おいしい京野菜、有機野菜を京都・上賀茂よりお届けします。 森田農園
夏の野菜レシピ

かつおのサラダ風

材料  4人分
刺身用かつお      400g(1〜2さく)
新玉ねぎ        1個
カイワレ        1パック
人参          5cm
しそ          7〜8枚
レタス         適量

(ドレッシングの材料)
オイスターソース    小さじ2
豆板醤         小さじ1/2
ごま油         小さじ2
しょうゆ        大さじ4
酒           大さじ2
にんにく(みじん切り) 1片
しょうが(みじん切り) 1片
  1. 新玉ねぎは立て半分に切り、薄切りにしてボールに入れ、塩を軽く振って軽くもみ、水にさらしておく。しばらくおいて水気を切り、固く絞る。
  2. かつおは7〜8mm厚さの削ぎ切りにする。ボールにドレッシングの材用を合わせ、かつおを入れ15分ほどつけておく。
  3. 人参はうすくスライスして千切り、しそは千切り、レタスは食べやすい大きさにちぎり、カイワレは食べやすい長さに切って、(1)の新玉ねぎと合わせてふんわりと混ぜる。
  4. 器に(3)の野菜を盛り、その上から(2)のかつおをのせる。

なすの中華風

材料  4人分
千両なす        4本

(たれの材料)
青ねぎ (みじん切り) 1本
しょうが(みじん切り) 大さじ1
山椒(粒)       5〜6粒
しょうゆ        大さじ1
ごま油         大さじ1
酢           小さじ1
砂糖          小さじ1
  1. なすはヘタを落として皮をむき、水に浸しておく。
  2. (1)のなすの水気をきって耐熱の皿に並べ電子レンジで7〜8分加熱する。
  3. 山椒は 包丁で軽くつぶす。
  4. ボール青ねぎ、しょうがのみじん切り、たれの材料を合わせよく混ぜる。
  5. (2)のなすのあら熱がとれたら縦方向に半分、さらに横方向に半分に切って(3)のたれに漬け込み1時間ほどおいて味をなじませる。

なすのそぼろあんかけ

材料  4人分
賀茂なす(米なすでも)  2個

豚挽き肉         100g
だし           100cc
砂糖           大さじ1・1/2
みりん          大さじ1
酒            大さじ1
しょうゆ         大さじ2
しょうが(すりおろす)  2片
サラダ油         大さじ6
水溶き片栗粉(小さじ2の片栗粉を大さじ1・1/2で溶く)
  1. 賀茂なすは縦半分に切り、切り口に包丁で格子状に切込みを入れる。
  2. フライパンにサラダ油を熱し、1のなすを切り口を下に入れじっくり火を通す。
  3. 鍋にサラダ油小さじ2(分量外)を熱し、豚挽き肉を中火でさっと炒め、だし、砂糖、みりん、酒、しょうゆを加える。
  4. (3)が煮立ったらすりおろしたしょうがの半量を加え、水溶き片栗粉をまわし入れとろみをつける。
  5. 器に(2)のなすを盛り、(4)のそぼろあんをかけ、残りのしょうがをのせる。

■夏野菜 水ナス ワンポイントアドバイス■


 

茄子はアクが強いので生食には適さないといわれてきましたが、果物のようにみずみずしい水ナスは生食に適した品種です。

茄子は全般に大きく枝葉を広げて成長していきます。
作業をするスペースも考慮して畝は大きめにとります。
茄子の色素に含まれるアントシアンの抗酸化作用が注目され、茄子のヘタを黒焼きにした成分が入った歯磨き粉なども出回っています。私が子どもの頃、茄子の葉を乾かしたものを入れた湯船浸かると体が温まると、祖母が夏場にたわわに茂った茄子の葉を風通しのいいところに吊るしていたことも茄子にまつわる思い出です。

 

■夏野菜の即席漬■

材料  4人分
なす(千両もしくは水なす)  2個
きゅうり           2本
しょうが(針しょうが)    1/2片分
みようが           4個
実ざんしょうの佃煮(市販)  小さじ2
(調味液の材料)
薄口しょうゆ         大さじ3
酢              大さじ1
砂糖             小さじ2
  1. なすはヘタを取って縦半分に切りさらに斜め3mmに切る。きゅうりもなすと同様に切る。しょうがは千切りにする。
  2. みようがは縦に3mm幅に切る。
  3. 調味液の材料をポリ袋に合わせ、実ざんしょうの佃煮、(1)、(2)を入れよくもみ、空気を抜くようにポリ袋を閉じる。30分〜1時間ほどおく。

 

■トマト ワンポイントアドバイス■


トマトは下の方の実から順に熟していきます。実をつけ始めてから、物凄い勢いで土の養分を吸収していきます。育ち盛りの子どもさながらの勢いです。下の方の実が大きくなり始めたら、追肥をして栄養分を補ってやります。この時期に栄養が足らないと、上のほうの実の成長が芳しくありません。
トマトの原産地は南米です。日中の暑さ、朝晩の涼しさ、乾燥という環境を好みます。水のやり過ぎは禁物です。
天気のいい日にはトマトの糖度がぐっと上がります。2,3日晴天が続いたあとに収穫すると、よりおいしく召し上がれます。

 

■豆腐サラダ■

材料  4人分
レタス            適量
きゅうり           1本
トマト            1個
わかめ(乾燥)        適量
豆腐(絹ごし)        1丁
スプラウト、しその葉等お好みで・・・
(たれの材料)
白練ゴマ           大さじ4
砂糖             大さじ4
酢              大さじ2
しょうゆ           大さじ4
水              大さじ1
ラー油            小さじ2
ごま油            小さじ2
しょうが(みじん切り)    小さじ2
ねぎ(みじん切り)      小さじ2

 

  1. レタス、トマトは食べやすい大きさに切る。きゅうりは細い千切りにする。
  2. 豆腐はペーパータオルに包んで30分ほど水切りしたら、食べやすい大きさに切る。
  3. 乾燥わかめは表示にしたがって戻す。
  4. たれの材料を合わせる。
  5. 器に(1)の野菜を盛り、(2)の豆腐、(3)のわかめをのせ、スプラウト、しその葉の千切りを散らし、(4)のたれをまわしかける。

 

■なす ワンポイントアドバイス■


なすは紫外線の働きで鮮やかな紫色の皮をまといます。
日当たりが悪いと、白っぽいなすになってしまいます。
家庭菜園でのなすのトラブルに元気がない、実をつけないといったことがあります。主な原因として、土のphバランスが崩れていることが考えられます。このような場合、根元の土を軽く掘り起こし、石灰を補充することによって改善されることがあります。
なすは連作に弱いので、土を再利用される際は、くれぐれも前回何を植えたか、確認して植えてください。

 

■なすの中華風おばんざい■

材料  4人分
なす(千両)         4〜5本
いんげん           7〜8本
サラダ油           大さじ3
(味付けの材料)
しょうゆ           大さじ3
酢              大さじ2
砂糖             大さじ1
ごま油            小さじ1

 

  1. なすはヘタを落とし、縦4等分に切り、それぞれを3〜4cm長さに切る。いんげんは3〜4長さに斜め切りにする。
  2. フライパンにサラダ油を熱し、(1)のなすを炒める。油がまわり、皮の色が鮮やかになったら、インゲンを加え(味付けの材料)のしょうゆ、 酢、砂糖を加え、中火〜強火で煮汁がなくなるまで煮る。仕上げにごま油をまわしかける。

 

■青唐辛子 ワンポイントアドバイス■


青唐辛子の一種、伏見唐辛子、万願寺とうがらしは夏の京都のおばんざいに欠かせない野菜です。 プランターでもできる手軽な野菜の一つです。
夏の野菜ですが、非常に乾燥に弱く、水が足らないと、すぐしわしわになってしまいます。敷き藁等を根元に施して、日中の乾燥を防ぎます。
また、実をつけ始めたら、十分な肥料を補うことも大切です。しし唐等で時々辛いものに出くわすことがありますが、野菜自体のバランスが崩れてしまうと、辛味がでてしまいます。
成長するにつれ、羽振りがよくなるので余裕をもって植えつけてください。

 

■なすと青唐の炒め煮■

材料  4人分
なす          3〜4本
青唐          15本
ちりめんじゃこ     30g
(味付けの材料)
砂糖          大さじ1
酒           大さじ2
みりん         大さじ1.5
しょうゆ        大さじ2
サラダ油        大さじ2

 

  1. なすはヘタをおとし、縦半分に切って、横から2〜3cm長さに切る。
  2. 青唐はヘタをちぎり、包丁の先で実を1,2ヶ所つついておく。
  3. フライパンにサラダ油を熱し、中火で(1)のなすを炒め、続いて(2)の青唐を加え炒める。少ししんなりしてきたら、ちりめんじゃこを加え、ざっくりといためる。
  4. (3)に味付けの材料を加え、弱火にして煮汁がなくなるまで煮る。