仙台ロービジョン勉強会

仙台ロービジョン勉強会とは?

 視覚障害児・者の支援についての定例の勉強会です。月ごとにテーマが変わり、目の病気のことから、福祉サービス、福祉機器、具体的な支援方法などテーマは多岐にわたります。
 2000年8月に自主的な勉強会としてスタートし、2006年4月(第66回)からは事務局をNPO法人アイサポート仙台に置いて引き続き開催しています。
 支援者どうしの分野や組織の枠を超えたネットワーク作り、「顔の見える関係」の基盤にもなっています。関心があるテーマの回のみ参加される方も大歓迎です。是非お気軽にご参加ください。

今後の予定

第279回 仙台ロービジョン勉強会
テーマ:エコーロケーション(反射音・反響音定位)で世界をみる
話題提供:株式会社ステージライン 英語講師 松川 恵理子さん

 この勉強会は、視覚障害児・者の支援についての定例の勉強会です。
 恵理子さんは、10歳から白杖を持ち始め、18歳からはアイメイトと一緒に行動し、現在は次のアイメイトを待っているところです。子供のころから、エコーロケーションを使って、一人で友達の家に遊びに行ったり、自転車を乗り回したりしていたそうです。大人になってきてからは、聴覚が衰えてきているため、物の輪郭がぼやけてきたり、距離の遠いものが見えなくなってきているそうですが、白杖やアイメイトを使いながら行動されています。
 今回は、恵理子さんからエコーロケーションを使って、世界をどのようにとらえているのかをお話しいただきます。実際にエコーロケーションを参加者の皆さんに体験していただく時間も設ける予定です。
また、エコーロケーションで見えることで、時に超能力者のように言われたりすることもあるそうです。視覚障害があると何もできないという固定観念があるためではないでしょうか。恵理子さんは視覚障害者の社会的地位の向上を切望されており、その思いについてもお話しいただく予定です。

(1)日時 8月21日(水) 19時~20時30分  ※第3水曜日となります
(2)会場 仙台市福祉プラザ 11階 第1研修室 
(3)参加費 500円
(4)定  員 30名
(5)申込締切 8月16日(金)
       ※参加には事前申込が必要です。
       ※オンラインでも参加可能です。詳しくは当センターにお問合せください。



これまでの開催記録