開設:2005年1月
ニュース & 雑記帳
最新の出来事、お知らせ、お便り、発見したこと、感じたこと、などを書いています。
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4月24日 |
●山菜の季節になりました 朝晩は微妙な温度で、やっぱり薪ストーブを焚いています。でも日中は半そでシャツ一枚です。 サクラも開花しました。ウメも同時に。ヤマブキもレンギョウも咲きました。岩魚・山女の季節です。 コゴミ、葉ワサビ、タラノメ、カタクリ、初食味しました。実に旨い! 1年半たったシイタケ木も大噴火。あらゆるところから噴出しています。これも食べ放題! ●地域起こし?地域お越し? 最近過疎の町村を見ていて、ガラにもなくちょっと考えちゃいました。 行政が考える地域活性化とは人口増加や企業誘致を目的としているようにみえますね。 行政サービスを維持するためには金(税収入や補助金)が必要だという論理なんでしょうね。 合併もその一つなんでしょうが、端っこの町村ではかえって不便になったという話もよく聞きます。広域連合で近くに病院でも建ててくれたほうがいんですがねえ。 個人やボランティアによるグリーンツーリズムも盛んですねえ。 でも最近気になるのは、組織はできたがちっとも活動していないというところが目立つことです。これも箱物行政と同じなんですね。 実際に活動して軌道に乗って、手に負えなくなってきたら組織を作ればいいと思うんですが。協力者も地元の人も実態が見えるから入りやすいと思うんですね。先駆者の努力は大変でしょうが、結果的にこういうところが残っているようにも見えます。 活性化って意味も難しいですね。 過疎地は、若者がいない、年寄りしか居ない、という状況なんだから、そこの住民にとっての希望は、家族が都会に出て行かないで周辺で仕事をして居て欲しいということなんでしょうね。 しかし、働く場所があれば、それは解決するってもんでもなさそうです。あらゆる業種が小さな町村にできることなんて不可能でしょうからね。 では、移住者が増えたら活性化するのか? 定年後の金持ち移住者がきても、土地の値段は上がるかもしれませんが、何かメリットがあるんでしょうかねえ。このあたりがどうもわかりません。 この人たちは老後を気ままに過ごしたいというだけのように見えます。この暇な人たちを喜ばせてあげようとするのが活性化? 観光地化をすすめている地域もありますね。 最近、ボクの隣町にサファリパークなるものができました。いままで第三セクターとかで失敗した高原の観光牧場(現在は復興)がある隣です。 ホテルも温泉もペンションもラズベリーファームもリンゴ園もハムソーセージ工房も一つずつあります。この町は以前から大規模な野焼きをやったりいろいろな取り組みをしていますが、赤字が多すぎて合併できなかったという町です。さてこの行く末は・・・。 人を増やすのがいいのか?人を呼ぶのがいいのか?悩ましい問題ですね。 ボクは、あまりお金をかけないで、人が集まるような魅力を作り出し、結果的に人が増えたらそれでいいとおもうんですがねえ。その活動に住民が積極的に参加できるようになれば、それが活性化かな?と。 |
4月13日 |
●周期的な気候変化 サクラはまだ咲きません。ツボミの膨らみを見るとあと1週間くらいですかね。 毎年のことですが、この時期の天気はコロコロと変わります。小雨が続いたり、風が吹いたり、暖かくなったり、肌寒くなったりと。南岸低気圧が周期的に通る影響ですね。 でも春です。ツクシも出たり、フキノトウの茎も大きくなって、タラノメももうすぐ出そうです。葉ワサビは満開です。もうすぐ山菜採り放題の季節になります。 ●なにかと便利になりました 念願のというか、必要に迫られて電話機を交換しました。留守録コードレス子機2台付です。 外で作業していると、電話が鳴っても聞こえないんですね。それで子機が欲しかったのです。こいつは電気に接続していないと使えないんですね。停電の時は困るなあ〜、っと長い間思っていたんですが、親機からの電話だけは使えるんですね。よくできてる!? 何気なく入札したオークションで送料込みで1200円。安い買い物です。でもダイヤルを回す電話機が気に入っていたんですがねえ・・・。 もう一つ、これも念願のというか、必要に迫られてUSBメモリーというのを買いました。 パソコンのバックアップ用のMOドライブというのが調子がいまいちで代替を探していたんです。外付けハードディスクならDVDも見られるしと思ったんですが、内蔵のCDドライブも最近読み込みできなくなったので、ドライバーがインストールできないんですね。 そこで、バックアップ専用としてUSBメモリーにしたわけです。ドライバーはネットからダウンロードできますしね。 これはマジメに買ったので1GBが送料込みで2450円でした。 以前通販のオマケにもらったUSBメモリーは、説明が何も無く、どんなにドライバーをインストールしても動作しなかったんですね。 今回、購入するのでいろいろ調べたら、ボクの98SEというパソコンは特殊なんですね。最近のパソコンはUSBメモリーを挿入するだけですぐ使えようになっているんです。 しかし、ボクのは専用のドライバーをインストールする必要があったのです。このインストールがスムーズにいきませんでした。IPアドレスが重複しているとかなんとか・・・。十数回電源を入れたり切ったりした末やっと動作するようになりました。これだけで半日もかかりましたよ。 いやはや10年も前の古いマシンはいろいろ大変です。DVD付のマシンが欲しいなあ〜。 |
4月7日 |
●中途半端な季節です ウグイスの初鳴きを聞きました。 3月末に暖かくなって、平年並みに戻ったせいか、暖かいような暖かくないような。肌寒いような肌寒くないような気候です。 サクラはまだですね。関東などから比べると気温は2〜3度低いですからね。最低気温はときどき氷点下。最高気温は13〜17度ってところです。 まあ、過ごしやすいっていえば過ごしやすい。過ごしにくいっていえば過ごしにくい、季節です。 ●カメムシの踊り食いはどうも・・・ 朝、ログ内は10度くらい、やっぱりストーブが欲しいですね。日中は焚かずに、夕方は迷った末にまた火を入れます。 でもね、ちょっと火を焚くとすぐに20度を超えちゃうんですね。この20度がヤバイのです。 例のカメムシ君たちが湧き出してきちゃうんですよ。電球の周りをブンブン。ときにはグラスや料理の中にダイビング。頭に止まるったりするので払ったり、うっかり物を置いたりするとそこにキャツがいてカグワシイ臭いを発散するのです。馴れているとはいえこれだけ多いと煩わしいですね。 コップの中を見ないで飲んだりすると口の中にカメムシが・・・。ウェィ!そんなの関係ねえ!? ●ちょっとマジメにプランニング 「セルフビルド実践教室の様子」ってのを掲げていますが、仕掛かりのログは停滞したままで、「自然暮らしの様子」みたいになっています。 出稼ぎがあったり、気分が乗らなかったり、思うところがあったりで、2年も停滞していたのですが、これじゃあいけないなあ、もったいないなあ、と思って復活策を考えました。 一つはサイズダウンですね。2段階にわけて作ることにしました。10×8メーターは大きいので、まず4×6メーターの部分を先に作ります。屋根の向きも勾配も変えます。 あとは、後で考えます。 二つ目は工法の変更です。一度やってみたかったPenP(ピーセンピース)+チンキング工法ってヤツです。つまり柱と柱の間に丸太を横に積んで壁にする方法ですね。 しかし小径木を240本もタイコ引きやグルーブカットするのは大変なので、丸太のまま積んで隙間にコーキングしちゃおうって魂胆です。 まあ途中で嫌になったら元のコンパネ壁に戻すこともできるし、または製材屋さんに頼むって手もありますが・・・。間伐材利用のモデルハウスってことで協力してくれるかな? 三つ目は板材に2×8材を使うこと。お金が3倍くらいかかりますが作業は早いですからね。 製材屋さんの板材は乾燥が必要だし、荒取り寸法なので整形、プレーナー掛けが必要です。そうすると自動カンナも欲しくなりますしね。 今回は飽きる前に一気にやりたいのでナケナシノお金を使う方法を考えています。が・・・。 サイズについては、自分で散々言っているので恥ずかしいのですが、やっぱりほどほどの大きさがいいようです。テンションが上がっているときは、勢いでいけるとおもったのですがねえ・・・。 偉そうなことは言えないなあ。(反省) |
4月1日 |
●夢丸に掲載されました 「夢の丸太小屋に暮らす」という隔月刊の雑誌(唯一?のログハウス専門情報誌)の5月号(3月末発売)に当ログスクールも掲載されました。 全国に17か所ありました。そのなかで随時開催は数か所ありましたが、年中無休通年入学可はボクのところだけでしたね。 とは言っても時々用事で休むことはありますのでご了解ねがいます。 ●春なのにぃ・・・です 春らしい陽気に誘われて小旅行(自宅の往復)にでかけました。 スタッドレスをノーマルタイヤに履き替えたのに、山間部で野宿して起きると大雪。10センチも積もっていて焦りました。でも水みたいな雪だったので道路はすぐに融けてしまいました。ホッ! ●セルフビルドの遊び たまたま邪魔な木を伐った。誰も引き取ってくれない。これを見て思いついた。ログハウスを作ってみよう!って。 こんな人がいました。そこで今回の小旅行中に会ってきました。 いやああ、いい遊びしてます。ノウハウは独学、道具は手作り。日曜日だけ1年かけて10段目まで完成。大きさは手頃な4×5メーター。丸太は平均径20センチの杉。 ボクのポリシーどうりの人でした。 現在、また邪魔な木を伐ったので搬出中です。今年中には完成するでしょうね。 (後日、本人の了解を得られたら写真を掲載します) ●役所の対応 最近、過疎化対策が話題になっていますねえ。 ・ニ地域住居 ・少子高齢化 ・地域活性化 ・団塊の世代対策 ・地方分権 ・移住促進 ・グリーンツーリズム などなど。 そこで今回の小旅行中に、趣味と実益を兼ねて?その実態の断片を見てきました。 ウーム、まだまだですねえ。どこまで本気なのか疑問です。国や県の通達なんでしょう、いくつかの役場に行きましたが、どこにも、その窓口はしっかりとありました。 ホームページもしっかりとあります。ただ中身がないんですね。ある××促進センターなる名称のところでは、役員名簿だけは立派でした。各団体の長が30人もズラーと掲載されていたりして。 現在は、どこも、空家情報を集めている最中のようです。「募集していますが、なかなか集まりません」て言う返事ばかりです。募集?やり方が違うような気がしますがねえ。 補助金で住めるように改築して賃貸しするという方向のようです。またまた箱物作り(行政)と同じことをやろうとしているんですねええ。懲りない人たちです。 家なんて移住者が決まってからでいいんじゃない?好きなように作らせたら。移住者の楽しみを奪うな!って言いたいですね。 たまたま、個人的に活動している人たちに会いました。この人たちは違いますね。その地域住人のボランティアですが積極的に動いています。 その地域の人が、貸してもいいよという情報を集めて移住希望者に紹介しているんです。これが軌道に乗っていて、新しい貸し手や売り手が次々と現れてくるんだそうです。とうぜん移住者も増えています。 一般的には、「田舎の人たちは、先祖代代の土地を売ったり貸したりはしたがらない」というのが定説なんですがねえ。これは見知らぬ人にはってことなんですね。 「過疎化と嘆くだけじゃ解決しない。行政頼み、人任せじゃダメだ!」って言葉が印象的でした。 ちなみに、この人たちは、変人とか影の不動産屋と呼ばれているらしいです。 変人はエライ!ぼくも変人ですから応援します。 ところで、ボクは過疎の方が好きです。だからここに住んでいるわけですが。 ただ、いつまでも安心して住めるように医療や福祉、交通、情報のインフラだけは整備してほしいですね。変な補助金はこういうところに使うべきでしょう。 <付録> ついでだからもう一つ、先のホームページにオモシロイことが書かれていました。 ・地域の人と会ったら挨拶してください。会釈だけでも・・・。 ・地域の共同作業には積極的に参加してください。 ・地域の風習、習慣には従ってください。 わざわざ書くことでもないと思うけどねエエ。 ただ3つ目は要注意ですね。これはほどほどにしてもらいたいもんです。言いたい気持ちはわかりますが。 移住者ってのは違う習慣、文化をもっているんですね。それを強制的に変えられたら、耐えられません。 まして都会からの移住者なら、窮屈で逃げ出してしまうでしょう。そういう実例も多いはずです。とくに定年後の人たちは遊びにきているんですからねえ。 マジメに移住を促進したいというのなら、このあたりは考えどころですよ。 |