つ れ づ れ 歳 時 記


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過去の歳時記


晴天続き 2016/05/31

 皐月から水無月へと。
来月に入ると7日頃から梅雨に入るかも知れないようだ。 晴天続の今を・・・。



完璧さに飽きる 2016/05/30

「旅をする木」・・・
 アラスカ北極圏へと流れるポーキュパイン川のほとりに、グッチン・インディアンの村、オールドクロウ(年老いたワタリガラス)にいます。ここではワタリガラスは多く見かけるが、少しでも人間が近づいたら飛び去ってしまう。
この鳥は、インディアンをはじめとして、アラスカの先住民の創世神話の中で必ず登場する、何か魔力をもった不思議な鳥です。 つまりワタリガラスがこの世を作ったと言われています。
初めは苦しみや醜さのない幸福な世界に仕立て上げたのに、ワタリガラスはいつしかその完璧さに飽きてしまい、この世の中を不完全なものに作り変えたというのです。 そして人間は、ワタリガラスがこの世界に作り上げた不完全な創造物のひとつです。
     示唆に富む話であると思う。  雨が上がり午後から上天気となる。



百合が咲く 2016/05/29

 庭の白百合が咲いた。 たった3,4本の花でも心和ませてくれ豊かにしてくれる。
雨も大降りになるでもなく、またやむこともなく午後から降り続いた。



四葩 (よひら=紫陽花) 2016/05/28

 近所の方に2〜3年前もらっていた紫陽花、大きい鉢に植え替えたら蕾を付けてやっと開き初めた。ピンクの綺麗な花である。 何でも花びらに見える「がく」が四枚あるから「よひら」とか。 それにしても日本語は色々と呼び方があるものである。
 
            「しとしとと 雨で四葩は 艶をまし」 



旅をする木に・・・ 2016/05/27

 ある考古学者がキャラバンを組んで、山岳地帯を旅していると、シェルパがある日ストラキを起こしてしまった。 先を急ぐ学者は日当を上げよと言うのかと思い、上げる話をする。ところが通訳を通じで彼らはこう言ったと言うのだ。
 ”私達はここまで速く歩き過ぎてしまい、心を置き去りにして来てしまった。
 心がこの場所に追いつくまで、私たちはしばらここで待っているのです”

 何か現代人が忘れかけていることを突かれたお思いがする。



桑の実 2016/05/26

 昔は実家でも養蚕業を営んでいた。 蚕に食べさす桑の木をたくさん植えていた。
この季節はよく桑の実が大きくなり熟れ、学校帰りによく食べ口の傍が紫色になっていたものだ。



ふと気がつけば 2016/05/25

           「卒業の 寄せ書きめくる 走り梅雨」

  少年易老学難成 一寸光陰不可軽
   未覚池塘春草夢 階前梧葉已秋風

  少年老い易く学成り難し 一寸の光陰軽んずべからず
   いまだ覚めず池塘春草の夢  階前の梧葉すでに秋風

         朱子学で宋朝の学者、朱熹の有名な詩



口腔ケア 2016/05/24

 最近よく取り上げられ話題になっている。歯だけでなく口の中の清潔。また乾燥するとウイルスや細菌が繁殖して悪さをするよだ。小生は夜寝る時に口にセープを貼って寝てる。そのせいか風邪にもかかりにくい。そして舌が白く汚れてくると、専用の柔らかいブラシで洗い落としている。
熊本の被災地では飲む水さえ少ない時があり、洗面や口腔など後回しとなり、高齢者に細菌が繁殖してそれが、横になって寝てることにより誤嚥を起こす。その結果肺炎で数十人が亡くなっていると言う。また歯槽膿漏などで命取りにもなる。
口腔ケア侮る無かれ。



接骨院へ 2016/05/23

 膝痛で病院で先日診てもらったが、今日は近くの接骨院へ電気マッサージをあてに行った。少し硬くなってる筋肉をほぐすのが目的で、一回だが大分楽になったようだ。
何でもやってみるもだ。



星野道夫「旅をする木」 2016/05/22

 かの有名な写真家でアラスカで、熊に襲われ亡くなっている。
まだ買って来たばかりで、本題の「木」のとこまでも行ってなく何頁も読んでないないが、何故この本を読む気になったかは又後日書くとする。
「北国の秋」の章で・・・
自然とは、何と粋なはからいをするのだると思います。一年に一度、名残惜しく過ぎてゆくものに、この世で何度めぐり合えるのか。その回数をかぞえるほど、人の一生の短さを知ることはないのかもしれません。 
アラスカの秋は、自分にとって、そんな季節です。 



お天気続き 2016/05/21

北国北海道が連日30℃を越えて、日本一の暑さとなっている。
ここ香川はまだそこまでは高くはなってない。 
 散歩も朝早くは本来血圧の関係であまりよくないと、日中はとても暑く夕方となる。
東の空には夕陽を反射してか?赤みを帯びた月齢14・3の満月に近い月が登ってる。



べら釣り 2016/05/20

 夏井いつきの「一句一遊」で読み上げられたよと、妹からメールが届いた。
子供の頃家の前が海だったせいもあり、よく蛸取りや魚釣りをしたものだ。
まだ小学生のころであった。 

           「べら釣りで 振りたる竿と 共に海」



町の健康体操 2016/05/19

 今日は町内にある、四国医療専門学校の生徒男女4人も参加した。
最初に自己紹介をする時出身地を名乗った。その中で男女2人が徳島からとのことで、インストラクターや皆の要望に応えて阿波踊りを披露して見せてくれた。
高卒したばかりの若い子等さすが、徳島っ子・・・大喝采であった。



名刺 2016/05/18

 勤めていた当時の名刺をかなり、前に整理してたがまだま数2〜300枚残っている。もう会うことも無いしと捨てかけたが、その一枚一枚にセールス・エンジニアとしての苦難の歴史、思い出が懐かしく甦ってくる。 そして今の我を励ます。



夏帽子 2016/05/17

         「手にとれば 月の雫や 夏帽子」  泉 鏡花



雨が 2016/05/16

久し振りに雨らしい雨が降った。沖縄は梅雨入りとニュースが伝える。
 第5回うたづ町民写真展・ユープラザで1ケ月間。 展示する写真を焼いてきた。



麦も熟れだした 2016/05/15

 大麦など沢山の穂の中には、病気か何かで真黒なのがある。壊れると飛び散り他の穂まで汚すので、そっと抜いて処分してたものだった。

           「黒穂抜き 墨弧を描き 空に舞う」



 夏蒲団 2016/05/14

昨日からかなちゃんは羽毛蒲団のカバーを洗い、今日は羽毛を干して乾燥させて片付けていた。 今夜かは夏用に替わるようだ。こうして季節は巡る。



梅雨もそこまで 2016/05/13

 お袋が初めて浴衣を縫ってくれた思い出は忘られず嬉しく、急に大人になった気がした。

            「初浴衣 大人入りした 十七歳」



膝痛 2016/05/12

 もう1ケ月以上前から左側が折り曲げると痛むので、整形の関節外科に行ってみた。
レントゲンを撮ると、関節は全く悪くなく50代の人と同じで凄いとほめられた。
だが、その手前の筋肉が痛いので、漢方薬とぬり薬1週間分で様子を診ることになった。  自分でマッサージはしるが、医師はどんどん歩いて良しと・・・。

             「待合で うたた寝してる 夏近し」



雨もやみ青空が 2016/05/11

           「登れども のぼれど遥か 雲の峰」



春霞 2016/05/10

 すっかり瀬戸内は大橋も真島も、すっぽり霞みに包まれ真っ白で何も見えない。
聞こえるのは船のエンジン音のみで、傘さして我一人散歩する。

            「春霞 瀬戸の島々 呑み込めり」



トーキビの移植 2016/05/09

 二粒づつ蒔いていたトーキビを、やっと植える処が出来たので、明日あさっても雨と云うので小雨降る中移植してきた。 土いじりのまるで子供のままごと遊びである。
 これでも出来た時は小さくても、買うのより取りたてだから甘い。



マーガレット 2016/05/08

 詫間のフラワーパーク浦島へ行ってみた。花は咲いてはいたが、もう少し考えた配置の植え方はないものか といらぬお節介。 
会場は多くの見物人やカメラマンで駐車場は一杯であった。 折から大陸からの黄砂で春霞となっていた。



まむし 2016/05/07

「小満や 一升壜に 赤まむし」  斉藤 美規 

 田舎では昔まむしを見つけたら、強精剤になると捕まえて壜に入れたり、皮をはいで小枝に巻き付け乾燥させたりしてた。 特に闘牛の戦いの前には、気が荒くなると必ずまむし(はめ)を飲ませていた。 田舎の方では蝮のことを はめと呼ぶ。
 



休暇村 2016/05/06

休暇村協会から小雑誌のパンフレットが届いた。 NHKの真田の特集も載っているが、春には館山に行ったが、さて何処かに出かけるとするか?。



扇風機 2016/05/05

今年は早々にもう扇風機をひっぱり出した。エアコンを付けるほどのことも無いので。
 寒さには強いが暑さには弱いのかな?



女郎蜘蛛 2016/05/04

 庭の月桂樹の木のに生まれたばかりのような、小さな女郎蜘蛛が巣を張っている。
子供の頃はこの蜘蛛を何匹も飼って、喧嘩をやらせ遊んだものだ。
蜘蛛といってもこの蜘蛛はしなやかで、白・黄・黒の模様がとてもきれいである。
鳥に食べらねばいいがと心配してる。



クモの巣会 展を見る 2016/05/03

 うたづフォトクラブの会員の 入口孝厚氏他の作品展だ。
写真・盆栽・彫刻・焼き物・絵画・陶芸・手芸・ちぎり絵・絵手紙など様々であった。
焼物の県展常時入賞の稲木敏明氏の壺や、手芸で北村和子氏の作品はさすがと思った。 やはり何か打ち込めるものを持つ人は幸せである。



衣替え 更衣 2016/05/02

        「一つ脱いで 後ろに負ひぬ 更衣」 芭蕉

我が家でも今日は天候が良いので、冬物と夏物の入れ替えをした。
折角の晴天なので、冬物は太陽にあて風を通してからしまう。
更衣整理に疲れのびそうだ・・・。 



皐月となる 2016/05/01

今日は八十八夜 と聞くと急に暑くなるが、実際ここ香川は27℃と日本一夏日だ。
新緑の若葉ももうかなり色濃くなってきた。

文部省唱歌
    夏も近づく八十八夜
    野にも山にも若葉が茂る
    あれに見えるは茶摘ぢやないか










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