林の区切り線
                                                       開設:2005年1月

ニュース & 雑記帳

最新の出来事、お知らせ、お便り、発見したこと、感じたこと、などを書いています。

2008年5月
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天気マークの区切り線


5月29日
●またまた雨の休養日
それにしてもいい陽気ですねえ・・・・・。と言っていたのもつかの間、気温が2か月も戻ってしまいました。
12〜13度だと寒いです。で、薪ストーブに火が入ってます。
梅雨の前のはしり梅雨だとか。ヤマセも発生して、このまま梅雨になってしまうのかも?

●梅雨までには・・・?
P&Bログのロフトの床面は火打ち梁を入れれば完了です。
あとは棟木、母屋2本、柱・束22本を作れば骨組みは完成します。梅雨までには終る予定(つもり)なんですが。
棟木・母屋で3日、柱・束で10日。計算上で大丈夫ってことは無理だということですね。天気次第、用事次第、設計変更次第、気分次第ですからね。

●樹の花
先日、ホウの花の写真を撮りましたが、開花は2日ほどで終ってしまいました。
もう咲きそうなツボミもあるのですが、雨や曇りの日には咲かないんですね。天気のいい日に咲いて、虫を呼び寄せ、受粉させて、任務完了なんでしょう。

この森に来てあらためて感じたのですが、樹にもほとんど花が咲くんですね。
「草花」とは言いますが、「樹花」とはあまり言いませんしね。庭木に花が咲いていたのは知っていたんですが、森の樹に花が咲くとは意識していませんでした。
よく見ると、今の時期、どの樹にも花が咲いています。そして実がなるんですね。フジの花も、ミズキの花も、その他名も知れぬ(知らぬ)花が咲いています。
白系統の地味な花が多いですね。10メーターも20メーターも高いところに咲くので、残念ながらよく見えません。
どんな植物にも、動物にも、花が咲く時期があるんですね。子孫を残す営みをしているのですね。
人間も同じなんでしょうが、最近の日本を見ていると絶滅危惧種に近づいているのかも?

●巣箱の戦いは?
冬の間に巣箱を作りましたが、よくシジュウカラやヤマガラが覗きにきていました。
そしてヤマガラが巣材を運び込み始たんですね。いつも2羽で来て、一方が見張りをしている間に中に入ります。
ところが最近、スズメがやってきて、巣箱争いをしているんです。作ったときから気になっていたんですが、穴がちょと大きいんですね。この森ではスズメはあまり見かけないんで、まあいいか、とおもっていたんですが・・・。
どちらかといえば、ヤマガラを応援したいですね。年中お付き合いしていますからね。で、穴を小さくしてやろうかな、とおもっていたのですが、いつの間にかどちらも来なくなってしまいました。
この戦いはボクの負けですかね。

●気が置けるヤツラ
ユンボを動かしていたら、周辺にコケ類と羽毛などがワー!っと散乱していたんです。何事かとおもっていたんですが、鳥の巣の形をしたものを発見しました。
たぶんユンボのマフラーに巣を作っていたヤツがいたんですね。2、3日エンジンをかけていなかっただけなんですがね。
たぶん、周辺を飛び回っていたキセキレイ夫婦かな?申し訳ないけど、場所がよくないですよねえ。

先日はチエンソーのマフラーの固定ボルト穴から黄色い粉が出てきました。これも2、3日使っていなかっただけなんですが、蜂か何かが巣作りしてたんでしょうね。

それから、スモークをしようとボックスの蓋をあけたら、またスズメバチの一種が巣づくりを始めてました。空気導入口から入ったんでしょうね。例のトックリ型をしたヤツです。これにもやむなく出て行ってもらいました。

まったく、穴を見ると興奮?するヤツラですねえ。人間も同じか!?
5月25日
●雨の休養日
それにしてもいい陽気ですねえ。暑くもなく寒くもなく、ほんのり爽やか、心地よい時期です。
天気予報によると3〜4日ごとに周期的に雨が降るようです。今日もそんな日で、ゆっくりしながらホームページを更新しています。

夕方からは、また釣りかな。前回の大嵐後はイワナ、ヤマメが20匹。18〜23センチ。この時期は丸々と太っているんですよねえ。
この気分のよさは6月の初中旬?(梅雨入り)くらいまでかな。

●梁ができましたが
寸法が合わなかったときは、一瞬血の気が引き、「作り直しか?アア・・・」気が狂うほど動転しましたねえ。結果は木が狂っていたので安心しました。

片面を切り取ると、その面の張りがなくなって膨らむように反ってしまうんですね。いつも経験していることなのですが、状況が違ったのでそれに気がつかなかったのでした。
桁も同様、ただ陸梁の1本は反っていないんですよね。これ乾燥の程度の問題かな?

前回の蟻ホゾが会わなかったのも、この反りのために角度がズレたのでしょうね。加工精度が悪かったせいではなかったのです。反りを直したら削ったところが開いてしまいましたからね。
ヤレヤレなのでした。

●墨打ち10年?
丸太や平面の中心や切断面に縦線を引くのが墨打ちです。墨壷という道具で墨を含んだ糸をパチンと弾いて線を書きます。大工さんがよくやっているあれですね。(最近は工場プレカットが多いから見ることはないかな?)

この墨打ちがまた難しいんです。基本は真上に持ち上げて打つんですが、あくまで感覚ですし、材の水平も怪しいし、少しの風でも糸は振れてしまうんですね。だから6メーターの長さを打つと、中央で2〜3ミリはズレてしまうんですよ。

それで普通は4メーターくらいずつ何度かに分けて打つわけです。分けた位置にどうやって印を付けるかってのは企業秘密です。というより説明が難しいので次回にしましょう。
打つ精度を上げるには、まず面を水平にして、糸を垂直に持ち上げることです。
キッチリ水平にするのが面倒なので、ちょっとした治具(補助具)を使うんですね。木口に定規などを立てて、反対側からそれに沿っ墨糸を持ち上げるわけです。これは効果がありますよ。

とはいえ、セルフビルドではこれも面倒なので、感覚だけでやっています。その結果は、150ミリの角材のつもりが、プラスマイナス1〜2ミリの誤差がでてしまうのです。まあ、これでもポイントさえ押えれば問題ないでしょう。たぶん?

大工さんなんかは墨差しという竹べらみたいなもんで1ミリくらいの太い線を引くわけです。これでもちゃんと出来上がるのは誤差や余裕を見込んでいるからなんでしょうね。
昔の大工さんはカンナ刃が研げて、墨が真っ直ぐ打てれば一人前だったとか?ボクはあと何年かかることやら。。
5月20日
●骨休めの大嵐
かすめていった台風4号の影響で今日は大風大雨です。いい休養日です。

このあたりは今、田植えの真っ盛りです。水が足りない場所ではいい雨になったでしょう。
代掻きのお手伝いは半日ずつ5回、計2日半やりました。いつも急な呼び出しなので閉口してましたが、これでもう終わりでしょう。
天気のいい日は気持ちいいですよー。ちょっとしたアルバイトです。

しばらく雨が降らなかったので、明日はいい釣りができるかも?期待!

●桁・陸梁が完成
刻んでいる最中にちょっと気になって設計変更をしたり、火打ちや梁や柱、束のホゾ穴など加工箇所が多く、ノミ仕事で腕がパンパンになりました。
P&Bといっても仕口(組手)は在来工法と同じですのでけっこう面倒な作業です。
刻みには正確性が要求されます。精度がよくないと組めなかったりするわけです。案の定、蟻ホゾが1ミリほどずれていて入らず、修正するはめになってしまいました。寸法は合っていたんですが、面が平らに削れていなかったんですね。

大工さんは建前のときにノミと玄翁を腰に差していますが、これはその場で修正するためなんでしょうね。大工経験のあるログビルダーにもそんなヤツがいました。
それほど複雑でないログの小屋組みは、地上で刻んで一発勝負ですが、ときどき合わないときがあるんですね。こんなときは、いつもヤツの出番なんです。「大工さ〜ん、お願いねー!」

今後は梁の加工になります。ロフト床の根太兼用なので1メートル間隔で入れます。これらは刻みも簡単なのでスムーズにいくでしょう。

●たまった中古チェンソー
知り合いがよくジャンクチェンソーを持ってくるのです。だれそれのところで使わなくなったとか、放置されていたとか、解体屋から拾ってきたとか・・・。十数台もたまってしまいました。邪魔です。
気分転換に掃除して整備していたら6台は使えるようになりました。
   ・ホームライトXL トップハンドル 30cc以下?
   ・新ダイワ305AV 30cc
   ・コマツゼノア351 35cc
   ・新ダイワ393 39cc
   ・ハスクバーナ40 40cc
   ・マッカラー740 40cc
その他にキャブレターを整備すれば直りそうなのが数台。
貸し出し用でもあるのですが、それほど頻度もないので、オークションにでも出しちゃおうかな〜!

●オオルリ発見

鳴き声と姿が結びつきました。近くでデッカイ声で鳴いているなあ〜と思って、探していたらオオルリでした。
鳴き声で特定するのはなかなか難しいです。鳴いているところを見ると聞き分けられるようになりますね。よく聞いていると、じつにバリエーションが多いです。
近くに来てよく鳴くのは、キセキレイ、シジュウカラ、ヤマガラ、ミソサザエ、ヒヨドリ、カケスなどですかね。
この春はマヒワ、センダイムシクイ、ミヤマホジロなども新発見でした。
5月14日
●明日からやっと平年並みに
寒いです。でも今日までのようです。台風2号も離れましたし。
久し振りに、今日は昼ごろから雨の予報だったので朝のうちに一仕事。陸梁のホゾ穴を掘りました。これで1本完了です。
雨はパラパラとは降ってきたのですが、ときどき小雨程度で期待はずれ。せっかく作業を止めたのに。釣りの期待もあったのにです。

この寒い期間中に知り合いに頼まれて田んぼの代掻きをやりました。トラクターを半日乗った後の軽トラの静かなこと。いつも感じるのですが高級乗用車の気分です。比較の問題ですね。

●落ち込みました
昨日、設計変更により修復した木端を釘止めしていたのを忘れて、チェンソーで釘を切ってしまいました。ホゾ穴の突っ込み切りだったのでそのときはわからなかったのです。気がついたのはノミでさらっているときで、ノミの刃が欠けてしまいました。1.5ミリもですよ。
チェンソーの刃も欠けています。いやああ、ガックリです。補修の大変さが考えるとね。
夕方、まずはチェンソーの刃研ぎ。それほど酷くはなかったので10回程度擦れば治りました。
でもノミのほうはエライ騒ぎ。荒砥でははかどらないのでグラインダーで荒荒研ぎ、そして荒砥で整形、中砥で刃付け。
時間切れで、翌朝、仕上研ぎと、合計3時間もかかりました。
いつものことながら、これはショックなのです。療法は自棄酒しかありませんね。

●5秒ルール
先日のお客さんが葉ワサビの辛味漬けが気に入ってしまいました。葉ワサビといってもワサビですから、一口ほおばると、鼻にツーンときて、目をつぶって下を向いて8秒間息を止めて、「ウフ!キクー!」といって食べるのです。
お客さんは、ぜひお土産に持って帰りたいと、大量の葉ワサビを採ってきて、自分で作りました。しかし、まったく辛くないのですね。出来上がったのはただのオヒタシです。
ボクのやり方を見ていたので自信があったようですが、ちょっと失敗したのです。ちゃんと説明を聞いてないから。「熱湯を掛ける程度だよ。お湯に浸す場合は5秒上はダメよ!」と言っておいたのですがねえ。しかたなく、帰る日の朝、採ってきて作ってあげました。
残った大量のオヒタシももったいないので「大サービス辛くない大盛り葉ワサビ入り、うどん、ラーメン、ご飯・・・」で始末しています。ハァ〜ア。
5月10日
●平年並み?
いやああ、昨日あたりから急に気温が下がりました。日中でも12度以下です。3月ごろはこれでも暖かいと感じていたんですがねえ。
一旦暖かさを味わってしまうと寒いです。たまらず薪ストーブを焚いてしまいました。

日に日に緑が濃くなって、いつも遅いクルミやナラ、クリも芽吹いてきました。ヤマザクラは散ってしまいましたが、この新緑はいいですねえ。

3週間居たお客様も帰られて、またノンビリできそうです。

●危険な草刈
今年初めての刈払い機を動かしました。
100メーターくらいのアプローチを早めに刈りました。草丈はまだ30センチ程度ですが、入り口がみっともないですからね。タンポポがいっぱい咲いててちょっと忍びなかったです。

いつも思いますが、この刈払い機はチエンソーより危険ですね。刃物は刃先方向に人や体を置かないことが鉄則ですが、こいつはキックバックが強烈なのですね。つまり先端の右角に異物が当たると右側(普通は左側に切っていく)に跳ねるんですね。これがヤバイのです。物や木をよく傷つけます。人でなくてよかった!とホントにたびたび思うのです。
チェンソーでも注意することなんですが、こちらのほうがまったく安心ですね。

●この冬の読書
あまり読みませんでしたが、まとめておきましょう。

・手づくりで夢のログハウスを   :恋沼薫
・ログハウスのつくり方       :ダン・ミルン+三浦亮三郎
・驚異の健康住宅ログハウス   :上野健一
・これからの老後はおもしろい   :上野健一
・理想郷を創るCCZプロジェクト  :上野健一
・地域ぐるみグリーン・ツーリズム運営のてびき  :都市農山漁村交流活性化機構編
・宇宙船とカヌー          :ケネス・ブラウワー
・公式 日本人論          :対日貿易戦略基礎理論編集委員会編

内容はもう忘れてしまいましたのでコメントは書けません。つまりあまり役に立たない内容だったんですね。(上野健一の本が多いのは、ネットで応募したらタダでくれたから)
面白かったのは宇宙船とカヌーでした。覚えているからね。
5月4日
●真夏日
いやああ、世間の連休に入って急に暑くなりました。とうぜん薪ストーブにはもう火が入りません。

近所のサクラが散り始めました。かわりにヤマザクラが咲き始めています。しかし、自分の山の木は高く下から見上げるのでよく見えません。
新芽が萌えています。ホノホノとした彩りの緑がやさしいですね。

●いつも同じ答え
「どの季節が好きですか?」と聞かれると、「この季節がいいですねえ」と答えます。
まあ、他の季節のことは忘れてしまっているので、こう答えるしかないのですがね。でも、それぞれの季節は、それはそれでいいのですね。

●刻み始めたのですが・・・
桁を、とりあえずタイコ引きにして、さてその次はホゾを?・・・。よく考えたら細かい仕様が決まっていなかったのです。アレレのレー!
冬の間、いろいろと、手抜き工法を考えて、案ばかり並べていたのですが、最終的な結果は出していなかったのでした。10枚もあるメモをみても何を考えていたのかサッパリわからず。
で、あらためて考えながらやってます。こんなやり方はミスをしやすいのですねえ。決して真似をしないように!?

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