「掌で　　ころがされける　　里の秋」　

　　「中国を旅してきた　「シルクロードの旅の詩」にまだかかれない。
あまりの多くの歴史と人物達、いいかげん事は書けず頭を悩ませている。

　　寝かされている遺体を前にして　　　　”生きている今を如何に”

　　昔隣に住んでいて、今は満濃の山の中で愛犬スクールを経営してたが、肺がんで今日亡くなった。６９歳であった。
　奥さんから夕暮れになって連絡を受け飛んで行った。　かなちゃんが色々な段取りをとってあげた。　　夜道は猪が車にぶつかってくるので用心して帰れと・・・。

　夜汽車が灯りをつけて走っているのは、私はすきで絵になると思っている。
ところが同じ汽車（電車）を見ても寂しくて嫌いという人もいる。　それぞれに・・・

　　６９億７７３３万人で１分間に１３７人１日２０万１年で７千万人増加していると。
中国で人口の話が出て約１３億人だけど、掌握出来てないのが１億くらいいるかもしれないとか・・・。　５人に１人が中国人ということになる。
ちなみに日本は１億２千万余の微増である。　
遠い向こうの課題は如何なるのか・・・？

　　　　　　　　　　　　　　「楊貴妃も　　眺めた月を　　西安で」

　先日広島から西安への乗り継ぎの上海で、パスポートと同じか顔写真を撮られた。
台湾では撮られなかったが、日本も外国人の入国に撮っているのだろうか？。
それとも我輩の人相が悪かったのかな〜・・・

　　昨日今日この辺りの秋祭りのようである。　あいにくの天候で太鼓の音も聞えてこない。　遠く西空は明るくなって来たので、明日は天候も回復するようだ。

　　久し振りの半月めに　ご無沙汰してる畑に挨拶に行った。
にんにくがみな生え揃って１０ｃｍも伸びていた。　よしよしと誉めてやった。
大根は後から再度種を蒔いたところが、いやなのに〜といいながら芽を出していた。
オクラが鬼のように硬く大きくなり、おらしらね〜と空を指している。

　　昔よく「明治も遠くなりにけり」と言っていたものだが、昭和が当てはまるようになってきた。　宇宙の時間からみると針で押したほども無いのだが・・・・・。

　　西安は大都市大発展しているが教育にも力をいれ、嘉峪関は工業に、敦煌は観光にと、それぞれ力が注がれているように受け取れた。　だがどの都市も建設ラッシュでその国力をみせつけられた。

中国の西安〜嘉峪関〜敦煌を旅し、何処までも広大なる土地と歴史に触れて来た。

　　気分だけ若いつもりも　歳は歳・・・・・

　　　　　露草を踏みて坂をのぼるに　藁ぞうり濡れて足寒し　
　　　　　芋のつる刈りれば　　つるから白き液流れいでたり
　　　　　土を割り盛り上がるとこ　　掘り起こせば
　　　　　赤い肌の丸こい芋　　つるにぶら下がり４・５個顔を出す

　　　　　こうろぎがぴよんぴよん跳ねて　　ねぐら壊したと怒ってる
　　　　　段々畑に掘られた芋は　　陽をあびて日向ぼこ
　　　　　彼方の海では九島通いの船が　警笛鳴らして港へとはる
　　　　　時間はゆっくりながれ　　お袋の「昼にしょう」の声がする


　　

　暖かい一日であった。とても静かな一日であった。何もしない一日であった。
だが世の中はどんどんと変わって行って、取り残されている己に何時も気づくのだ。

　　この３日から少し風邪気味である。熱は無いが喉が赤くなっている。
寝込まないように医者にもかかる。　何のこれしきと思えども、なさけないなあ〜

　　やっぱりかなり日が短くなってきた。７時頃まで夕陽を追っかけていたが、５時になると暗くなってきた。　夜長を読書にあてればよいが、イスに座ると眠くなる・・・困ったものだ。　　取り残された風鈴がしきりに鳴っている。

　　高松に本社があるマルナカが、イオンに４００〜５００億で買収されたようだ。
社名は今まで通リで変えないようだが、中国四国で２００店にイオン１６０店を加えると３６０店舗にもなる。　独占が始まり物が高くなるかも・・・。
そして香川に税金が入らなくなるのでは？

　先日近くに山鳩が一羽飛んできて、しきりと鳴いていた。　こんな所に来ても連れはいないのではと心配してやる。　　　鳴き方の聞き取り方が地方で違うようであるが、　　　「どんが ぷーぷ　ぷーぷ　」　「どんが ぷーぷ　ぷーぷ　」
　あの鳴き方は郷愁をそそる、子供の頃里山でよく聞いたあの声・・・。

　　　　　　　　　　「　子等親を　　超えて都の　　月さやか　」

　　先日大根を蒔いた。　芽がでるまで乾かないよう水をやるようにと書いてある。
毎日水をやるので土が埋まって硬くなり、芽が出てこない。
　水を先にかけて土を湿らしてから蒔くべきだったのに。

　　神無月となりて何か心せわし。　夏バテ注意〜　空仰ぐ・・・