編集長の狛犬日記 2005 |
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2005.12.11 今日は寒かったけど、横浜のチェック漏れ神社を廻ってきました。 ついでに、気になっていた所へも… 前回・前々回の例会「今月の一枚」で、吉川さんが変な頭の狛犬の写真を出しました。 写真そのものの写りが良くなくて、何だかよく分からなかったけど… 実はこの狛犬、私も8年前に見ています。 その時は首無しの現役狛犬(首から上は無いけど、参道の両側に先代扱いではなく置かれていた)として 変に印象深かいものがありました。 下の写真がそれ。阿の顔も痛んでいるものの、どことなく愛嬌のある顔。 その狛犬に頭を付けたのか?! それは是非確認せねば!…と、見てきました。 |
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それがコレです! 確かに遠くから見ると、頭を付けたように見えます。 でも… 写りの良くない写真の印象から、円丈師匠が「ピーナツ狛犬」と名付けましたが… こうして間近に見ると、「さすが円丈会長!」と言いたくなります。 ピーナツ型の石を首の部分に単に乗せただけのものでした。 簡単に手で動きます。 石はどこから持って来たものなのか? まさかこのために彫ったとは思えないが…自然石ではなく、刻んでこの形にしたものでした。 しかし、この措置は良かったのか?これなら何もしないままの方が…という気がしないでもないが… でも、先代を大切に扱ってくれていることだけは確か。 外川神社(横浜市保土ヶ谷区瀬戸ヶ谷町) |
と、ホッとする間もなく、もう12月。
「今月の狛犬」を更新しなくては!
2005.11.23 読めない銘を読み切った時の喜び! それは狛犬巡りの楽しみの一つですよね。 そして、現場ではどうしても読めなかったものをデジカメで撮りパソコンで処理して解読できた時の喜び。 それもまた別の楽しさです。 今、次号「狛犬の杜」編集の第一段階真っ最中ですが、大野さんからの原稿に「建立年が読めない…」とあった。 こう云うのって、すごく気持ちいい! |
2005.11.17 3つ下の丸い石の正体です。 なかなか立派な撫で牛でした。 それにしても、何故貴船神社に牛なのか? 末社は三面大荒神社。聞いたことのない名だが、記された縁起には、牛を想像させることは何も書かれていない。 牛といえば、菅原道真か須佐之男命(牛頭天王)起源のものしか知らないが… それとも、単なる奉納者(石塚萬兵衛 76才)の好みとか、あるいは自分が丑年生まれだとか…? |
2005.11.8 やっと先日の写真整理が終わった。今度はデータベースへの書き込み・整理作業だ。まだしばらくかかりそう… さて、この写真です。 |
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2005.11.3 久しぶりの狛犬巡り。伊勢原方面へ行って来た。 私の狛犬巡りは、50ccの原付バイクが基本。 本日の走行距離は78Km。 この程度、100Km以下だとそれほど疲れない。 天気もほどほどの薄曇り基調で、気持ちよく走れた。 15社を廻り、12対の狛犬と撫で牛1頭、オオカミの足跡に出会えた。 今回の目玉はこの写真。高部屋神社の享保12年(1727)の1対。 拝殿前に天保11年の江戸タイプがいて、裏の本殿前にこれがいる。 以前から情報としては知っていて、是非会いたかったのだが、やっと行けた。高さは50cmと小型。思っていたより、ずっと状態が良く、嬉しい一時だった。 神社も萱葺き屋根でなかなか感じが良い。この最初の神社で結構長居してしまった。 今日は七五三で、大きめの神社はどこもお手上げ状態ではあったが… さて、次は今日のデータ整理だが…この作業が結構大変…何日かかるか、しばらくはこれに費やされる。 |
2005.10.25 昨日の例会の時に、大塚康生さんからこの本を譲っていただいた。 中国の石造獅子の図録。 実は、8月に行った真鶴での「狛犬と社寺めぐり」ツアーの時に見せていただき、 是非にとお願いして<中国の友人>から再び送ってもらったもの。 全く読めない中国語の本ではありますが、沢山のカラー写真を見ているだけで興味 深いものがあります。 国内で見られる渡来系は、ほとんど全てが載っています。 中国の獅子のルーツはメソポタミア方面のグリフィンかもしれない… なんて云う想像も喚起される。 でも、見れば見るほど、やっぱり日本の狛犬がイイなぁ… |
山口県光市の早長八幡宮では、秋祭りに鳥居や狛犬などをかたどった山車が町中を練り歩く…とのこと。
狛犬の山車というのが気に掛かるなぁ…木製で、元禄年間作・火事で焼失し宝暦7年に復造と神社のHPにはある。
今号のネタには間に合わないが、山車といえば吉野さん。そのうち、聞いてみよう…
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