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■ 子供の頃の記憶 : 星空への興味は、子供の頃に見上げた池谷・関彗星から始まった

★管理人が星空に興味を持ち始めたのは、1965年に飛来した池谷・関彗星を見た時から始まった。当時は、明け方3時ころに母親に起こされ、ねぼけた眼で見た記憶がある。遭遇した彗星は、明け方の空で尾が手を広げたおおきさに伸びていた記憶がある。(後から調べると25度だった。現在のWebにもあまり掲載がない)

★子供の目線では天空いっぱいに広がっていたような気がした。そんなこんなで、いつの間にか星空に興味がわきはじめ、50代の今日この頃まで人目を避けながら密かに楽しんでいる。

★1965年当時はデジタルカメラも無く、子供ながらにオリンパスカメラを手にバチバチと撮った記憶があるが、当然一枚も撮れていない。今思えばアンドロメダ大星雲をはじめデジタルカメラで容易に撮影が出来る時代だが、当時の出来ごとは懐かしいスタートラインであった。

1965年、Maynard Pittendreighが撮影
アイソン彗星(C/2012 S1)が太陽に接近。  

11月29日の太陽最接近で核が崩壊したアイソン彗星。
太陽観測衛星で捉えた残骸のようすから彗星活動は完全に終了。肉眼で見える期待はかなわなそう


 アイソン彗星の動き

 太陽に最接近したのち、二度と戻ってこない水星となる
 2013年11月から12月にかけて、アイソン彗星(C/2012 S1)が太陽に接近。
 日本の空で肉眼でも見える大彗星になると予想されています。
 11月頃、土星水星近傍では高度も低く、明けがたとなり条件は如何に・・・・

 2013.09.21 頃  火星の近傍上部に見える
 2013.10.15 頃  しし座 レグルス近傍上部に見える
 2013.11.18 頃  おとめ座スピカ近傍に見える。高度20度程度
 2013.11.24 頃  水星近郊下部に見える
 2013.11.25 頃  てんびん座近郊で土星水星下部に見える。高度10度程度
 2013.11.29 頃  太陽再接近し方向転換を開始する
 核崩壊

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2013年の暦
★2013.12.14
ふたご座流星群極大。
★2013.11.29
アイソン彗星(C/2012 S1)近日点を通過
近日点通過時の等級-9等。太陽にきわめて接近するため消滅する可能性もあ
★2013.11.18
しし座流星群極大
★2013.10.22
オリオン座流星群極大。
★2013.08.12
ペルセウス座流星群極大。
★2013.08.12
スピカ(1.0等)の食
★2013.05.06日頃
みずがめ座η流星群極大。
★2013.04.23未明
こと座流星群極大。
★2013.03.11
パンスターズ彗星(C/2011 L4)近日点通過
★2013.01.04
しぶんぎ座流星群極大
★2012.08.14
月が、金星を隠してしまう「金星食」
★2012.08.12
明け方に木星と月が大接近
★2012.06.06
金星が、太陽の面を通過する「日面通過」
★2012.06.04
2012年に見られる最後の月食(本影食)
★2012.03.25
月齢4の細い月を金星と木星がはさみうちする光景
★2012.05.21
太平洋側の広い地域で金環日食。





2012年5月21日 金環食
2012年6月6日 日面通過
2012年6月6日 日面通過
 ■ 太陽系の距離感 (クリックで太陽系の頁へ)


昔は、 太陽 →水 →金 →地 →火 →木 →土 →天 →海 →冥
ちょっと前は、 太陽 →水 →金 →地 →火 →木 →土 →天 →冥 →海
近年は、 太陽 →水 →金 →地 →火 →木 →土 →天 →海

太陽の表面(大気)は3つの領域、光球、彩層、そしてコロナに分かれ、その内部は、太陽系の全質量の99.8%以上を占める強烈な高温のガスで満たされている。表面の温度はおよそ摂氏5500度で、核の温度は摂氏1550万度以上。
太陽が活動を始めて既に約45億年。現在その核にある水素のほぼ半分を使い果たし、今後も50億年ぐらいは水素を使って燃え続け、その後はヘリウムが主要な燃料として使われると考えられ、いずれは現在の大きさの100倍ほどに膨張し、地球やほかの惑星をのみ込むと考えられている。

水星は、公転軌道が楕円形であるため、太陽との距離は近いときで4700万キロ、遠いときは7000万キロと変化する。表面温度は、最高で約摂氏430度に達し、夜の表面温度はマイナス170度。太陽に非常に近いため、夕暮れ時と明け方を除いて地球から直接に観測することは難しい。88日という速いペースで太陽を一周し、そのスピードはどの惑星よりも速く、毎秒50キロで移動。太陽系で最も小さい惑星で、その密度は地球に次いで2番目に高く、大きな鉄の核は半径1800〜1900キロ、水星の半径の約75%を占める。水星の外殻は、地球のマントルと同程度で、500〜600キロ。

金星と地球は、大きさ、質量、密度、組成、太陽からの距離という点は似ている。金星は高速で回転する厚い大気で覆われ、その温室効果によって温度は鉛が溶けるほど高く、表面気圧は地球の90倍。金星は地球の空で最も明るく輝く惑星。大気は主に二酸化炭素で構成され、硫酸の雲も存在。大気中から検出できる水はわずかで、二酸化炭素の大気は太陽の熱を閉じ込め、表面温度は摂氏470度を超る。地球の自転と違って逆方向に自転し、太陽を金星から見たら西から上がって東に沈む。表面の約90%は、固化したばかりの玄武岩質溶岩であるように見える。

火星は、岩で覆われた小さな天体。水星、金星、地球と同じ地球型惑星で火山活動や、他の天体衝突、地殻変動、大気の影響(砂塵嵐など)で表面は変化を重ねてきた。季節の変化に応じて拡大、縮小する氷の極冠がある。火星には、フォボスとデイモスという2つの衛星もある。火星には、太陽系で最大の火山オリンポス山、赤道付近の巨大な地溝帯のマリネリス渓谷は巨大である。渓谷帯は約4000キロの長さがある。

太陽系で最大の惑星である木星には、惑星サイズの4つの衛星と小さな多くの衛星がある。木星の最も大きい4つの衛星を、総称してガリレオ衛星と呼ばれている。木星の表面は、特徴的な大気が織りなすタペストリーのように見え、雲の成分はアンモニア。水は深い層に存在。縞模様は、上層大気中を東から西へ吹く強い風によって生じたもの。大きな暴風の渦である大赤斑は、300年以上前から観測されている。大気は主に水素とヘリウム。NASAの宇宙探査機ボイジャー1号によって木星の環が発見された。環は、太陽光が背後から当たっているときだけ見ることができる。

土星は木星と同じように主に水素とヘリウムで構成されている。体積は地球の755倍で、上層大気の風速は赤道地域では毎秒500メートルに達する。土星の超高速の風と土星内部から上がってくる熱との相互作用が、大気中の黄金の帯模様を生み出している。土星の環系は太陽系で最も大きく複雑であり、外側へ数十万キロも広がっている。NASAの宇宙探査機ボイジャー2機が、土星の環が主に水氷できていることを明らかにした。現在61個の衛星が確認され、最大の衛星タイタンは水星よりも大きい。最大の衛星はガニメデ。

天王星には、太陽系外縁部で最も明るい雲があり、環が11本もある。太陽から遠いため、1回の公転は84年かかる。固体表面を持たない天王星は巨大惑星で、木星、土星、海王星と同類。大気は主に水素とヘリウムで構成、メタンも含まれ、水とアンモニアの痕跡もある。天王星が青緑色をしているのはメタンガスによるもの。自転軸は、ほぼ水平。磁場は通常は惑星の自転軸とそろっているが、天王星の磁場軸は自転軸に対して60度傾いている。天王星の温度は雲頂の近くで摂氏マイナス216度。

太陽から約45億キロも離れている海王星は、165年をかけて太陽を一周する。地球から極めて遠いため、その姿を肉眼で見ることはできない。磁場主軸は、その自転軸を基準にして約47度傾いている。磁気軸が自転軸から約60度傾いている。海王星の磁場は、地球の磁場よりも27倍ほど強力である。太陽から非常に遠く、受けるエネルギーも少ないにもかかわらず、海王星に吹く風は木星の3倍、地球の9倍も強い。海王星には13個の衛星が確認され、そのうち6個はボイジャー2号によって発見された。
 ■ Menu 「メシエ天体とNGC天体  ■ Menu 「四季の星座と周辺の天体
★メシエ天体(Messier object)は、18世紀のフランスの天文学者シャルル・メシエが作成した星雲・星団・銀河のカタログ『メシエカタログ』に載っている天体のことで、メシエ (Messier) の頭文字をとり、M1、M2などと番号で呼ばれ、『メシエナンバー』といいます。
★NGC天体は、ニュージェネラルカタログ (New General Catalogue) と言い、ウィリアム・ハーシェルとその息子のジョン・ハーシェルが作ったジェネラルカタログをジョン・ドレイヤー(John Lewes Emil Dreyer)が1888年に発表したもので、全部で7840個の連星、星雲、星団や銀河などの天体が載っている天体カタログである。略してNGCと呼ばれることが多い。
星座(せいざ、constellation)は、複数の恒星が天球上に占める見かけの配置を、その特徴から連想したさまざまな事物の名前で呼んだもの。
春・夏・秋・冬・南天のそれぞれの星座を掲載。星座名にマウスを移動すると星座が表示されます。

★代表的な星座周辺の天体を表示

★「春」「夏」「秋」「冬」の星座イメージを掲載

★マウス移動で星座の形と位置関係を表示
 ■ Menu 「太陽系の天体データ  ■ Menu 「星座あらかると
太陽系は、中心星である太陽のまわりに、ほぼ同一の軌道面内にある8個の惑星とその衛星、小惑星や彗星などの太陽系小天体から構成されている。
太陽から一番外側の惑星である海王星までの距離は約45億kmで、太陽から地球までの平均距離(約1.5億km=1天文単位(AU))の約30倍(30AU)。
上記 「四季の星座と周辺の天体」メニューから移動する画面です。

散らばっている春・夏・秋・冬の代表的星座の位置関係がご覧いただけます。

★「春」「夏」「秋」「冬」の星座イメージを掲載
 
 ■ Menu 「星座と星雲等の撮影方法  ■ Menu 「月(Moon)の撮影方法
星座の写真を撮るには二つの方法があります。カメラを三脚に載せて星座に向けて固定し、シャッターを切る方法とカメラを赤道儀に載せ、星の動きに合わせてガイドしながら撮る方法があります。前者を「固定撮影法」後者を「ガイド撮影法」と言います。基本的には、月、惑星、星雲、星座も同じ撮影法となりますが、それぞれの撮影方法を掲載。
月に限らず、夜景など暗いところで撮影するときに大事なことは、カメラをしっかり固定することです
暗いものを撮影するときは、シャッターが開いている時間が長くなり、手持ちでカメラを構えていると、その間に手ブレが生じてしまいます。カメラを固定するためには、三脚を使うことをお勧めします。
最近の手ブレ補正機能があるカメラであれば、多少の手ブレは防いでくれるかとは思いますが、期待はできません。
 ■ Menu 「撮影に必要な機材  ■ Menu 「天体観測に利用できるアプリ
管理人が撮影に使用している機材等について紹介と経験談を掲載しています。
自分のコンピュータが仮想の望遠鏡として機能するアプリケーションを紹介。世界の宇宙望遠鏡を集めて膨大な天体データを含んでいます。星空学習・探検にはもってこいのフリーソフトです。WorldWide Telescopeのウェブベースのバージョンも現在、利用可能です。

WorldWide Telescope
 ■ Menu 「恒星のデータ  ■ Menu 「彗星のデータ
恒星は天球上の位置を変えず、自ら輝いている星で太陽のような、水素を主成分とする高温の巨大なガス球。重力により収縮しようとする力と、ガス圧によって膨張しようとする力が釣り合って形を保ち、中心部は非常に高温・高圧、核融合反応で莫大なエネルギーが発生し、恒星を輝かせる。
質量は太陽の約100倍の範囲にあり、質量が大きくなるほど、明るく、表面の温度が高くなり、青白い色になる。地球から見た時の天球上の位置をほとんど変えないため、「恒(つね)にそこにある星」という意味で名付けられた。
★星座を構成している恒星データ、地球近傍にある恒星を距離の近い順に列挙、明るい順に列挙してみました。
彗星の本体は核と呼ばれ純粋な氷ではなく、岩石質および有機質の塵を含んでいることから「汚れた雪玉」に喩えられる。核の標準的な直径は1〜10km程度で、小さく暗いものでは数十m、非常に大きいものでは稀に50キロメートルほどに達する。
彗星は、太陽を焦点の1つとする楕円、放物線あるいは双曲線の軌道をとり、軌道によって分類され、太陽を周期的に周回するものを周期彗星と呼び、二度と戻って来ないと考えられているものを非周期彗星と呼んでいる。

(周期彗星の一覧と非周期彗星の一覧を掲載))
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