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生け花

 習っているのは「柳古流」です。明治年代末に創流された流派です。
高校の時より初め、途中、何年かは休んでいましたが、 娘が生まれた年に師範を頂き、今では、月に一度、研究会に出させてもらって勉強してます。やればやるほど難しくなり大変です。
ここでは研究会の花と気ままにいけた蘭の花を紹介します。

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2012年 12月

水 仙

           

花 器 − 寸胴

         形 − 本手



 各寸法、袴の高さなどを基本の通り。

 立こみで真と行を右端をそろえて縦に入れる。  真と行の横に草を入れる。

 普通は四枚葉を使うのだが三枚葉で袴を取り四枚にして入れるので細くて入れにくかった。

 真の一番長い葉が手前に向くように最後溜める。 

 草の花がずれていた葉の間に来るようにのご指摘が 90

 家での寸胴が先月の万年青がもっているので薄端に入れてみた。

 

             

     2012年 11月

      万年青 15枚


           

           花 器 − 寸 胴

              形 − 本手



 真 ・ 6枚、 行 ・ 4枚、 草 ・ 5枚

 立木密、広すぎず狭すぎずに今回はチョット狭かったので後の養い葉を入れずらかった。

 真の寸法を決め、おおよその寸法と葉の組み合わせを決める。

 最初に手前の養い葉を入れ真、行、草の順で最後に実を入れる。

 反り具合などを見ながらピッタリと合うような葉を選ぶ。

 行の前添えがよれているので見苦しいところがある。

 このような葉は真などに使い隠れるようにすると良いとのご指摘が。

 今回は研究会に出られなかったので練習の時の花を載せます。

 

 

             

2012年 10月

葉 蘭 11枚

           

花 器 − 寸胴

         形 − 逆勝手



 左右逆に生ける。

 真 4枚、 行 4枚、 草 3枚

 真の葉は陰葉(葉の右側が広いもの)を使う。

 少し大きくいけてみたのだがバランス的に草が少し小さかった

 草が真よりも少し出るくらいの方が良いとのご指摘、家に帰ってから入れ替えた。

 最後に止めておいた紐を外すと足が離れた。 85

 

             

     2012年  9月

      小 菊 11本


           

           花 器 − 寸 胴

              形 − 束生け ・ 逆手



 真 ・ 4本、 行 ・ 4本、 草 ・ 3本

 それぞれをまとめて生け込む感じ、蕾、花が上下に差が着くようにカットする。

 真を入れ寸法を決め、行、真、草の順で入れる。

 木密は立木密。手前に行、左に草、右に真が入るようにする。

 菊溜を使うのだが茎に対して斜めに入れる、横に入れると繊維を切ってしまい折れやすい。

 以前一回やったような記憶があるがほとんど忘れている。

 練習の時は寸足らず

 研究会の時は草と行が溜が足りなかったで 85

 時間に多少余裕が有り、葉を整理していたら取り過ぎたようで透き過ぎているとのご指摘。

 

             

2012年  8月

晒 三 椏 (さらしみつまた) ・ 向 日 葵 (ひまわり) 2本 ・ 旭 葉 蘭 2枚

           

花 器 − コンポート

         形 − 自由



 好きなように自由生け

 自分でコンポートを選び生ける、簡単なようで難しい。

 独創的な生け方が良いと言うが何が独創的なものか?

 研究会では黒の浅い舟形のコンポートを使う。

 家に帰って生けてみるとチョットイメージが違うような。

 少しこじんまりとまとまりすぎたかなと思ったが先生方に人気があり 90

 

             

     2012年  6月

      雷 電 ・ 菖 蒲 花 3本 ・ 葉 3組 ・ ソリダスター少々


           

           花 器 − 壺

              形 − 投げ入れ ・ 本手



 雷電(ナナカマド)は葉を整理する

 菖蒲など花を高目に生ける時は真の寸法を少し短めに

 出ている部分で50cmぐらい。

 菖蒲の花が不等辺三角形になるように。

 投げ入れ位置関係が難しくて、いつも真と草が開き過ぎ。

 真前は真に添わせる様に、行が中心より左に来るように。

 前面は真側に、などなど

 一つを直すと他の所が動く。まだまだの85

 

 

             

2012年  5月

孔 雀 草 ・ 燕 子 花 (花 二本・葉 五組)

           

花 器 − 小判型水盤

         形 − 二株生 (孔雀草・本手  燕子花・逆手)



 孔雀草を向かって左に本手で、右に燕子花を逆手に生ける

 孔雀草は私は初めての花材、真の長さは水盤の1.5倍、自宅には無いので研究会での丈。

 茎をつぶすようにして溜めるのだが加減が難しい。

 元の方だと枝の重みで折れてしまうので補修する時は枝を添えてテープで巻く

 枝先の方は思い切ってつぶして溜めると良い。

 下葉や真と行の分かれ目をきれいにする。

 真などは先端部を使うが添えは場合によっては途中の部分を使う。研究会の時は燕子花の草と孔雀草の行の溜が弱すぎるとのご指摘が。初めてにしてはまあまあの85

 

             

     2012年  4月

      木苺 ・ カラー 3本 ・ スプレーカーネーション


           

           花 器 − 水盤

              形 − 盛り花 ・ 逆手 ・ 傾斜体



 盛り花で逆向きに生ける。スプレーカーネーションがなくて少し大きめの花になる。

 久々の盛り花で間隔がつかめない、簡単なようで意外に難しい。

 どうしても本手の癖で左よりになってしまう。

 真の木苺が葉が茂りすぎで頭の方を少し整理。

 草のカラーの向きが悪い。中間のカラーがもう少し右に。などなどご指摘が多かったが綺麗に入っているとの一言が救われる。 85

 

 

             

2012年  3月

彼 岸 桜

           

花 器 − 寸 胴

         形 − 逆 勝 手   



 逆に生ける

 ふだんやらないので意外に難しい。

 花がほとんどなく枝の線だけでだし、ごまかしが効かない。

 真の添えを後から入れたが前から

 行が少し下から出ていたのでもう少しつけた方が良いとのご指摘。

 まあまあの 85

 

 

             

     2012年  1月

      白 梅 ・ 大 王 松 ・ アマリリス ・ 葉ボタン ・ 千両


           

           花 器 − 信楽焼の壺

              形 − 投げ入れ  



 お正月の生け込み。

 庭の白梅の枝を落としたものを入れてみました。

 つぼみはまだ固く咲かないかも知れませんが、咲いた時のことを思い浮かべながら。

 千両、これも庭で栽培しているもの、だいぶ伸びたものの日よけをしていないため少し焼けている。

 大王松、アマリリス、葉ボタンは「ゆきとみ」さんから購入 ホームページ ⇒⇒⇒ クリック

 お正月の投げ入れなので気楽に。少し入れ過ぎかな?

 アマリリスの茎のもちが意外に悪かった。

 




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