林の区切り線
                                                       開設:2005年1月

ニュース & 雑記帳

最新の出来事、お知らせ、お便り、発見したこと、感じたこと、などを書いています。

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天気マークの区切り線


3月28日
●3月4月は臨時休校します
ログ休憩所(丸太積みとP&Bの複合構造)作りの仕事をしてますので、ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いいたします。

●3月末なのに一段と寒い
「東北地方はまだまだ寒い日が多いです。雪が舞ったりします。」と前回書きましたが、最近1週間は一段と寒くなりました。
毎日、雨、雪、風。日中晴間があっても数度くらい。ガタガタしながら仕事してます。先日は雪が10センチも積もりました。でも晴れ間がでたらすぐに融けてしまいましたがね。水みたいな雪です。

●ホゾの微妙な寸法−2
チェンノミという機械があります。これを使うとホゾ穴が簡単に開けられます。各メーカーから出ているのですがほとんど同じ仕様ですね。
ボクも友人が改造したものを譲り受けて使ってます。(半年前くらいの記事を参照)

今やっているP&B部は15センチ角材相当で刻んでいるので、ホゾ穴は5.4×12センチです。本来なら5×12センチが標準なのですがね。
この5.4センチには意味があります。先のチェンノミの寸法は仕様上は5×1.5〜3(可変)センチなんです。しかし、実際に掘るとチェンの回転による膨らみによって5.2〜5.3センチになってしまうのです。それでこの寸法にしているのです。ノミでちょちょんと仕上げて完了です。
それに繊維を横に切断するので掘りやすくもなります。
ちょっとだけ頭を使って効率をあげているのですね。

●セルフビルド向きの丸太寸法
ボクがいつも勧めているのは20センチくらいの丸太ですが、これにはいろいろ訳があります。

注文するのは末口径18センチの4メートル長の杉材です。これが手に入りやすく安価ですね。
ちょっと節が多かったりするのが欠点といえば欠点ですかね。これは3番丸太も混じるからです。つまり1本の木を元から4メートルずつとった場合3番目あたりは枝が残っているからですね。

実際に納入される丸太は20センチ径くらいあります。
丸太の規格は荒皮を除いた最小寸法で測るからです。つまり楕円になっていたり、凹んでいたりすると一番短い直径の寸法になるのです。これ儲けですね。
これだと15センチ角材相当に加工できるので強度も十分でしょう。

伐りたてはけっこう重いですが、2人で持てば何とか?持ち上げられます。一人でも片側なら持ち上げられます。
高いところに持ち上げるには足場を階段状に組んで片側ずつエッチラオッチラで可能ですよ。つまりクレーンなどなくても可能だということです。

元径は24センチくらいなので平均径は20センチくらいになります。ので14段くらい積むことになります。
25センチ径では12段くらい、30センチ径では10段くらいですよね。
太さによる迫力には欠けますが、逆に圧迫感が少なくなりますね。
トータルに費用と扱いやすさと手間を考えてみたら、一番コストパアフォーマンスがいいとおもうのですがねええ。どう思われます?
3月10日
●3月4月は臨時休校します
ログ休憩所(丸太積みとP&Bの複合構造)作りの仕事をしてますので、ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いいたします。

●3月ですが寒いですねえ
東北地方はまだまだ寒い日が多いです。雪が舞ったりします。
朝の室内は零度から5度、日中晴れると10度くらいになりますが、こんなときは暑くてたまりませんね、仕事中はね。脱いだり着たり忙しいのです。
仕事じゃなかったら10時〜3時なんですが、8時〜5時とビッチリやってます。なまった体にはキツイ。腰が痛いです。重機もないし・・・・。

●ホゾの微妙な寸法
ホゾというのは角材を直角に接続する方法ですが、このオス(ホゾ)とメス(ホゾ穴)の寸法に人によって微妙な差があるんですね。

ホゾは、ふつう長手方向は木の繊維に沿って、短手方向は繊維に直角に開けます。たとえば9センチの角材同士なら長手6センチ短手3センチくらいになります。そして、もちろんこの寸法でオスもメスも刻むわけですが、実際にはまったく同寸では入らないのですね。
そこで、寸法線の半分または全部を削ってしまったり、残したりするわけです。どこをそうするか、というのが今回の話なのですが、教科書とか人によって考え方がちがうのですね。

簡単にいうと、長手をきつく短手をゆるくする方法と、長手をゆるく短手をきつくする方法があります。
短手をきつくするとメス穴が割れやすくなるとか、長手をきつくすると入りにくくなるとか、建前のときスポット入ったほうがいいとか、短手をきつくしても繊維がつぶれるとか、長手はつぶれないとか、短手をきつくして長手をゆるくするとギシギシと揺すりながら入るのが気持ちいいんだとか、まあいろいろあるわけです。
いずれにしても、組んだ後は乾燥によって収縮するので緩んでもしまうわけですね。そこで金具で補強するわけです。

こんなところにも職人さんは持論を持っているわけです。さてあなたならどうします?
3月1日
●3月4月は臨時休校します
ログ休憩所(丸太積みとP&Bの複合構造)作りの仕事をしますので、ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いいたします。

●3月です
今日は渓流魚の解禁日だったのですね。あわただしく雑務に追われていたのですっかり忘れていました。釣りの余裕はまったくありません。

ここのところ天候は安定していたので、雪もだいぶ融けています。今夜あたりから崩れるようですが、外の作業がもう少し残っているので待って欲しいのですがねえ〜。

●わがログハウスのセトリングは?
前回からの検証で、セトリングを測ってみることにしました。
積み上げたときのデータを探し出してみたら、当時(2005年9月)のコードログ(陸梁)の高さが2630ミリでした。
3年半後の現在の高さは2500ミリです。差し引き130ミリ、つまり5パーセントも下がっていました。
ちょっと下がり過ぎですね。6パーセントで余裕のはずでしたが。丸太は杉です。夏伐りです。6月ころから積みはじめてます。
もともと5パーセントくらいしか取れなかったので、気になっていたドアのセトリングボードを外してみました。
いやはやスレスレ。狭いところは5ミリくらいでした。
これ以上さがらなければセーフ!というところですかね。

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