会津若松市・喜多方市
 ENDOU
ARCHITECT
  自分の家は自分で造る・・・・・
   ・・・・・骨太な家造りお手伝いします
 遠藤設計事務所
MENU   
トップページ 自分で造る 自己紹介 業  務 お問い合わせ マイホーム奮戦記
仕事 1  仕事 2 仕事 3 四方山情報 リ ン ク 雑記帳
プラン集 家ができるまで 建築材いろいろ Project Hope One コーポラティブハウス 耐震診断
お客様の声
    
     
    
     建設会社に頼まなくてもできた豪邸

自宅の建築に使用するという目的で、山主から直接立木を買い、それを製材して自然乾
燥させながら、20数年の歳月をかけて、数々の材木(樹種はケヤキを始め、赤松、杉、
ヒノキ、トチ、柿、桜、栗その他いろいろ)を集め、とうとう豪邸を建ててしまったという、ケタ
外れのバイタリティーと信念と計画性を持って建てられた住宅を紹介します。

現在では一般的になっている、建設会社へ一括して任せる請負工事ではなく、建築主自
らが大工、基礎、屋根、左官、内装、電気、設備、その他数多くの工事業者に直接発注す
るという直営方式(分離分割発注方式)で工事契約をし、更には自らも現場監督をしなが
ら、重機を運転して、材木の伐採搬出、土工事、外構工事、構造材への柿渋塗り、造作
材への漆塗りなど、自分で出来るありとあらゆる工事を行ない、着工から2年近くかけて
完成した住宅です。

直営方式で造った豪邸・・・誰にでも出来ることではないかもしれませんが、設計事務所
のちょっとした助言と力を借りれば出来ます。
但し、ここで紹介の建築主のように何から何まで自分でやるというのは、一般的ではない
でしょうし、豪邸ともなれば、ちょっとした助言だけでは無理かも知れませんが。

     しかし、この方はやったんですね・・・・全く脱帽です。。。。

よっぽど暇な人なんだろうと思われた人もいるかもしれませんが、逆なんです。会社を経
営している人で、かなり忙しい人なんです。
だから、計画から20年余り、着工から竣工まで2年余りかかったんです。竣工まで時間
がかかったのは、手間のかかる複雑な建物だったということもあるようですが。。。

建築計画を立ててからは、日曜日を利用しての、あちこちの名建築と呼ばれる建築物め
ぐり、また、山に入って伐採計画の立案、製材の計画、夜半過ぎまでの漆塗り、柿渋塗
り、着工してからの各業者との打ち合わせ、日曜日には自ら重機を運転しての工事と、
いつ寝てるんだろうと思うような行動力には驚きます。
一般的には決して若いとはいえない年齢にもかかわらず・・・・????

     そして、見事に100年以上は持つだろうと思われる豪邸が完成したのです。

ハウスメーカーなどの広告にあるような、着工から2〜3ヶ月で竣工する、本当に持つの
かと思うような集成材だらけの100年住宅??とは根本から違います。
現物を見せられないのが残念ですが、私も、建築の世界に身を置いてはや20数年、こ
れだけの部材(無垢材)を使用した建築物は、稀に100年以上経過している古民家、寺
などの改造の時に見ることができるくらいです。

それでは豪邸と呼ぶからにはかなりの工事費用がかかったんだろうと思われますが、直
営方式で、かつ自分で出来ることは極力自分でやったということもあり、更には、材木な
ども立木から購入、製材したということもあって、聞けば、エエッーと思うような価格です。
(エエッーというのは高額の反対の意味での驚きです)
                           ・・・・ここで言う事は出来ませんが。。。。

何しろ、新建材とか、集成材とか、現在の住宅造りの主役になっている工業製品(天井
隠蔽の電線、地下配管の塩ビ管などは別)は一切使っていないという、正に自然派住宅
です。
もちろんプレカットのような簡単な細工の刻みではなく、無垢材のクセを読み、狂いの出
る方向を見極め、木裏、木表、元、末を読みながらの大工さんの技術による手刻みです。

差しもの造りの住宅・・・1尺5寸角のケヤキの大黒柱、成2尺のケヤキの差し鴨居、
小屋組みに使われた松丸太の中引き梁、面戸板にケヤキの1枚板を使用した、框戸
(鏡板戸)の重厚な趣、杉の目のつんだ赤身使用の、腰付き額入り竪繁障子戸の付子に
使用した黒柿と、現在ではなかなか見られなくなった仕様です。

      工業製品と違い、これらの無垢材は経年変化を楽しめます。

しかし、簡単に早く、安く(実際に安いかどうかは疑問ですが。)というのが家造りの主流
になっている現在では、狂う・暴れるというような扱いの難しい無垢材を使用して、わざわ
ざ家造りをするなんてことは、建築会社も設計事務所もあまりすすめることはしないか
も知れませんが。。。。?

木を見て、林を見、林を見て森を見、森を見て山を見、山を見て国土を見る。そして地球
を見る。言うまでもなく、山にはたくさんの自然の恵みがあり、その恩恵を受けて人は生
き続けてきました。
山菜、木の実、キノコ、焚き木、炭焼き、木材と日本の暮らしは山と共にあり、古来、
日本の建築物はほとんどが木材で造られておりました。

そんな日本の山には、数多くの樹種の木があります。中でも、昔から住まい造りによく
使われてきた代表的な国産材として、杉、ヒノキ、ヒバ、松、栗、ケヤキ、ツガ、そのほか
にも特殊材としてトチ、イチイ、エンジュ、カエデ、黒柿、桜、桐、竹類などがあり、これら
を全部使うというわけにはいかないでしょうが、外国から輸入しなくても、豊富な木材が
揃っているので、日本の山を元気にするためにも、国産材を使用した住宅の建築をして
みてはいかがでしょうか・・・!!!


     会津の木で、会津の風土にあった家を建てる
              材木の地産地消でマイホームを造る
                    応援します・・・骨太な家造りを。。。

     
まじめに内覧したい方は当事務所までご連絡下さい。
           ご案内いたします。
     但し現在生活中ですので、いつでもどうぞ
            というわけには
いきませんので、ご承知下さい。

     

                ページトップへ



矢印をクリックす
ると、拡大画面
になります