林の区切り線
                                                       開設:2005年1月

ニュース & 雑記帳

最新の出来事、お知らせ、お便り、発見したこと、感じたこと、などを書いています。

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天気マークの区切り線


2月28日
●楽しみな3月
最後の吹雪かな。2日前から風が強く、また引きこもってしまいました。
明日からは春めいた気候になるようで楽しみです。でもこの時期は風が吹くんですよね。まあ暖かい風ならけっこうですが。

3月はなんてったって渓流釣りの解禁です。先日まで冷凍の岩魚山女を食べてましたが、これからは釣りたてが食べれます。なんてったって食料釣師ですからね。
2月18日
●真冬日から脱出か?
やっと日中の気温が零度より上がるようになりました。風もだいぶ弱くなってきました。
これが最後の冬寒だといいんですがね。

●ドタバタ間伐
友達に頼まれて、杉の伐採を手伝ってきました。
目通り(目線での直径)35センチくらいだというので45センチのバーを付けていったのですが、実際にはこれでは届かなかったですね。
それに表皮から数センチは凍っているようで硬かったですね。

よさそうな杉の木を選んでの間伐はヤバイです。つまり細いのではなく太いのを伐る間伐なので、背も高いから掛かり木(他の木に引っかかって倒れない)になりやすいんですね。
20本ほど伐ったんですが、半分くらいは掛かり木になってしまいましたね。この処理が厄介で危険でもあるんですね。
木回しやロープで回しても動かないときは、邪魔している木を伐るしかないので、これがヤバイのですよ。10度くらいで引っかかるのもヤバイですね。

とはいえ、まあまあ順調にいってたんですが、最後のころにアクシデント発生。
追い口を半分チョイ伐って、クサビを打ち込み始めたらたら、向かい風が吹いてクサビが抜けそうになってしまいました。運悪くこんなときにハンマーの柄が折れてしまい、チエンソーのバーは挟まれてしまいました。
予備のカケヤでもう一本のクサビを打ち込みましたが、またまたカケヤが半分に割れてしまいました。ナンテコッタ!でもまあ、幸いにも少し隙間が広がってチエンソーのは抜けました。ですが、木が起きません。風もあり反対側に倒れそうです。

こんなときに役に立ったのがツリークライミングのスローロープ(ロープを枝に掛けるために細引きを投げる)テクニックなんですね。
10メーター上の枝にロープを掛けて2人で引いてやっと倒すことができました。ヤレヤレです。
最初にちゃんとお清めをしたのにねえ。まあこの程度でおさまったのもご利益でしょう。
2月15日
●寒の戻りですかね
この時期から南岸低気圧というのが来るんですよねえ。まあ、徐々に春に向かっているってことなんでしょうが。

しかし、雪が降るのは困ったもので、10日には湿ったのが20センチほど、12日には乾いたのが15センチほど積もりました。
その後、毎日強い風が吹き荒れていて、気温も真冬日で零度以上に上がりません。ですから陽が射しても雪も融けないんですよ。
現在は20センチほど積もっています。まあこのくらいなら雪掻きするほどのこともないので放っています。

3年前の入植時を思い出しますねえ。なんどタープが潰されたことか。
あのときの経験は多少は生きていたんですがまた失敗しましたね。で、補強したから今度は大丈夫です。これなら今シーズンくらいは大丈夫でしょう。
それにしても邪魔な柱ですが、取り外し式ですから。

こんなときはツララが伸びるんです。陽が射して融けてしずくが先端までいくとそれが凍ってしまうからなんですね。今軒下には50センチくらいのがおおぜいぶら下がっています。

そんなわけで今日で丸3日、ログに閉じこめられています。雪の精じゃなくて風の精です。体感温度がメッチャメッチャ下がりますからね。
で、何をやるってこともなくブラブラしてます。最初からわかっていればやることを決めたんですがねえ。

心配なのは薪の残りですね。
一日中焚いていると消費量の多いこと多いこと。性能があまりよくない鉄板の手作りストーブですからね。50万円も出せば薪の消費量も半分くらいで済むんじゃないでしょうかねええ。
補充の薪は運び込んであるんですが、また薪割りの柄が折れてしまったのでそのままです。
素性の良くない木はだめですね。アヤシイなああって思ってはいたんですが、やっぱりねって感じです。それでまたまたまたまたまた製作中です。

●植物性のチエンオイルが原因か?
植物性オイルってのは、99パーセント以上が菜種油などを原料としているので、生物分解性オイルとも呼ばれています。堆肥になるってことかな?
つまり地面に撒き散らしても1か月ほどで60%以上(エコマークの認定基準)は微生物に分解されてしまうんだそうです。21日後の分解率は95%以上ってメーカーもありますね。
環境に配慮している欧州などでは一般的だそうです。

ボクは4年くらい前からこれを使っているんですが、ときどき助っ人にいくと鉱物性を使ってました。残ったオイルに鉱物性を、また戻ってくると残ったオイルに植物性を足していました。
たまたまどこかのホームページをみたら書いてありましたねえ。「混ぜるな危険!」じゃなくて「混ぜると硬化!」。混ぜると固まりやすくなるので、タンク内を灯油やガソリンなどで洗ってから入れ替えたほうがいいようです。

また、先のように分解しやすいためタンク内でも空気に触れるので長期間放置しておくと樹脂化(固化)してしまうということなんですね。
この長期間というのが一体どのくらいなのか?いっつも気になります。どうせメーカーははっきりした回答はしないでしょうから、こんど実験してみようとおもってます。

オイルポンプが壊れた本当の原因はこのあたりにあるのかもしれません。
しかし、古いチエンソーを分解すると鉱物性のオイルでも木屑と一緒に固まっていますので、鉱物性なら問題ないと言うわけでもないでしょう。やっぱり定期的なメンテナンスが一番でしょうか。

※もう一つの考えられる原因は
オイルポンプにゴミが詰まってギアが回らなくなったのかもしれません。燃料タンクと違って簡単なフィルターですからね。
キャップを開けるときにはブラシで払ったりしてゴミが入らないように気をつけてはいるんですが、まったく入れないというのは難題です。やはり定期的に洗ったほうがいいのでしょうね。
2月7日
●いちおう春ですかね
いつのまにか大寒も終わり立春になりました。この時期までが寒いんですよね。これからはだんだんと暖かくなるでしょう。でもまだ寒い!

ギックリ腰もだいぶよくなったので、チェンソーの手入れの合い間に、先日買ったままのカービングバーでカービングのトレーニングをしています。
ログテーブル教材の端材を片っ端から片付けています。ちょっと細くて(20センチ径)短いのですが、それなりに楽しめます。あれやこれや今までに20個ほど作ってみました。
不自然な体勢をとらなければ何とかやれそうです。ちょっとやりすぎたのか右手の甲が腱鞘炎気味になってしまいました。ほどほどにしたほうがよさそうです。

●チエンソーが壊れて、助かった!?
30センチカービングバー付きの共立の27ccのオイルポンプが壊れてしまいました。新しい35センチのバーはスチールの35ccに取り付けたのですが、ちょっと重たいので、小細工はこちらを使っていました。やっぱり小技には軽い方がいいです。

・チエンが緩む?
どうもチエンが緩むなあ?と思っていたらバーがやたら熱いんですね。燃料が切れたので給油しようとしたら、チェンオイルがまったく減っていませんでした。
チェンオイルが出ないとチェンとバーが焼き付くとは聞いていたのですが、今回はガタガタに緩んでしまったのです。原因はチエンの底がバーで削られて伸びてしまったのでした。これは初めての経験でしたねえ。

・ウォームギアを破壊
こりゃヤバイぞと思って分解してみたのですが、ポンプのウォームギアの片側だけ山がなくなってました。切り屑が詰まっていて手で回しても動きません。ついさっきまで順調だったのに、急にこうなるとはねえ。
ギアを交換すればいいのですが、この共立はダイキャストのベースと一体型になっているのでポンプー式の交換になるのかな?高そう?とりあえず見積りをとったのですが、案の定結構な値段でした。で、掃除したら回るのでしばらくは様子をみることにしました。
ちょっと前にエンジンの吹き上がりが悪くなったので調整しなおしたのですが、これは事前症状だったのかもしれません。つまりウォームギアが回転しなくなったのでエンジンが回らなくなったのでしょう。それを無理やり回したからギアが破損したんですね。きっと。

・こんなとこ掃除しなかった
この部分はほとんど、いやまったく掃除したことがありませんでした。他のすべてのチェンソーもですよ。
バラシてわかったのですが、オイル木屑が隙間という隙間に実によく詰まっています。ここも定期的に掃除しなければいけませんね。
ところで、このオイルポンプはどこにあるのかというと、普通、右側にチェンカバーがありますよね。これを外すとチェンを回すスプロケットとクラッチプーリーがあります。このプーリーの下側のカバーの下にあるのです。
つまりプーリーを外さなければなりませんが、これはちょっと面倒です。一般の人はチェンソー屋さんに頼んだ方がいいでしょうね。
使う頻度にもよりますが、ボクラみたいに1日2時間くらい使うとすれば半年に1回くらい掃除すればいいのかなあ・・・。

・ほかのは大丈夫か?
それで他のチェンソーも掃除することにしました。やっぱり、実にしっかり詰まっていました。何年も前からの古いオイル木屑はコチンコチンに固まっていて先の細いドライバーやピンでホジホジです。いやああ、何台もあるので時間がかかりました。
ついでに変なことを発見してしまいました。ハスクの57ccのウォームホィール(シリンダーの軸についていてウォームギアを回す)のサイズが違っていたのです。.325ピッチに変更したときに交換し忘れたみたいです。でもオイルはちゃんと出ていたのです。まあ後で交換しておきましょう。
中古で買ったハスクの62ccはオイルの出が悪かったのですが、これが原因でした。掃除したらちゃんと出るようになりました。危うかったですねえ。壊れる前にこちらは助かったわけです。

※メンテナンスは大事ですよ!
ときどき壊れたチェンソーをもらうので、分解したりするのですが、実に手入れが悪いですねえ。ほとんど掃除はしたことがないようです。これじゃあ、壊れるでしょうね。
チェンソーを使うには、場所によって毎日の手入れ、1週間ごと、1か月ごと、半年ごとくらいの手入れは必要そうです。全部まとめてやると1日くらいすぐ経ってしまいますからね。

それと半年、1年と使わないで放置しておくのもよくないですね。しかし、これは難しいのですよ。たまたまそうなってしまうだけなのですから。わかっていりゃ手の打ちようもあるのですがね。そうなってしまったときにどうするのかっていうほうが重要ですよね。

もう一つ、故障の前にはなんらか前兆があるもんです。これを感じたときすぐに対処すれば問題は大きくならないんですね。とはいえ、これも難しいんですよねえ。今までに何度も失敗していますから。今回もそうでしたしね。

機会があったら今までの経験も踏まえてこのあたりの情報を整理してみますかね。たまには人様の役に立つこともせねば。とは思うのですが、丁寧に書くと膨大な量になりそう。はたしていつできることやら。(それまでの間、他のホームページでもご覧くださいな。)

●やっとハスク40復活!
あれだけ手間を掛けたり、人に頼んで直したのに、最終的にオイルタンクのヒビ割れでした。ボツにするのも悔しい。ので、直す方法を人に聞いたり調べたりしていろいろ検討してみました。

1、考えられる方法の一つは、ジャンク品を買ってベース部分を交換する。全分解の手間と、ジャンクでも5千円くらいはするので、ちょっと大変。
新品部品はあるかどうか?あっても高いだろうねえ。

2、接着剤で直す方法は、単なるプラスチックじゃないので接着剤の種類が難しい。複雑で狭い隙間に浸透するかどうか?奥まったところもあるので、これもちょっと難しい。
それにオイル成分をきれいに洗浄しなければなりませんね。

3、溶着する方法もあるのですが、やはり奥まったところが不可能に近い。

とまあ、このくらいしか思いつかなかったので、2と3の方法でやってみることにしました。
まずパーツクリーナーで徹底的に洗浄。
接着剤はプロ用と書いてあった液状の瞬間接着剤。これなら隙間に入り込むかも。
密着させるためネジで締め付けました。場所が問題でしたが2つ目で効く場所がみつかりました。
それからボディの関係ないところを削り取り、これをハンダゴテで溶かしならが隙間を埋めていく。
という方法です。
結果は、奥まったところが不安だったのですが、灯油を入れてみたら少し(滲むくらい)漏れるようでした。まあ、これなら実用かな?ってことでオイルを入れてみました。粘度が高いせいか、気温が低いせいか、ほとんど漏れないようです。ヨッシャア、ヤッター!

もともと4万円くらいのホームセンター仕様らしいですから、これだけ手間をかけたら新品と同じくらいの値段になっちゃいますね。タダだからやっているけど。ヒマでもあるけどね。
ということは中古価格分稼いだわけです。

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