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画期的(?)ぴったりトウシューズ早わかり表

 自分の足の形を分析し、自分に合うトウシューズを見つけるページです。

『日本人の足は本当に幅広?』と、『トウシューズの選び方』をお読みになってからこのページをお読み下さい。また『ボックスの形徹底図解』をお読みになってからの方がこのページは理解しやすいでしょう。


ポアントアイコンボックスの形の分類

 トウシューズのボックスの形は大きく4つに分類することが出来ます。ボックスを踏むなどして潰してから履く人が多いと思いますが、プラットフォームまではつぶれません。踏んで対応できる範囲にも限界があるということです。サイズやワイズだけでなく、自分の足はどのタイプに一番近いかを見極めて選ぶと、効率的です。

円すいタイプ(イエローゾーン)
プラットフォームが円に近く、上から見ると先細の台形で、横から見るとプラットフォームから履き口まで傾斜がきついタイプ。

合う足のタイプ

・ギリシャ先細型で甲が高い人

・エジプト先細型で甲の高い人

※エジプト型でかなり親指が長い人は、イエローゾーンの右よりのものが良いと思います。

円柱タイプ(グリーンゾーン)
プラットフォームが円に近く、上から見ると寸胴タイプ(四角い)で、横から見てプラットフォームから履き口までの傾斜が緩やかなタイプ。

合う足のタイプ

・スクエア型で甲が高い人、又は全体的に厚みのある足の人

・エジプト先広型で甲が高い人、又は全体的に厚みのある足の人

・ギリシャ先広型で甲が高い人、又は全体的に厚みのある足の人

つぶれた円すいタイプ(ピンクゾーン)
プラットフォームが平たい楕円形で、上から見ると先細の台形で、横から見てプラットフォームから履き口まで傾斜が緩やかなタイプ。

合う足のタイプ

・ギリシャ先細型で甲が低い人

・エジプト先細型で甲の低い人

※エジプト型でかなり親指が長い人は、ピンクゾーンの右よりのものが良いと思います。

つぶれた円柱タイプ(ブルーゾーン)
プラットフォームが平たい楕円形で、上から見ると寸胴タイプ(四角い)で、横から見てプラットフォームから履き口までの傾斜が緩やかなタイプ。

合う足のタイプ

・スクエア型で甲が低い人

・エジプト先広型で甲が低い人

・ギリシャ先広型で甲が低い人


ポアントアイコンぴったりトウシューズ早わかり表

 下の表は、トウシューズをタイプ別に分類したものです。まず、上の「ボックスの形の分類」で、自分の足がどの形に一番近いかを考えて下の表を見て下さい。(表の下の注意も必ずお読み下さい)

縦軸=プラットフォーム及びボックスの形(上に行くほど丸い、下に行くほど平たい)
横軸=上から見たボックスの形(左に行くほど先細、右に行くほど四角い)

足のタイプ別選ぶ目安

足のタイプ別に選ぶ目安は、下図のようになると思います。自分の足がどの楕円に属するのか、参考としてください。エジプト型でも先細の場合、図の真ん中辺、ギリシャ型でも先広の場合、図の右側、スクエア型の人は、足囲の広い・狭いに関わらず、図の右側のものが合いやすいと思います。

なお、この図も、上の早わかり表も、どのような「形」のトウシューズが合うか割り出すものであり、ワイズの広さは反映されておりません。表を参考に、どのトウシューズが合うか割り出し、幅狭の方は細いワイズを、幅広の方は広いワイズを選ぶようにして下さい。「足囲の広い・狭い」と、「足先の広い・狭い」、「ボックスの先細・四角」などの違いについてよく分からない方は、『ボックスの形徹底図解』を、よくお読み下さい。


*注 意*

この表は私が今まで履いたもの、見たものの記憶や印象を元に作りました。一度に全部を並べて比べたわけではないので、完全に正確というわけではありません。あくまでも参考程度としてご利用下さい。また、サイズやワイズの違いによって多少違うようです。小さいサイズの方が同じ種類の靴でもバランス的に見てプラットフォームが広めに出来ている傾向があるようです。

記憶や印象というのは、曖昧なもので、時間が経つにつれて自分の中で都合のいいように変わっていきます。適切でない位置にある場合もあるかもしれませんが、ご了承下さい。

新しいシューズが発売になって相対的な印象が変わった場合、自分サイズを手に入れて印象が変わってしまう場合がありますので、時々見直しています。

ここに掲載以外のトウシューズについては分かりません。

この表は、形で分類したものであり、ワイズの違いは反映しておりません。プラットフォームの広さと、ワイズの広さを混同する方や、先細のボックスを幅狭、四角いボックスを幅広と考える方が非常に多いようですが、全く別物です。よく分からない方は『ボックスの形徹底図解』をご覧下さい。

これは、外見上の形を比較したもので、私が履いてみてプラットフォームが広く感じたとか狭く感じたとかではありません。

ボックスが平たいタイプでも、日本人の場合は甲が高いタイプの人の方が、きれいにフィットすることが多いようです。日本人の中で甲が高めの人と、欧米人の甲の低めの人とでは、あまり高さに違いがないようです。

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ポアントアイコンヒント

エジプト型で・・・

●親指と人差し指、又は親指から中指まで長さが揃っている人

プラットフォームが中間から広めのものが合いやすいと思います。

甲高の人 → 薄いイエローからグリーンゾーン
甲の低い人 → 薄いピンクからブルーゾーン

●親指が極端に長い人

 左右対称のトウシューズの形から一番離れていると言えるこのタイプは、あまりに先細のものは親指の場所が無く、かといって四角すぎるものは親指以外の4本の指の先に空間が出来すぎ、難しいと思います。親指をまっすぐに保つことを考えると四角いタイプですが、親指の負担を考えると中間くらいの広さのものの方がいい場合があります。

 パッドは一定の厚さのものより、トーフローやボアタイプのパッドで部分的な厚みの調整をすると四角いタイプでもうまく行きやすいと思います。プラットフォームが広すぎるものは親指への負担が大きくなります。『トウパッドを選ぼう』


ギリシャ型で・・・

●人差し指が突出して長い人

プラットフォームが中間から細めが合いやすいと思います。

甲高の人 → イエローゾーン
甲の低い人 → ピンクゾーン

その中で足囲が広い人は幅広タイプを、狭い人は幅狭タイプを選びます。
こちらも、足囲が広いからといってプラットフォームが広い真四角なものを選ぶと、
人差し指ばかりに体重がかかり痛い思いをします。

 パッドは一定の厚さのものより、トーフローやボアタイプのパッドで部分的な厚みの調整が出来るタイプで空間を埋めるとうまく行きやすいと思います。『トウパッドを選ぼう』

★このタイプでも先細のシューズは怖いという方は・・・

 外見上は四角っぽくても内側がすぼまっている見かけによらないトウシューズもありますので、そういうものを選べばいいかと思います。カペジオ、フリードにこのタイプが多いと思います。トウシューズを選ぶときはボックスの内側も覗いてみましょう。

●2本の指、3本の指がほぼ揃っている人

ギリシャ型とはいっても指の長さがほとんど揃っている人もいます。
そういう人はプラットフォームが中間から広めのものが合いやすいと思います。

甲高の人 → 薄いイエローからグリーンゾーン
甲の低い人 → 薄いピンクからブルーゾーン

ギリシャ型でも指の長さの差が少ない場合、付け根に対して足先がそれ程細いわけではないので、狭いものを履くと指先だけが窮屈になってしまいます。


スクエア型で・・・

●甲が高い人

足囲が広くても狭くてもグリーンゾーンが合いやすいと思います。

足囲の広い人 → グリーンゾーンの中で幅広タイプ
足囲の狭い人 → グリーンゾーンの中で幅狭タイプ

●甲が低い人

足囲が広くても狭くてもブルーゾーンが合いやすいと思います。

足囲の広い人 → ブルーゾーンの中で幅広タイプ
足囲の狭い人 → ブルーゾーンの中で幅狭タイプ

特に注意しなければならないのは、エジプト型やスクエア型で足囲の狭い人です。四角っぽい足は目の錯覚で幅広に見えやすいため、実際より幅広だと思いこんでいる方が多いようです。見た目のイメージだけで判断せずに、必ず測って自分の足囲が広めなのか細めなのか把握して下さい。

また、足囲が狭いからといってこのタイプの人がプラットフォームの狭いタイプを履くと、親指と小指が当たって痛い思いをします!


甲が低く、足先が細く
足囲がかなり細い人
(サイズ・ワイズ表でCやB以下の人)

 ピンクゾーンですが、足囲がかなり細い場合、残念ながら現時点で選べるシューズは少ないと言わざるを得ません。(ToT) 高さも幅も無く、足先が細いとなると絶対的な容積が足りないことになります。こういう方は、フィットするよう加工しましょう。「水やり法」+「履き口をかがる」はかなりオススメです。『トウシューズ加工法』


足囲は細いが、甲高で土踏まずのくりが深い人

 このタイプの人はワイズ表で出た足囲よりも広めのものが履ける場合が多いようです。高さで稼いでいるせいか履き口が余りにくく、細い割りに選択肢が多いタイプと言えると思います。


足囲が普通以上で甲高の人はオールマイティ?

 足囲が普通〜広めで甲高の人は一番選択肢が多いと思います。表でクラウンの低いタイプと高いタイプに分けていますが、クラウンが低めのものでも実は甲高の人の方が日本人の場合きれいにフィットするようです。欧米人ダンサーの甲高の方の人は、日本人の甲高の人の比ではないと思います。クラウンが高いトウシューズが欧米人の甲高の人に対応出来ることを考えると納得がいきます。


同じ足囲でも・・・

 同じサイズで同じ足囲でも、甲高で幅が狭いタイプと、甲が低くて幅が広いタイプとあります。

甲高の人 → 足囲が広くても狭くてもイエローゾーンかグリーンゾーン

甲が低い人 → 足囲が広くても狭くてもピンクゾーンかブルーゾーン

 ただし、甲がそんなに高くなくても、ある程度足囲の広い方はボックスを潰すことによってグリーンゾーン、イエローゾーンのものでも履けます。その時潰したあとのボックスの形の変化にも考慮に入れて下さい。潰すとプラットフォームの幅は変わらず指の付け根の辺りが広がるので、ボックスが台形に変化します。つまり先細っぽくなるので、足囲が広い方でも甲が低くてしかもスクエア型の人は形が合いません。


見かけによらないボックス

 上でちょっと触れましたが、外見上四角くても内側がすぼまっていて狭くなっているものもありますので、注意が必要です。足先が細くても広いプラットフォームのものを履きたい方はこのタイプを選べばいいかもしれません。親指が極端に長い人がこのタイプを履くと、爪が当たって痛いことがあります。
 逆に外見上先細でも意外と中が広いものもあります。例えばR-CLASSのDモデルは、外見の割に内側は、爪先に横幅があります。内側までチェックしましょう。


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