【アレルギー性紫斑病】
闘病日記

 

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紫斑病の原因とは

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「紫斑病闘病日記」 2002年7月〜紫斑病再発する

 1月に完治宣言を出して以来、ずっと順調で紫斑病を患ったことなどすっかり忘れるほど普通の生活をしていた長女。
 このHPでも、絶対に再発はしないと言い切っていましたが、夏休みに入ってから再発してしまいました。紫斑病の治療をしていただいている自然形体の山田先生からは、「再発というより、同じ病気に2度なったと考えるべき」と言われましたが、この言葉の意味を正しく理解していただくには、これから書く経過を良く読んでいただくことと、山田先生からの最終的な分析の発表を待たなければならないと思います。

 それでも「やっぱり自然形体でも紫斑病は治せないんだ。一般的な例に漏れず、再発したんだ」と思われる方が多いでしょう。私も再発当初は「なぜ?」という気持ちが正直ありました。
 しかし、治療を再び受けてみて「やはり紫斑病を治せるのは自然形体しかない」と強く思うようになりました。身体(特に首)に全く歪みのない状態での再発であれば、自然形体の治療も無駄なことでしょう。しかし明らかに身体が歪んでいる、筋肉が硬直している(自然形体では筋肉の緊張といいますが)状態での再発で、それを治療により正常な状態にすることによって痛みがその場でとれ、体調がよくなるということは、まさしく紫斑病の原因は身体の歪みにあります。そしてその歪みの治療はは、カイロや整体、西洋医学の範疇外です。
 ぜひこの日記を読んだ方から、正直な感想を寄せていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 


◎平成14年7月31日
 夏休みに入った頃から咳が止まらず、「夏風邪でもひいたかな?」と思っていたが、特に熱もない。一週間ほど止まらないので、自然形体の研修生M君に相談する。
 そのM君から「研修に行った際に先輩の先生方に相談したら、頚椎かその周辺の筋肉が悪くなっているかもしれない、と言われたから、ちょっと見せてくれ」と
いうので診断してもらう。
 「あ、これはひどいね。首の後ろの筋肉がガチガチだよ。俺も最近見てやれなかったけど、もともと頚椎の歪みが原因で紫斑病になったんだから、はやく治療しないと。当分俺に任せてくれない?」というので、しばらくめんどうをみてもらうことに。
8月1日(木)
 M君から最初の治療。「どう?」と私。「う〜ん、少しはいいかな」とM。
8月4日(日)
 2度目の治療を受けるが、ふくらはぎ周辺に虫刺されのようなものを2〜3個ほど発見。「あれ、これは・・・」
8月5日(月)
 めずらしく早めに帰宅すると、長女が「ほら」と自分から見せた足には、見慣れた?多数の紫斑と、大きな腫れが3〜4カ所。風呂上がりにM君から教えてもらった方法で頚椎の筋肉を触ってみると、確かに凝っている感じ。
 先週の金、土と帰宅が遅かったので、その間の様子を妻に聞くと「金曜日に寝るころになって少しお腹が痛いと言っていた」という。やはり再発したことに間違いないようだ。
 しばらくM君に治療をお願いするが、そのM君「この前研修に行ったら、首の治療が未熟なことが分かったので、悪くなるようだったら山田先生に治療してもらったほうがいいな」と言う。そうか、仕方がない。

 以前から下手な前方転回や頭をついたままの逆立練習、また立ち上がったときに階段に頭をぶつけたり、夏休みに入ってからは日中のテレビを見る姿勢が悪かったり(うつ伏せで両ひじを立ててあごを両手に受ける姿勢)と、頚椎に負担のかかることばかりしていたので、見つけるたびに注意していたのだが、目の届かないところでかなり首を痛めていたようだ。もう少し気を配るか、たまに山田先生の治療を受けていればよかったと反省する。

8月7日(水)
 夕方職場に家から(実母から)電話が有り、娘がくるぶし周辺が痛いといっているという。M君から治療してもらっているが、それでも悪くなるのは効果が無いという判断で、今日から山田先生の治療を受けることにする。
 治療台に横になったとたん、山田先生が「これはひどく首が曲がっているね」と言われるのでよく見ると、たしかに首を右に曲げた状態で仰向けになっている。「それで自分では真っ直ぐのつもり?」との私の問い掛けに「うん」と当然のように娘。
 治療を受けると、首の治療をする前に他の部分の治療で首が真っ直ぐになり、当然身体の歪みもとれ、紫斑が薄くなり、足の痛みもなくなった。首の治療をするときにはほとんど首の筋肉の凝りもなくなっていたそうだ。(やっぱり研修生=Mと、創始者では雲泥の差があるようだ。)
 山田先生から「睡眠時間は充分とってる?」と言われたので「充分とっている(9時間くらい)のですが、寝起きが悪くて・・・。」と答える。「睡眠を充分とっても寝起きが悪いのは、疲れがとれない証拠。それだけ身体が悪くなっているのです」と山田先生。な、なるほど・・・そういうことか。
 帰宅すると例によって車中での姿勢などのせいでまた足に痛みが出るが、教えてもらった方法で風呂上がりに痛みをとることに成功。(俺も習うかな・・・)
8月8日(木)
 今日は一日どこも痛くならず、紫斑も新しいものは出ていない。しばらく学校のプールを休んでいたが、今日はプール監視のPTA当番で妻が行くことになっていたのでプール行きを許可。
 夜、M君から教えてもらった方法で背骨を検査すると、ん?曲がっているか?
 寝るころになって「お腹が痛い」と言い出すが、以前教えてもらった方法で腹を撫でたり(指撫法)背骨に沿った筋肉をゆっくり指で横にひいていたら寝てしまった。痛みが本当に引いたのかは不明。
 ところが、この日は一晩中2〜3時間置きに腹痛がでてしまった。ずっと娘に添い寝したままお腹と背中の、治療もどきを繰り返す。
8月9日(金)
 急きょ山田先生の治療に予約を入れ、夕方連れていく。行きの車中「お腹が気持ち悪い」と言う。腹痛の起こる前兆だ。トイレに行ったら「赤いうんちが出た」と言う。胃からの出血のせいだ。
 また胃とは関係ないが治療中の診断によると、ひざ頭の下部が異常に膨らんでおり、触るとぶよぶよ水が溜まっていると勘違いするような感じがする。「かなり疲れがたまっているね。この膝をほうっておくとそれだけで歩けなくなるよ。日頃も活発に遊んでいるのかな」と山田先生。確かに家では柱に登ったり、妹(4歳)・弟(3歳)と走り回っている。体調が万全でないから、その疲れが取れないのだろう。仮にこの膝を整形外科でみてもらったら、きっと水がたまっているといって注射針をさされるんだろうな、と勝手に想像する。(私自身、そのような経験があるので。その時は水が出ないと言って医者が不思議がっていた)
 しかし治療後はウソのようにお腹も治り、就寝後も異常なし。
8月10〜11日(土、日)
 土曜日に新しい紫斑が少し(4〜5個)でたが日曜日には薄くなり、痛みは無し。
8月12日(月)
 また紫斑が出始める。
8月13日(火)
 今までで一番紫斑と腫れがひどい状態になる。とくに左足ふくらはぎの上部とひざ頭下部分の腫れがひどく、歩行困難になってしまう。
8月14日(水)
 妻が会社の盆休なので、日中に山田先生の治療を受けようと電話すると、先生も盆休。そりゃそうだよね。しかし、電話が山田先生の携帯電話に転送になり相談すると、「今日東京の治療所から新潟へ帰るので、午後7時頃なら治療してあげるよ」との言葉! 本当に先生には感謝の言葉をいくつ並べても足りないくらいである。感謝、感謝。夜、妻が娘を新潟へ連れていく。
 しかし、帰宅後はまだ歩くのに支障がある。左足が真っ直ぐ伸ばせない。かかとをついて歩くことが出来ない。先生の話だとこの痛みは筋肉痛なので、少し我慢してでも伸ばすようにして歩いたほうが治りが早いと言われたそうだ。
8月15日(金)〜17日(土)
 歩くのにまだ不自由している。左足ふくらはぎ上部(膝の裏側)の腫れが一向に良くならず、この部分の痛みがうまく歩けない原因になっている。紫斑はでたり引っ込んだりを繰り返す。紫斑のせいで見た目はかなり悪い。足のむくみは出ていない。
8月18日(日)〜19日(月)
 この時期、娘の体調が万全ならば、岡山の知人のペンションに2泊3日で遊びに行くはずだったが、紫斑病再発のため1週間前にキャンセルしていた。しかし、娘がどうしてもどこかに行きたいというので、東京なら山田先生の東京治療所もあるということで、東京ディズニーランド&ディズニーシー旅行を強行!(祖父母はかなり反対の様子だったが・・・)
 もちろん無理しないようにディズニーでは車イスを借りたり、電車は駅の階段が負担なのでタクシーを使ったり・・・、その分お金は・・・(泣)
 それでもどうしても身体は疲れるし、車イスの姿勢が良いはずもないので、夜のパレードは諦めて6時にはホテルに帰ってゆっくり休む。朝も11時ころでかけるという、ある意味、時間にぜいたく?なディズニー旅行だった。朝は元気でも、やはり夕方になると疲れて歩きたくなくなる。というか歩行困難な状態。もし普通の病院に通っていたら、医者にこっぴどく怒られただろうなと思う。
8月20日(火)
 午前中にディズニーシーを引き上げ、東京の治療所を訪ねる。東京駅でトイレに行ったら少し下痢気味だとか。急げ!
 新潟とは全く違った雰囲気のなか、山田先生の治療を受ける。治療中に、今まで伸びなかった左足が伸びるようになる。背中の筋肉の緊張(凝り)がひどかったようだが、初めてみる治療法(新手法らしい)のおかげで治ったようだ。先生が娘に「今、楽になったね」と問い掛けると、娘が「うん、全然違う」とにっこり。治療後はウソのように元気になった。本人いわく「治療前と治療後で全然違う。今はどこも痛くないし、お腹も大丈夫。元気だよ」とのこと。今日の治療で何種類か新しい治療法をやっていたようだが、すごい!の一言。
 夜9時頃、新潟の家に到着。「おじいちゃんに元気な姿、見せてくる!」と車を降りるやいなや駆け出した。
8月21日(水)〜22日(木)
 自宅で元気に過ごす。特に問題なし。
8月23日(金)
 日中は、昨年1年間小学校の担任をしていただいたS先生(4月に他の小学校に転勤)の家に遊びに行った。川遊びをしてきたとよろこんでいた。夜、妻が治療に連れていく。良くはなってきているが、週2回の治療はしばらく続けたほうが良いとのこと。
8月24日(土)
 午前中から右足の裏に腫れ物が出来た。触ると固い感触。歩くと痛いらしい。腫れ物の真ん中に赤い出血斑。かゆみもあるようだ。祖父からは「昨日川遊びをして身体を冷やしたからじゃないのか」と疑いをかけられるが、今までもプールやスイミングに行っているのだから、関係ないだろうと無視。就寝後、痛いといって何度か起きる。
8月25日(日)
 歩くのは問題なし。痒くてどうしても掻いてしまうので、ちょっと傷になっている。
8月26日(月)〜30日(金)
 月、金と治療してもらう。足裏の腫れは月曜日の治療で治る。先生から「遊びでケンケンとかやった?」と言う質問に、「はい」と答えたそうだが、帰宅後確認のため問いただすと、ずっと以前のことを言ったらしい。しかし、目の届かないところで飛び跳ねていることだろうから、筋肉の疲労が腫れの誘因となっているのだろう。
 ちなみに、山田先生の治療を受けはじめてから、M君の世話にはなっていない。話によると、山田先生の治療後3日以内にM君が治療すると、先生の治療効果が薄れるのだとか。M君もショックを受けていたが、まあ、しょうがないさ。おそらくこういうことだろうと思う。先生のレベルを10として、M君のレベルが仮に1とすると、せっかくレベル10の治療を受けた身体を、M君が治療するとレベルにまで落としてしまうのだろう。山田先生の治療を受けていないのなら、やらないよりは効果があるのだろうけど・・・。頑張れ、研修生M。(M君は仕事を続けながらの研修のため、長期研修中です)
 (あ、M君の名誉のために行っておきますが、研修の復習を兼ねて身内や友人の治療をしているそうですが、私の娘以外の治療はそこそこうまくやっているようです。この前も職場で、首を寝違えた同僚を数分で治してしまったそうです。山田先生も、紫斑病の治療は高度のテクニックを要する、というような事を一度だけ言われてました)

9月2日(月)
 私の残業続きの仕事も一段落し、今日は私が連れていく。新しい紫斑もここ1週間ほど出ていないし、日常生活は問題なし。
 山田先生の話では、「首も大夫良くなってきている。このまま治療しなくても自然に治るだろうけど、念のため1週間に1度くらいは通ったほうがいい」とのこと。もちろんそのつもりです。

 以上、今日9月3日(火)、仕事を休んで一気にこのページを書き上げました。最初の頃はメールで先生に報告していたものがあったので、それを元に書けましたが、途中からは記録がなく、思い出しながらの作業でした。(そのため先生のコメントが若干前後しているかもしれません)
 プロバイダとの契約更新をうっかり忘れていたので、HPがいったん削除されてしまい、今日あらためてアップしましたが、今日以降の様子は掲示板で随時報告し、また定期的にこのページに追加することにします。(広田)

更新をさぼっていましたが、その後の様子です。

2002年9月20日

2〜3日前から細かい紫斑がびっしり現れる。20日に治療。

9月30日 に治療後、翌年1月まで症状なし。

2003年 1月に1,2回M君から治療後、4月まで症状なし。

同年4月に2〜3個紫斑が出たが、M君の治療後、翌日には紫斑は消え、11月16日現在まで症状なし。完治。

現在、週3回のミニバスケットの練習に元気に通っています。

 

 

 

 


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