かなちゃんの友人で農家の方が、らっきよを持っ来て頂いた。　
掘ったままの根の付いたらっきょ。　土に埋まってなく日に当たったところは緑色をしている。　洗って根と茎を落と、何度か濯いで漬け込むようだ。　何といっても新鮮である。　
　　　　　　　　　　　　「らっきよが　　玄関までも　　匂いけり」　　　　　　

　選者の方が昨日亡くなられ、解散と言う電話が世話役からはいった。
先月のこと広報で会員募集をしていたので申し込んでいた。　選者は新居浜出身の方と聞いていたが、一度もお会いする機会は無かった。
　ご冥福をお祈り致します。

　２本植えていたきゅうり。よくなっていた方が原因不明で枯れてしまった。
やむなく同じ夏すずみの苗を、２本買って来て植えた。　少し時期がずれるのもいいかもと。

　金曜日の夜はテレビで８時からプロレスの放送があった。　力道山の空手リョプが人気を呼び、テレビの前は人だかりであった。　娯楽の少なかった時代、皆が金曜日の夜を楽しみにしていたものである。　もう遠い昔話となったが・・・。　

　２年前に東京国立がん研究センターで手術した胆管がん、６ケ月の検査にため２４日から上京していた。血液及びCTの検査結果は「常無し」と担当医から。
何時ものように東京に住む二人の息子達家族と、食事をしたり団欒のひと時を過ごした。

　よく奥歯にものが詰まる喩えがあるが、昨日の夕食の魚の骨が、上の糸切り歯の奥に詰まったと思っていた。　意外と見にくく取れないのでやむなく歯科医へ。
ところが詰ってなく、半分欠けていてた。　やれやれこんな事もあるのか・・？。

　菜園でミニトマトが１０ケくらいやっと熟れた。　手間を掛けて作ったものは味も格別である。

　　　　　　　　　　　　「昼寝して　　石槌の峰　　夢の中」

　まだ少し早いかなと思いながら、明日から雨の予報なので、まんのう公園の紫陽花を見に行く。やはり想像通りであった。もう一雨後の方が良いかもしれない。

　今年はつつじもさつきも写真を一枚も撮らなかった。　あの燃え上がるあけぼのつつじはもう何年も会っていない。　

　　　　　　　　　　「　蛞蝓が　枝豆の芽　食べており　」

　夕方から雨と言う予報が、朝からぽろぽろしていた。　午前中ちよっと出掛けていたので、午後から小雨のなか傘をさして、３０〜４０分ほど歩いて来た。
　海鵜が２羽　つがいか潜っては餌をとっている。　瀬戸内を通る船も霧にかすんでマストがやっと見える。　我の足音意外、静かな静かな午後のひと時。

　順番を待っていると、小学生の男の子が入って来た。　そしてテーブルに本とノートを広げて宿題を始めた。聞けば５年生とか、見るからに聡明そうな子で、数学はスケールを使って文字が水平になるように、どんどん回答をシャープペンで書き込んでいた。　昔は鉛筆だったが刃物は持ち込み禁止だろう。
この子達が将来の日本を背負って行ってくれるのだろうなと・・・。頼もしく思った。

　大阪の義妹がどくだみが欲しいと言うので、摘んで来て干していた。
今日やっと乾いたので送った。　我が家でも早速沸かして飲み始めた。良いか悪いか　どくだみの匂いが家中にしている・・・。

　　　　　　　　　　「　爺婆の　　体操笑う　　薔薇一輪　」

　近くで葬儀があった。そこの主人の母親か亡くなられたようである。　だが同居はされてなかったので、自治会には何の知らせも無かったようだ。
　家族葬にされたのであろうか、人の出入りの無かった。
もうそういう時代かも知れない。

　梅の粒の揃ったきれいなのが出たので、７ｋｇも漬けている。　
それとラッキョウも鳥取産を、待っていたようだ。　

　　　　　　　　　　「梅漬けて　一息いれる　お茶旨し」

　坂出市民美術館に見にいった。　１５０点に及ぶ作品が展示してあった。
ふと目に付いたのが、「干潟に集う」という坂出の谷　敏明氏の作品。夕焼けの干潟に人が何人か集まっている写真であった。よく見ると最優秀賞なるほどと思った。
　知人の方も出品されていて賞を取ってられた。

　庭に一本あるブドウの摘果をする。　小さいのは摘み、大きくても欲張らずに思い切って摘みとる。　たかが２０房くらいだが、これが上を向いてせなばならぬので意外と手間がかかる。　おまけに葉を食い荒らす黄色い　いら虫まで発生している。

　　　　　　　　　　　「　白鷺や　染まる夕陽に　　何想う　」

今年も庭の隅をとかげが走る季節になった。　時々顔を合わせることもある。

　　　　　　　　　「　鉢植えの　隙間行き交う　　青蜥蜴　」

　広報うたづの　文化協会紹介シリーズに、「宇多津俳壇」が会員募集していた。
此方から近くの方と３人で行ったが、講師は高齢で病院を入退院を繰り返し、欠席とのこと。集まったのは世話役を入れて６人だった。
各自が５句づつ提出し、世話役がそれを講師のところに持ってゆき、添削してもらうとの事。　ここも老齢化で後を引き受ける人がいないようだ。

　当分行ってなので、本当に久しぶりに出掛けてきた。　
秋のもみじ狩り、春の岡山への旅行も欠席してたので、心配をしていてくれていた。元気な顔を見せたので皆が喜んでくれた。　やはり出掛けるのが老化防止に一番である。

　　　　　　　　　　　「　白百合の　潮風に向き　凛として　」

　ニュースを聞いていて、北海道は連日の猛暑という。　沖縄は暑く北海道は寒いところという概念が吹っ飛んだ。　暖房器具は備えていてもエアコンは？
でも湿度が高くないのが救いのようだが、明日からは気温が１５℃も下がるとか・・・。
　友人は今どうしているだろうかと、メールをいれた。

　今日から予想通り梅雨入りした。　午前中まだ雨の降らないうちに、久しぶりに出かけた。
もうすっり麦は黄色く熟れているし、葉たばこが大きな葉そろえてよく育っていた。
　何かあるだろうと国営まんのう公園に行くと、休園日だった。

　九州地方と山口県が今日から、梅雨に入ったと伝えている。
四国地方も明日からの雨で、入梅となるだろう。

　　　　　　　　　　「草も樹も　梅雨待ちており　今朝の雲」

　明日から始まる写真展の展示に、　「ユープラザうたづ」に行ってきた。
４枚〜６枚も出している人も中にはいた。
今日から水無月だが、このところ各地で夏日を越え猛暑なっている。
　　　　　　　　「　戸口から　青水無月の　月夜かな　」　　一茶