外国の古いドラマを見ていたら、タイプライターを叩くところが出て来てとても懐かしかった。事務機業界にいたので、和文や英文のタイプライターは事務所には無くてはならない必需品であつた。
無いところはカーボン紙を何枚も敷いて手書きしていた。

　　　　　　　　「贈られし　　ニューサマーオレンジ　　梅雨明ける」

愛用している自転車、先日から空気が抜けるので、昨日ムシが朽ちかけていたので買ってきて交換したがやはりだめ。やむなく自転車屋に持ち込むとパンクしていた。
自転車もメタポリとガソリン高で需要拡大を見込んでいるようだ。

ようやく少し稔りかけてきたなと思っていたら、カラスの　かーこにやられた。
ちゃんと大きいのばかり狙ってつついている。　早速脅しの鳥除けテープを張り巡らす。後手に回ってしまった。

友達４人で「日本画・写真」の県展を見に行く。場所が今年から県立ミュージアムになり一堂に展示出来ているので見やすかった。
県知事賞「絆」は白黒で余分な左右が暗く焼き込んであり、主張を浮き立たせている点ががさすがと思った。こんなのでもと思うのはやはり毎年ある。

家のかなちゃんはスーパーで綺麗な梅があったのでと、ついつい買って帰りまた漬けている。塩分を控えてホワイトリカーを入れてかびが来ないようにと。
梅干はよく食べはするので、無駄にはならないが・・・。

畑のトーキビの葉にまだ青蛙が陣取っていた。もうとっくに何処かに行ったと思っていたのに２０日以上も頑張っていたのだ。餌は害虫を食ってくれているようだ。
ご苦労さんと声を掛けてやったら、横を向かれた。

自転車で出たついでに、近くの灯台によってみた。７、８人の人が釣りをしていた。
何が釣れますかと尋ねると、何も釣れないがチヌを狙っているとのこと。
先日来の雨で海は濁っていた。
自分も子供の頃海が近かったのでチヌ釣りもしたが、あまり釣れた記憶がない。

家の横の街路樹の山桃が今年も実をつけていたのか、歩道に落ちて転がり雨に濡れている。　　　　　「山桃の　　北斗七星　　空仰ぐ」

雨のやんだ間に覗いて見たが、入り口辺りはもう終わりかけていた。何年ぶりだろう。

子供の頃は甘いものなど無く、学校帰りに桑畑のイチゴが黒紫に熟していると、みんな口が紫色になるまで食べとても美味しかった。実が青から赤にくなり黒紫色になったら食べられた。
　　　　　　　　　　「遠き日に　　口染めにけり　　桑イチゴ」

ピロリ菌除去のため指定された薬を朝夕欠かさず１週間飲んだ。
タケプロンOD錠３０　（補助剤？）　　　　　　　１錠
クラリシッド錠２００ｍｇ　（抗生物質）　　　　　１錠
サワシリンカプセル２５０ｍｇ　（抗生物質）　　３錠

結果は３ケ月後再検査で、効果が無かった場合は別の処置を考えるとのこと。
検査はいたって簡単、２回紙の袋の中に息を吹き込むだけ。
何はともあれ今までより一歩踏み出したことになる。

曇天であったが紫陽花を見に行く。花はそこそこに咲いていた。
意外と紫外線が強く日陰で一休みしてると、色々なカップルが通って行く。
老いたる両親をしきりにカメラに収める人、、施設の車椅子の人達、お母さんと娘さん絵を描くグループ、夫婦ではなさそうなカップル、様々な人生模様が花へと。

庭の一本の枇杷熟してきたので収穫する。塀の上にあがりひょろめきながら・・・
取れた枇杷は今年も近所に配る。大きく綺麗なのばかりあげて、家に残ったのは小さいのやしなびかけのくずばかりとなる。 でもとても喜んでもらえる。

今日も雨の予報が晴れてきて、庇のないところに張るのが一苦労であったが、思案の末やっと通路を取ってネットを張る。　後はゴーヤが伸びるの待つのみ。
　　　　　　　　　　「夏ばては　　ゴーヤチャンプル　　定番に」

日除け代わりにプランタンに植えているゴーヤ勢いがなく、東側の畑に苗を買ってきて植える。網を張ってと思っていたが、どうやら本格的梅雨に。
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　「ぽとぽとと　　出窓で踊る　　夜の雨」

　　　　　　　　　　　「地震来て　　顔見会わせる　　蟇蛙」

早明浦ダムが満杯と連日伝えられるので、この夏は水不足の心配はないようだ。
子供の頃家の裏に親父が井戸を掘り、この時期はいつもこんこんと井戸から水が溢れ出ていた。海岸端に住んでいたので渇水期となると海水がまじり飲めなくなっていたので、一キロほどの谷まで汲みに行っていた。その後何年かして水道が付いたが、水のあり難さは身に滲みて解っている。

胃の組織検査の結果は特に問題はなかったが、年に一回は検査を受けるようにと。
やっぱりいたピロリ菌。それで「ヘリコバクター・ピロリ除菌療法」を受ける事にした。一週間薬を飲んで結果は再検査３ケ月向こうである。

１９４９年（Ｓ２４）６月２０日九州を通過した台風が、豊後水道でいわし漁をしていた、小舟に乗っていた多くの人達が犠牲となった。（数百人）
当時宇和島に住んでいて、４・５才年上の先輩が親の手助けで漁に出て３人も行方不明になり、木っ端微塵に砕けた舟と後日死体が浮き、変わりはてた我が子の姿に母親が大地を叩いて泣き叫ぶ声が忘れられない。

梅雨には台風は来ないという言伝えが仇になった。
この季節になるとふと思い出すのである。

もう室内でも今日は３０℃となったので、扇風機を出した。かたずける時に手入れをしてたのでそよ風を送ってくる。

又もや起きた通り魔事件、地球より重き人の命を奪う権利が誰にあると言うのか。
この怒り、この無念さ・・・　　被害に遭われた方々の御冥福をお祈りする。

最近よく自転車に乗るがギーギー音が出だした。チエンが油切れであった。
ところでこの爺さんの錆びた頭に注す油は・・・？

子供の頃と同じ気持ちで、煎った硬い豆を噛んで被せの一部がへこみ治療をした。
あまり噛みしめないでと言れたが、何だった奥歯をかみ締めてことにあたらなけば・・

ＰＣ仲間大勢で市の水道局が育てている菖蒲を見に行く。ＴＶのニュ−スでも流れたらしく施設など多くの方達が鑑賞に来ていた。勿論カメキチさんも。
午後から日差しもきつく暑かったが、麦藁帽子は我輩一人であった。

先月から来ていたが、古い日記を調べたりして、今日やっと社会保険事務所に出向き申請する。あまり見込みはなさそうだが区切りがつく。担当の方とても親切だった。

慢性胃炎持ちなので、毎年検査をするように言われていたのに、一年飛んでいるのでもしやと思っていたが、がんは見つからなかったのでやれやれであった。
でも爛れているとこを２個所から念のため組織を採るとともに、ヘリコバクターピロリ菌の検査もする。結果は来週に。

雨がやんだので出てみると、山からの土砂で海も黄色く濁っている。
時々通る散歩道には紫陽花が時を告げていた。
　　　　　　　　　「紫陽花の　　つゆに映れる　　麦藁帽」　　

三菱電子レンジＢＯＢＩＢ型が３年で制御基板が故障して修理となった。
電源スイチが入ったり切れたりする症状であった。
通販で一万余安く買えて喜んでいたが、保証書の関係で地元の電気屋に出してたら一万要った。
まあ形あるもの何時かは壊れるか・・・。

米搗き（玄米を白米にする）に行ってたら、一羽の雀が飛んできて此方に向かってペコリと頭を下げるので、床に落ちていた米を拾って撒いてやった。
　　　　　　　　　　「お礼にと　二段飛びして　　芸みせる」