「潮満ちていざ競泳と対岸へ　老いも若きも飛び込みにけり」　　

　家の前が海だったが、夕方ころ潮が満ちてくると、今まで以上に澄み切ったきれいな海水が石垣にしたしたとなる。
そうすと一仕事終わった男共が、暑さ凌ぎに皆泳いだ。　後から元気のいい若衆が
クロールで波を立てて追い抜いて行き、子供の我輩などその余波で呼吸が乱れ海水をよく飲んだものだった。

　人ごとと思っていたら我が家の車も、リコール対象車でエアーバック交換をした。

　朝からクラー漬けは駄目で汗を流していると、熱中症にはかかりにくいよに思う。
日中の猛暑になると、外は人も車も誰も通らず静まりかえる。

　　　　　　　　　　　　　　「積乱雲　湧き出て峰の　崩れけり」

庭にオクラをたった２本植えているが、この時季毎日のように２〜３本収穫できる。
そしてその黄色い花の何と綺麗なこと。

　　　　　　　　　　　「暑きにも　オクラの花の　凛と咲き」

　　　　　　　　　　　　「昼寝覚め　夢はセーヌの　川下り」

　今年は少し剪定で切り過ぎたのか、花が少ない。

　　　　　　　　　　　　　「百日紅　何か不満か　今からか」

　高校野球香川大会、尽誠高校が５対１で高松商業を破り甲子園出場を決めた。

　夏の甲子園への香川大会は、高松商業と尽誠高校の両校共コールドゲームで勝ち進み明日決勝戦を戦う事となった。

　まだ夏本番は今からと言うのに、気の早い蝉はもう秋だよと告げている。
ありがたい話だが暑い時は暑くなくてはなるまい。　　暑い暑い〜。

　かなちゃん地元の眼科では今一で、医大の専門医に診てもう。　何とか解決の見通がたつたが、予約がもの凄く混んでいて１０月とは。

　　　　　　　　　　　　　「前奏を　蝉付けて鳴く　塀の陰」

　今年は菜園に１０本ばかりのトーキビを蒔いた。１０ケ収穫はしたが、種が以外と高いのと余るので、小さいのを１本種にと皮を剥いて、貝塚の木陰に吊るしていた。
外からは全然見えない低い位置だった。
　ところが何やらよくカラスが鳴くなと思っていたら、気が付いたらトーキビを取られてしまった。
カラスはとても利口であるとは知っていたが、あんな処まで見付けるとさすがだ。
お土産に糞を塀の上に残してる・・・。

　早速梅の一部４ｋｇを干す。太陽で赤く焼けてつやつや光っていたが、今日はしなびてきた。

　だれもが、宇宙の無限の力を秘めた「小宇宙」。
　だから、あの「太陽」も自分の中にある。
　輝く「銀河」もある。
　星々をわたりゆく無数の光が、この胸の中にある。

この散文詩を読んだ時、そうなんだと我とわが身に・・・。

　歳時記には息つまるような暑さになることがある。これが夕凪で、瀬戸内海地方で甚だしいと。
　　　　　　　　　　　　　　「夕凪や　出会った人も　無口なり」

　１８８５年の今日、栃木の宇都宮駅で、おにぎり２ケとたくわんを添えて、竹の皮で包んだ弁当を５円で販売したのが、駅弁の始まりという。
　最近はあまり列車に乗ることが少ないので、駅弁にありつけない。

　このところかなちゃんは、筋トレ・脳トレに励んでいる。筋トレはジムに行き少し筋肉が付きだし効果があらわてきたと喜んでいる。　脳トレは最近新しく短歌も加わえ、ああでもないこうでもないと、頭をひねって脳の活性化に励んでいる。

　汗だく承知で、先日剪定した貝塚の木を３分の１ほどを束にする。
じっとエアコンの部屋で本ばかりも読めづ、熱中症に気をつけて動かねばと。
　夏は全身から汗を流すことの心地よさ。

昔は体格のいい蚊？がブーンと羽音をたて飛んで来ていたので、すぐ分り叩いたりしていた。　だが今は近代化されてスリムになり、音もなく知らぬ間に射されている。

　一階のリビングのエアコンが丁度来客の時、スイッチが入らなくこの暑さで参った。
だが何とか応急処置をして動きだし助かった。　

　　　　　　　　　　　　　「睡魔をば　扇で隠し　句会かな」

　日除けが目的で大きな葉が茂ったが、やっと初ものを早速野菜ジュースーに混ぜて飲んだ。　ゴーヤににんにくでこの夏を乗り切らねば。

　昨日は早朝から蝉の鳴く声が響いていた。おお〜我が家の庭の蝉が一足早く梅雨明け宣言かと思っていた。　ところが雨となり１０日にならぬと晴れないようだ。

　　　　　　　　　　　　「初蝉や　一頻り鳴き　何処へか」

　まだ梅雨は明けてないが、２階の東と西の部屋に日除けを取り付けた。
毎年取り付けているので慣れてはいるが、今年も格好暑い夏になりそうだ。

　丸亀の親友に連れて行ってもらい観てきた。
山竹氏の「朝霧桜花」の霧がいい、また長野の「春雨の御射鹿池」は昔旅してきたので懐かしかった。　人物では岬氏の「通り過ぎる女」と池田氏の「追憶」が良かった。
他にも力作があった。

その昔新しく梅を漬けこむと、今まで食べていた梅干の壷の赤紫蘇を筍の皮を三角に折って入れ、その汁をちゅうちゅうと吸っていた、子供心に思い出がある。
　今考えても夏場に塩分の入った酢を取ることになり、夏ばて防止になっていたのだ。

　家の西側の貝塚の木が茂り過ぎたので、午前中２時間余ほど剪定をする。
塀の上まで切り風通を良くした。　午後から今年一番の気温上昇となりエアコンを入れる。

　熱中症で近くの人が運ばれて行ったようだ。いよいよ本格的真夏到来となる。
ご近所のあるご夫婦は暑い日中は、スーパー巡りをして涼を取るちゃつかりさんも。
とても合理的で利口だなあ〜。

　　　　　　　「かえり来ぬ昔を今と思ひ寝の夢の枕に匂う橘」　　式子内親王