目次へ

生け花

 習っているのは「柳古流」です。明治年代末に創流された流派です。
高校の時より初め、途中、何年かは休んでいましたが、 娘が生まれた年に師範を頂き、今では、月に一度、研究会に出させてもらって勉強してます。やればやるほど難しくなり大変です。
ここでは研究会の花と気ままにいけた蘭の花を紹介します。

2005年度版へ 2006年度版へ 2007年度版へ 2008年度版へ  2009年度版へ 2010年度版へ 2011年度版へ 
2012年度版へ 2013年度版へ 2014年度版へ 2015年度版へ  2016年度版へ

             

     2017年 12月

     万 年 青 15枚

           
           花 器 − 水 盤

              形 − 本 手 


 真6枚、行4枚、草5枚

 基本形

 反り具合を見ながら合わせて行く

 霜よけ葉は寒くなるほど低く、12月は真の半部ぐらい

 実は二つが正面から見たとき真っすぐになるように

 草が横に向き過ぎ、前に出す様に

 以前の万年青は短く真は切らずにそのまま使っていたが

 最近の万年青は長くなっているので長くても45cmぐらいに留めておく

 剣山からはみ出さないように元の部分は細く切り落とす

 どうも万年青は反りが上手く合わない様で 85

 

 

 

             

   2017年  11月

     水 仙

                 

           花 器 − 小判型水盤

              形 − 二株生け



 向かって左に本手、右に逆手で

 本手は葉の長さを7、5、3cm 他を2cmぐらい

 逆手は真と行は一組の葉を分けて作る、草は普通に3枚で

 間隔は6、4、2cmぐらい?ハッキリと差のつく寸法に

 花も一本のものを真と行に使い分ける。

 形は練習の時の方が良かったので練習の時の写真を載せる

 研究会では本手の真と行のひねりをとり向かい合うように

 逆手の方は足が高すぎるとのご指摘が

 研究会の時は焦りが出てしまう、まだまだの 85 

 

             

     2017年 10月

     葉 蘭

           
           花 器 − 寸 胴

              形 − 本手 中流し


 真行草のほかに流しを添える

 真の真中ぐらいから水平に出す

 行は真の半分

 流しは出来れば真の前添えの中から出す

 流しはそのまま切らないで一枚を使うので細めでしっかりした葉を使う

 真の前添えをあまり押すようであれば流しの前添えを少し細くする

 真に4枚、行に3枚、流しに3枚、草に3枚

 行に3枚の時は虫食い葉は後添えを兼ねるので長めに 

 虫食いの状態は普通の葉の形で虫食い状態にする

 行は思い切って溜、前添えに乗せるような感じにする。

 全体には綺麗に入ったとのお褒めの言葉の後に

 行が長すぎ、流しの出る位置が高すぎるとのご指摘が、流しの時は行は真の半分、その位置から流しが出る。 85

 

             

   2017年  9月

     秋の草

                 

           花 器 − 水盤

              形 − 盛花 立体 本手



 薄 3本、 女郎花 3本、 竜胆 3本、 吾亦紅 1本、 小菊 2本

 薄を真、女郎花を行、竜胆を草に

 薄は花のほかに切り落とした葉をうまく入れる。

 女郎花は花を少し整理、行以外に入れる時はさっぱり目に

 竜胆も花の整理を

 薄以外の花材は花の整理をする。

 行の女郎花の下に出ている枝は落とし添えに一本入れる

 行の挿す位置が後ろ過ぎてもう少し手前に挿す様にご指摘が 85

 

 

             

     2017年  8月

     葉蘭 ・ 向日葵 ・ ソリダスター

           
           花 器 − 自由 ・ コンポート

              形 − 自由花


 自由気ままに

 独創的に

 会場では黒のコンポートを使用

 生け花と言うと何となく動きの無いイメージがあるので

 今回はわずかな風でも揺れるように葉蘭を細く裂き使用してみた。 90

 それなりにみなさん生け込んでいたようで今回は全員が 90 でした。 

 



 

 



 

             

   2017年  7月

     桧葉

                 

           花 器 − 寸胴

              形 − 自由



 自由と言うことで好きな草流しを

 行が溜めが足りなくてもう少しもとで溜めるように

 本手と違い真の半部ぐらいで吊行と言う形にする。

 花材が細くて溜めても戻りやすかった。

 流しはきれいに入っていたとお褒めの言葉が。90

 家で入れ直してみたがだいぶ乱れてしまった。

 

 

 

             

     2017年  6月

     菖蒲 ・ 鳴子百合

           
           花 器 − 小判型水盤

              形 − 二株生け 菖蒲 本手 ・ 鳴子百合 逆手


 菖蒲は本手で花が5本、真に2本、行に1本、草に2本、葉が7枚

 鳴子百合は3本で逆手で

 鳴子百合の真と行が向かい合うように

 菖蒲の半分ぐらいの寸法。

 研究会には行けなかったので練習に生けた花。

 

 



 

 



 

             

   2017年  5月

     杜 若 ・ 太 井

                 

           花 器 − 水盤

              形 − 杜若 逆手 ・ 太井 本 手  



 杜若 35cmぐらい、 太井は倍の70cmぐらい

 今回は13本、真に5本、行に4本、草に3本最後に真中に一本。

 バランス良く生ける、真の3本目が少し長かった様で少し詰めるようにと

 それに合わせ順次詰める。

 草の開きが足らない様で間口が狭くなってしまう癖があるようだ。

 写真で見るとバランスの悪さがよくわかる。

 杜若の水切葉は左右同じくらいの葉巾のものを使う

 今回は左右極端に違いすぎたのでご指摘が まだまだ 85

             

     2017年  4月

     木苺 ・ アイリス ・ 孔雀草

           
           花 器 − 水盤

              形 − 盛花 本手 傾斜


 行以外は手前に傾斜

 真に枝ぶりの面白いのを使ったのだが

 草との位置どりや幅が取り難いので

 こった枝は選ばない方がよい。

 役枝や全体のバランスがとり難い。

 木苺は葉が大きく開き過ぎている時や蕾など混んでいるものは間引く。

 盛花は形があるもののバランスのとり方難しく、苦手である。 85

             

   2017年  3月

     桜

                 

           花 器 − 寸 胴

              形 − 本 手 ・ 草 流 し



 草を水平に長く生ける。

 行は吊り行、やや手前だし真の半部ぐらいの寸法。

 吊り行は溜は普通に溜めるのだが真中あたりから起こす。

 今回は枝が多すぎて、もやもやした感じが多かったのでもっと枝を整理した方がよいとの指摘 85






             

     2017年  2月

     赤芽柳 ・ 薔薇 ・ ドラセナ

           
           花 器 − 水盤

              形 − 盛花 本手 傾斜


 東京ドームの蘭展のため研究会には出席できないため練習での華を

 本来は黒芽柳に赤いドラセナなのだが材料が無く色違いで

 真の傾斜が足りないとのご指摘、最近の傾向で立ち過ぎている人が多いと。

 ドラセナは葉をばらして空いているところに添えてやる。

 盛花もたまにやると難しい。







             

   2017年  1月

     椿 ・ 菊 ・ 菜の花 ・ スターチス

                 

           花 器 − コンポート

              形 − 自由 



 花材は各席ごとに配布されたもの。

 花器は花形や花材に各自合わせて選択。

 同じ花器を重ねてみたがあまり意味が無かった様な

 面白みに欠けている様な、 悔いの残る一杯でした。 出席したということで 100






             

     2017年  1月 正月の華

     白 梅 ・ 紅 梅 ・ 千両 ・ 万両 ・ 水仙

               レリア (アンセプス)


           

           花 器 − 信楽焼の壺

              形 − 投げ入れ  



 お正月の生け込み。

 今年は庭の紅梅に山芋の蔓が絡んだものをそのままに、千両、万両、水仙をまとめて入れてみた。

 添えに温室で咲いていたレリア・アンセプスを、これもまとめて

 チョット窮屈そうだがたまにはいいか。


目次へ