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生け花
習っているのは「柳古流」です。明治年代末に創流された流派です。
高校の時より初め、途中、何年かは休んでいましたが、
娘が生まれた年に師範を頂き、今では、月に一度、研究会に出させてもらって勉強してます。やればやるほど難しくなり大変です。
ここでは研究会の花と気ままにいけた蘭の花を紹介します。
2009年 12月
水 仙 ( す い せ ん ) 3 組
花 器 − 寸 筒
形 − 格 花 ・ 本勝手 ・ 片落し
去年は水盤で今年は寸胴、木密は細めに入れ正面から見て一本に見えるように生ける。
真のよりを取りきれてなくてよじれている。
中溜が効いてなくて真の先端が中心に来ていない。
行の手前の葉は巾の広い葉を使うと足元が綺麗に見える。
草の足の位置が少し低いかも、本来は真の半分ぐらいから出る。
2009年 11月
万 年 青 ( お も と ) 17枚
花 器 − 水 盤
形 − 家 越 し
真 5枚、 行 6枚(覗に2枚)、 草 6枚(埋に2枚)、 実は1本
家の引っ越しでその家が末永く栄えることを願い生けこむ。万年青は引っ越しの時に良い日を選び、人より先に新居に移せば災いを免れるといわれている。
覗(のぞき・真と行の間で後方に生ける)と埋(うずみ・真と草の間で後方に生ける)は向かい合わせで2枚ずつ入れるのが家越し生けの特徴。
枚数が多いので剣山に治まるように注意して生けこむ。
行の上にも重ねるように1枚入れる。
真の霜よけ葉は真の前の葉の内側に入れ、実を霜から守るための葉で季節が進むほど短くなる。
覗は真の方から行の方に向くように入れる。
真の高さは45cmぐらいでそれぞれの後添えは細めの、前添えは広めの反りの無いものを使う。
あとはバランスの問題、見る位置、反りの加減でだいぶ違う。
上から見た絵、行と草がもう少し前に来た方が良いような。⇒⇒⇒ クリック
研究会には行けないので練習の時の花。万年青は溜めることは少なく生けるのに楽そうだがそれぞれの葉の選び方で違いが大きく出てきたしまうのでかえって難しかも、今回も反省のみ。
2009年 10月
葉 蘭( は ら ん ) 13枚
花 器 − 寸 筒
形 − 格 花 ・ 本手 ・ 草流し
真 5枚、行 3枚、草 5枚。
毎年のことだが難しい。
今回は草の前と虫食い葉の入れ方に特に注意して入れてみた。
真の葉が先端の向きが逆に向くのと少し巾が広すぎかも。
中溜が効いていないため、つ立った感じがする。
2009年 8月
パンパス 2本 ・ 向日葵(ひまわり) 2本
新西蘭(ニューサイラン) 3枚
花 器 − コンポート
形 − 自 由
思い切って創造性を出し、自分の好きなように。
コンポートに合わせバランス良く。 それぞれの花材を生かし、かつ奇抜に?
左側に出したニューサイランを波打たせようと思っていたら縦に割れてしまい、編みこんでみた。
奇抜つ性と努力は認めてもらえたが編んだため細くなり他のニューサイランとのバランスが悪くなってしまった。
研究会ではコンポートは青い長方形の物を使っていたのだが、コンポートの割に全体が大きすぎて、3cmぐらい全部切り詰めたほうが良いとの指摘。
練習のほうがアッサリ、活けられて良かった様な気がする。 自由ほど難しいものは無い。
2009年 7月
桧 葉( ひ ば ) 5本
花 器 − 寸 筒
形 − 格 花 ・ 自 由
自分の好きな形で生ける。
今回は草流しで。
行は真の半分。草は真横に水平に。
よく入ったのだが足の着きが良くなかった。
2009年 6月
花 菖 蒲
花 5本 葉 7組
花 器 − 水 盤
形 − 格 花 逆 勝 手
行、草を逆に行ける、葉組も逆。⇒ 葉組み
良く入ったのだが真の男葉の重ねを間違えてしまった、これで−5点、残念でした。
花は全体のバランスで、それぞれの葉組の中心に来るように入れる。横から見てもバランス良く葉が入るように。
花は白ですがホワイトバランスを蛍光灯照明に切り替えなかったのでピンクに出てしまった。
2009年 5月
杜 若(かきつばた) 花3本 葉7組
花 器 − 寸 筒
形 − 逆 勝 手
行、草を逆に行ける、葉組も逆。⇒ 葉組み
押葉から先に入れる。こみから下の部分があるので長さ調整がチョット難しい。
活けているときの目線とカメラの目線が違うのでバランスが違うように見える。
葉の枚数や花の本数が増えると真の高さも多少高くして全体のバランスをとる。
花は女葉より高くならないように。
もう少し溜てしなやかに、今回も反省点ばかり
2009年 4月
躑 躅 (つつじ)
透し百合 3本
著我 (しゃが)の葉 3枚
花 器 − 壷
形 − 投入れ 本勝手 傾斜体
投入れの基本。 百合の蕾の数は奇数にする。
著我の葉の曲線を活かし、わかるように百合の葉が邪魔ならカットする。
今回はなんとなく収まったが間口が開きすぎた、投入れはいじくればいじくるほどまとまらないような気がする、まだまだ勉強不足。
2009年 3月
彼 岸 桜
花 器 − 寸 筒
形 − 本勝手行流
行を水辺に伸びる枝のように活ける。
行に真を載せるのが難しい、中溜を最後の一溜が出来ない。
花材は多いのだが枝を選ぶのが難しい、花の付き方がよければ足がたりなかったりで途中、焦りましたが10分ほどの超過になりましたが出来上がればまあまあの自己満足。
行が広げすぎ、真の前が溜がたりなくて真全体のむきが左に向きすぎているのご指摘、まだまだですな。
2009年 2月
珊瑚水木 13本 ・ 桧葉 3本
花 器 − 寸 筒
形 − 本手 使い方自由
本手活け、型、珊瑚水木、桧葉の使い方は自由。
本手普通活けで
珊瑚水木は太い部分は溜め易く折れにくいが
細い先端の部分は溜が効きにくい。
草など短い部分は太い部分の切り落としなどを利用して入れる。
真の頭が中心に下りていない、行、草をもう少し溜。
本数が多いとなかなか一時間では入れきらない。今回も反省点が多い。
桧葉が水が落ちて生気が無かった、残念。
珊瑚水木 サンゴミズキ
ミズキ科、シベリア、日本原産、落葉灌木、シロミノミズキの変種で、枝はサンゴ赤で、冬の枝ものとして使用。樹高は1〜2mぐらいで枝は直立する。樹皮は血赤色でなめらか。
葉は卵形、または楕円形で長さ4〜8cm、表は暗緑色、裏は帯白色。花は5〜6月に咲き黄白色で径
8.5cmぐらいの集散花序。花たくは黄色後に桃赤色なる。果実は8〜9月に成果になる。
花言葉 「耐久力」
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