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生け花

 習っているのは「柳古流」です。明治年代末に創流された流派です。
高校の時より初め、途中、何年かは休んでいましたが、 娘が生まれた年に師範を頂き、今では、月に一度、研究会に出させてもらって勉強してます。やればやるほど難しくなり大変です。
ここでは研究会の花と気ままにいけた蘭の花を紹介します。

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     2015年  12月

          水 仙  3本


           

           花 器 − 寸 胴

              形 − 本 勝 手 



 基本

 真、行に4枚葉、草に3枚葉

 真に中開き、行に蕾、草に開花した花を入れる。

 真の寸法は溜める前の長さが35cmぐらい。

 先端と2枚目の葉の差は真は7cm、行は5cm、草は3cmぐらい。

 そのほかの差は2.5cmぐらい。

 葉はよりををとり真と行が向かい合うように入れる。

 袴の爪の向きと高さを合わせる。

 松葉は長く残さないできれいに切る。

 最後に真の先端の向きを注意し手前に向くように溜める。

 きれいに入ったとお褒めの言葉があったが真の下半部ぐらいが溜めが悪く行と開きが見られた。 85

 

             

   2015年 11月

  万 年 青  15枚

                 

花 器 − 水 盤

形 − 格花 ・ 本手

真に6枚、行に4枚、草に5枚。

溜めることができないので

反りの合うものを選んで組む。

久々の本手で行の丈に注意する様に言われていたが

生け上がってみるとやはり短かった。

いつもながら締りが無いような?

寸法通り入れると反りがあり短く見えることがあるので注意する。

今回は研究会当日に行けなかったので練習の時の花を載せることに。

 

             

     2015年  10月

          葉蘭 13枚


           

           花 器 − 寸 胴

              形 − 本 手 草 流 し



 草を水平に出す生け方

 草の寸法は立てた時の真の後添えぐらいの長さ

 草用にしっかりした葉をよけておいたつもりが

 入れてみると以外に弱く先が垂れてしまった。

 真の前添え後添えはバランス良く配置

 葉の反り癖があるの合おうように葉を選ぶ

 草物は縦込みだが葉蘭は斜めに入れる

 判っていたのだがなぜか縦込みで入れてしまい注意の紙が

 先生方には入れにくかったでしょうと、確かに。 85



             

   2015年  9月

  夏櫨 ・ 竜胆 3本 ・ 撫子 少々

                 

花 器 − 壺

形 − 本手 ・ 投げ入れ

真は壺の2倍に足の長さ。

真、真前、草が並びがちなので注意。

真、行、草、 竜胆の3本、撫子の3本などが不等辺三角形になるように。

行以外はすべて手前に傾斜する様に。

竜胆の花は少しつまみ頭を軽くする。

夏櫨の葉が表に向くように。

きれいに入っているが中間が寸足らず、いつもの伸びやかさが無いとのご指摘。 85

 

             

     2015年  8月

          向日葵 5本 ・ 八手 2枚 ・ ソリダスター 5本


           

           花 器 − コンポート

              形 − 自 由



 好きなように生け込む

 練習の時の向日葵は小さかったが研究会では大きなのが来た。

 練習の時と同じコンポートを使ったのだが向日葵との大きさのバランスが悪く

 ご指摘が、5本だが3本だけ使用しても良いと。

 家に帰って大きめの器に向日葵を3本で入れてみた。

 八手をどのように使うかが問題

 他の人は色々と工夫して入れていたが私はシンプルに?・・・・ 85





             

   2015年  7月

  桧葉 7本

                 

花 器 − 寸胴

形 − 本手 ・ 草流し

草を水平に真横に出し長さは真の後添えぐらいにする。

行は吊り行と言い、少し立てるように。

行が溜めどころ悪くきれいな吊り行になっていなくて

指摘され溜め直すと少し長くなる、寸法は真の半分。

今回の家元の総評は行に芯がのるように溜める。

確かに自分のを見ても溜めが甘くまとまりが無い。

草はきれいに入ったが足が高いとご指摘があり家に帰って少し切り戻しました。 85

先月6月は小田急線のトラブルで出席できなくて残念。

 

             

     2015年  5月

          太井 15本 ・ 杜若 花2本、葉 5組 


           

           花 器 − 小判型水盤

              形 − 二株生け



 太井を本手、杜若を逆手。

 太井の丈は杜若の2倍。

 太井は花を整理して真は出来るだけ真っすぐのものを使う。

 真行草は不等辺三角形になるように。

 草の丈は杜若の高さぐらい。

 そろわないように入れる。

 杜若はきれいに入ったとほめられたが

 太井がバランスが悪いと、確かに上の方に集まり過ぎているような?・・・・ 85



             

   2015年  4月

  額紫陽花 ・ カラー ・ いぼた 

                 

花 器 − 水盤

形 − 盛花 ・ 本手 ・ 傾斜

久々の盛花傾斜体。

行以外は前向きに傾斜。

額紫陽花は葉が綺麗に見えるように使う、

カラーは茎の曲がりで花の向きが変わってくるので草に使うものを最初に選ぶ。

いぼたもすべて前に傾斜して使うので枝ぶりに注意する。

全体のバランス、一直線状に並ばないように注意しながら入れ込む。

今月は研究会に行けないので練習の時の花を載せます。

カラーは足が弱いので何回も差し替えるとダメになってしますので補強してやると良い。

 

             

     2015年  3月

          桜 


           

           花 器 − 寸 胴

              形 − 中 流 し 



 去年に続き中流し。

 行は真の二分の一、流しも真の二分の一の所から出す。

 行はつり行と言い、真の分かれ目の所で下に溜、先端を上げる

 流しの時は本手に比べ手前に出す。

 研究会の時は時間に追われて入れる本数が

 少なくさびしい感じがしたので自宅で少し枝をたしました。

 行の足の入れる位置が真の後にくるようにのご指摘が、

 他にもいくつかご指摘があり・・・・ 85



             

   2015年  1月

  ネコヤナギ ・ トルコキキョウ ・ スターチス ・ フェニックス

                 

花 器 − コンポート

形 − 自由

1月は教養講座なのだが昨年から与えられた花材を自由に生ける。

花材は一人ひとり違い花屋さん任せ、席に着いて開けてみないと分からない。

花材を見てから生け方を考え花器を選ぶ。

研究会の時は細長いグリーンがかった深めの花器でしたが自宅には無いので浅い小判型の水盤を使用。

出席すれば教養講座と一緒で100点はもらえる。

春先の土手をイメージして与えられたすべての花材を使ってみました。

少しさがってみると足元が透けて剣山が見えるのでトルコキキョウの落とし葉などで隠すと良いとのご指摘。

 

             

     2015年  1月

     白 梅 ・ 紅 梅 
オンシジューム (オブリザタム) ・ レリア (アンセプス)


           

           花 器 − 信楽焼の壺

              形 − 投げ入れ  



 お正月の生け込み。

 いつものように庭の白梅と紅梅の枝を落としたものを入れてみました。

 枝を落とすのももったいないのでできるだけ蕾の付いていない枝だけ落とす。

 今年一年光り輝くように根締めにオンシを、枝の間を飛び交う小鳥をイメージしてアンセプスを入れてみた。

 梅の花が咲くのを楽しみに満開をイメージして生け込んでみました。

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