刷が無事終了しました。
午後からの印刷の前、午前中は都内の狛犬散歩が習慣となってきました。
今回は、下落合の氷川神社〜上落合の月見岡八幡神社〜中井の中井御霊神社を歩き、大江戸線で西新宿へ出て熊野神社を廻るというコースをとってみました。
3番目は中井御霊神社。
ここにも入口に獅子山がありました。
この写真ですが、こちらは昭和2年の作。
顔の迫力とオリジナリティあふれる尾が見所です。
石工は「目白駅前 三友石材店 米井熊吉」とありました。
最初の氷川神社では、石工・塊木文蔵の見事な「獅子山尾流れ」が迎えてくれました。
慶応元年の作でなかなかの出来です。

続いて、月見岡八幡神社へ。
ここには奥の末社に享保6年の「江戸はじめ」がいました。
残念ながら、かなり傷みがひどく、「このため区の文化財には指定されなかった」と言われているっようです。
そして、このサル!富士塚の麓に1匹(子供が2匹)が寂しく置かれていました。
元は対だったのかなぁ…オッパイを吸う小猿が何とも哀愁を誘います。

ここの目玉は拝殿前のこの狛犬(写真右)です。
正徳5年(1715)の江戸はじめ。すばらしいです。
特に、上を向いた吽像が私は大好きです。
ご覧のように金網の中…とても残念ですが、同時期の月見岡八幡神社の傷み具合を考えると、これも仕方ないかと…
最後は西新宿の十二社熊野神社。
拝殿前の文化元年の江戸中タイプも良いですが、やはり、この奥の末社前にある、足の下がくり抜いていないタイプの江戸はじめが一番の見所です。
享保12年(1727)、奉納は「角筈村上野百姓店児講中」と刻まれています。
百姓店児講中というのも珍しいのではないでしょうか?
そして、この「顔」! 言葉はいりませんよね。イイなぁ〜!
2008.4.12
只今、「狛犬の杜-65」の編集作業が第4コーナーへさしかかったところです。
いつもイラストをお願いしている伏見まりさんへ、今回は「狛犬展」へ向けたものをお願いしたのですが
サイズの指定を間違えてしまって…せっかく描いていただいたのにもったいないので、このサイトの「狛犬展お知らせ」
コーナーに貼り付けてみました。おかげで明るく、華やかになりました!是非ご覧下さい
2008.3.23〜平塚・大磯狛犬巡り
昨日は遠出して、平塚方面を廻ってきました。
事前情報では「古いものも、面白いものも無い…」とのことで、あまり期待せずに出かけたのですが…
28社を廻り、16対の狛犬に会ってきました。
半分の神社は狛犬不在だったのですが、そして、江戸期の狛犬は1対しかいませんでしたが…
それでも、それなりに楽しい一日でした。
以下、いくつかご紹介します。
実は今回一番期待していたのがここ。
事前「寺情報」で獅子山があると知り、行ったのですが…
境内整備(?)をした時に、壊されてしまったようです。乗っていた狛犬だけが軒下にひっそりと並べられていました。
残念で、悲しくなってしまいましたが、まだ残っているのがせめてもの救い…
(蓮光寺・平塚市榎木町)
この化粧はどうでしょうか?鼻の穴の中まで丁寧に赤く塗ってあるのですが…珍しくもありませんが、何か面白かった。
三嶋神社(平塚市夕陽丘)
境内脇で見つけました。
子を抱えたサルではないかと思うのですが、福田さん、どうですかねぇ?
神奈川県はサル像が少ないので、これも貴重な一つかと…
ここは春日神社(平塚市平塚4)ですので、直接サルとの関係は無いでしょうが、置かれた状況から見て、以前末社があったか、近隣の社から持ち込まれたものではないかと思われます。
「安産おさすり犬」って、初めて見ました。撫で牛を真似たものでしょうが、他にもあるんですかねぇ?
確かに良く撫でられているようです。
諏訪部神社(平塚市諏訪町)の末社・平塚水天宮
手水の出る部分は、龍などをよく見かけますが、これはライオン。
ちょっと珍しいかなと思います。
これも諏訪部神社。
守公神社(大磯町国府本郷)
素焼きの狛犬。
中国獅子(東大寺南大門風でもある)タイプで、<へたうま>感がただよう。
最近の、素人の手作り風にも見えたが、結構細部も丁寧な出来。
なんだこりゃと思いながら台盤を見ると、何と明治37年とある!
また、判読できないが、「四世…」という作者の銘と落款のようなものまである。もしかすると、スゴイ人?なのかもしれない…
最後にご紹介するのはこの狛犬。
今回一番のお気に入り狛犬です。
このメタボリックな感じが、何とも言えない愛嬌を伴っていて、ユーモア感にもあふれています。
そのボリューム感をより一層際だたせるために、足座が小さくなっていて、それにより、はみ出した足や尾がより生き生きとした感じを生み出しています。
大正15年4月の建立。
石工は山口姓二人の連記だが、名前は判読できない。
ただ、近くの神社の狛犬に「石辰三代目・山口昭雄」という昭和50年の銘があったので、もしかすると、初代石辰なのかもしれない。
狛犬展にはこれを出しても良かったかなぁ…と思いつつ。
愛宕神社(中郡大磯町大磯)

とまぁ、そんなこんなの春の一日でした。あちこち、桜も大分開花していました。

2008.3.16
気が付いたら、今月はこの日記を全く書いていなかった。
でも、更新は結構がんばったつもりですので、お許しを!
今週はずっと、狛展への出品準備をしていました。
それもやっと終わったので、そして、だいぶ暖かくなってきたので、そろそろ本格的な狛犬巡りをと思ってはおりますが。
2008.2.26〜スミマセンでした!
先日の例会は身内の不幸のため、欠席してしまいました。
第2回からの例会連続出席記録も途切れてしまった!
それより、スピーチを予定していたのにご迷惑をおかけしてしまったことをお詫び申し上げます。
特に、代打をお願いした山田さん、スミマセンでした!
次回は必ずやります。
…なんて、もったいを付けてしまったようだけど、たいした話が出来る訳ではないので、期待されても困るのですが…
2008.2.17〜鉄の狛犬

康煕辛未年十月(1961)
中国製です。
この狛犬は「狛犬の杜-52」で
大津さんが紹介しています。

今日は「狛犬の杜」の印刷でした。
前号から、三軒茶屋の世田谷文化生活情報センターで印刷しています。おかげさまで、無事完了しました。
印刷は午後からでしたので、午前中は高田馬場から早稲田を歩いて、諏訪神社〜亮朝院〜水神社〜穴八幡宮を廻ってきました。
そして、印刷終了後は大野さんに案内をお願いして世田谷観音へ行きました。
このお寺、各建物も全体の雰囲気も、とても素晴らしくて、すっかり気に入ってしまいました。
狛犬も3対いて、その一つが有名な鉄の狛犬(左)です。
写真では知っていましたが、実物はすごっく良かった!
鉄の重さと迫力が伝わって来ました。
右の写真は境内にある文殊菩薩と獅子です。
像として獅子の上に乗った文殊菩薩は良く見ますが、このように単独にこんな立派な獅子像があるのは初めて見ました。

単独で置いておくのが
おしい立派な獅子像です。

2008.2.11〜飛び狛犬
雪も溶けて少し暖かくなったので、磯子まで出かけてきました。
岡村天満宮の獅子山再訪が目的。
その目的の方の話は別の形でするとして、この狛犬面白いでしょう!
まぁ、これも獅子山と言って良いのだとは思いますが…
逆立ちではありませんが、阿吽とも後ろ足が完全に宙に浮いています!
以前見た時はそれほど意識しなかったのですが、今日はちょっとビックリして嬉しくなってしまいました。梅ももうだいぶ咲いていました。
2008.2.2〜4年前
今月の狛犬」を更新しました。
私も6年前と4年前の画像を持っていました。
これはどちらだと思いますか?
とは言っても、タイトルに書いてしまいましたが…
はい、そうです。4年前です。
山田さんの10年前から、6年前、4年前、現在と並べてみようかと思ったのですが
写真の角度でどうしてもその間隔が一様ではなく、キレイに差が縮まっているようには
ならなかったので、残念ながら並べませんでした。
でも、ドンドン迫っている「頭上の脅威」は確かですね。
これから数年後、どうするか…神社の対応が興味深い!
気になるなぁ!
2008.1.23〜大正時代の冨塚八幡神社
こんな写真を見つけました。
横浜市戸塚区の冨塚八幡神社です。
これは、大正時代に撮影されたものとのこと。
あの吉六の名品狛犬が写っています。
何の写真なのか、8人の女性が神社の前で記念撮影?したもののようです。
現在とは大分様子が違います。
「社地は板塀で囲まれていて、拝殿へはこの門をくぐって入った」とのコメントが付いていました。
狛犬は間違いなく吉六です。
小さいですが、阿像は良く感じがわかります。
今の様子と比べてみて下さい。こちらからどうぞ。
2008.1.13〜素盞雄神社
少し遅い初詣…実家へ帰る途中、南千住で途中下車して素盞雄神社へ寄ってきました。
左の2枚の写真は境内に貼られていたポスター(?)ですが、これと同じものが駅を降りてすぐの工事現場の仮囲い塀パネルに貼ってあり、うれしくなってしまいました。
ここへ来たのは3度目ですが、やはりいつ見ても素晴らしいですね!
写真はたくさん撮ってあるのに、どうしてもまた撮りたくなってしまいます。
2008.1.1〜おめでとうございます
今年もよろしくお願いします。
昨年は再訪が多く、狛犬巡りのデータとしては 42社 44対 が新規に加わっただけでした。
再訪の重要性を強く感じているとは言え、もう少し廻らなくては…と反省しつつ…
とは言え、なかなか狛犬的には良い年でしたから、やっぱり数だけじゃない!

この写真は、昨年末に新宿の秋葉神社(新宿区新宿1-8)で出会った狛犬。
子獅子が髭を引っ張っている姿が何とも愛嬌があって面白いので、新年の挨拶代わりに載せてみました。
奉納は昭和19年11月ですから、東京大空襲が始まった頃…そんな時期に、こんな狛犬なんて、うれしくなってしまいます。

さて、今年も狛研では5月の連休に「狛犬展」を開催します。
皆様、是非のお運びを!
「狛犬の杜」は何とか印刷が順調に運ぶ目処が立ちましたので、ご期待下さい。
そして、投稿をヨロシク!

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