２階に置いてた本箱、地震の時の事を思い一階に背の低い本箱を買ってきて移動。
ところがこれが中々方付かない。残す本と捨てる本。本は増えこそすれ減る事成し。　　あああの時　あんな思いで読んだ本　まだ読めてない本・・広げたままに・・・

元国税庁本庁にも勤めていた弟が、この度「瑞宝小授賞」を頂くことになったと連絡が来た。
宇和島の水飲み百姓の７人兄弟の次男として生まれ苦労もした。
それでお祝いをまだ健在の９３歳のお袋はじめ全員が集ってすることになった。
何か事がないと中々集まれないが目出度いことで集まるのは嬉しい次第だ。

２６日には愛媛の東予沖が震源で震度４だったが、このところ引っ切り無しに地震が発生している。それで早く来い、いや遅く来いと・・遅くなるほどエネルギーが溜まり大地震になる。さてさて・・・・。

満濃池の下のほたるの里にもう遅いとは聞いていたが、牡丹を見に行く。
まだまだ結構見れるのもあり、上段の高いところには今からのもあった。
昔から美人を　　「立てば芍薬　座れば牡丹　歩く姿は百合の花」・・・と

近くの山に　わらびを採りに行ったが、人が先に採った後だった。でも一握りあまりきれいなのが採れた。　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　「わらびこが　　木陰に隠れ　我待てり」

季節の変わり目は体調管理を怠ってはいけない。昔からこの時期のことを
「木の芽起こし」　と云って潜んでいた病などが出てくるとか？・・ご用心あれ。

今日はレモンの木を一本買ってきた。前に妹がくれていたのに植え替えをして枯らしてしまった。枯らさずついてくれるといいが。
　　　　　　　　　　　　「初恋の　味にもにたり　レモンかな」　　

　　　　　　　　　「ゴーヤ２本　　トマト５本植え　　初夏を待つ」　　

　　　　　　　　　「逃げられぬ　　渦に呑まれず　　突き進む」　

１０本ほどとーきびを植えた。隣の人が昨年は　からすに食べられしまったと云っていた。どうやら　からすと知恵比べしなければならないようだ。　カアー・・・

　　　　「明日の歴史を作るのは誰か　それは貴方自身である」

今日何を為し成し明日何を為さんとするか。若葉を吹き抜く風の色まして。

　　　　　　　　　　「雨に濡れ　　しわをのばせる　　花水木」

　　　　　　　　　　　「薫風に　　誘われ深く　　森にいる」

一坪ほどのところに植えていたえんどうが、やっと実をつけたが良く見ると、太陽が燦燦と当たるところがさやの付が多く、中のほうは風通しが悪いのかあまりなっていない。狭いところに詰めて蒔いて多く採れるかと思いき、とんでもないと・・えんどう豆。
少しばかりとれたので夕食はとりたての豆ご飯で。
　　　　　　　　「来年は　覚えていてよ　爺ちゃんよ」　・・・えんどう豆。

もうとっくに高い山に行かないと散ってしまったが、何故か山桜は日当たりの良い南面でなく、どちらかと云うと北面に多く自生しているように思う。
理由は知らないが、ぬくぬくではなく厳しさを求めているとしたら、人間も見習わなくては・・・。

今日は四国電力の伊方原子力発電所を見学。時代は資源のことを考えると原子力の時代へとなったことを感じる。

夜に入って雨が降り出した。先日の大陸からの黄砂を流してくれる。ついでに心の垢も。

　　　　　　　　　　「春謳歌　　すみれ一輪　　風に揺れ」

　　　　　　「ひばりはピーチクつばめとんぼがえり春たけなわ・・・」

緑地帯を自転車で気持ちよく走っていた。近くのマンションには洗濯物や布団が窓一面に干されて長閑で何か平和を感じながら、風を切る心地よさ。
ああもう昼前か。
　　　　　　　　 「春風の　　花の薫りも　　カレーにと」

剣山、山小屋の新居綱男氏の写真展（３０点）を見に高松の朝日新聞社にＫさんに連れて行ってもらった。やっぱり朝夕の光の中の写真が輝いていた。

昔、聞いた話だが出産は潮が満ちてこないと生まれないと、又反対に事故死は別として人は引き潮になって息をひきとると・・・。もともと人は海とは切っても切れぬ縁があり、さもありなんと思う次第。

昨日今日と家から歩いて登れる山、聖通寺山と青の山に。結構運動になる。
それでさえ悪い頭が歩かないと血が巡り行かない。部品交換しないといけないのかも？。

桜桜と気を取られていたら、もうすっかり新芽も葉を開き新緑となっている。
足もとに目をやればわらびがすくすくと伸び、季節の移ろいを感じる。
毎日とりとめもなく、ぼんやりしているのは我のみか・・・。

たまにはと先日役所まで歩いていった。浜街道の交差点で信号待ちをしていた。
すると、どの車も猛スピードで走ってくる。信号が赤になっても突込んで来る。
歩道で立って呆れている今は歩行者・・・・。
自分が車で走っている時は、何時も流れにのって走っていると思っているが、
目の前に見る光景と同じような事をしている。ぎりぎり赤でも止まったら追突されるから止まれないと・・・立場を変えると勝手なものだ。

「　押しの手で　　黄砂にかわり　　寒気団　」

　　　　　　　　　　　「故郷の　　今昔包む　　春霞」

　　　　　　　　　　　　「大陸の　旅人黄砂　音もなく」

先日来あれこれと振り回されていたが、今日はやっと散らずに待っていてくれた桃に会ってきた。あいにくの曇天であの鮮やかなピンクの輝きはなかった。