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『すみれとあり』 第6・7時 発問・指示 種をはこぶありの様子を読み取る(F〜H)
教科書の内容に入る前に、「漢字の練習」(漢字スキル)、「フラッシュカード」(ことわざ、四字熟語)、
「暗唱」などの活動を15分程度行っている。(ほぼ毎日行っている)
2時間続きだったので、作文の練習などしたあとおよそ45分の内容である。
発問1 おうちで音読してきた人? |
読んできた子がいた場合、大いにほめる。
指示2 最初から最後まで自分で読みましょう。 全員起立。 |
全員を立たせて全文を音読させる。
ほとんどの子が1分台で読めるようになった。
発問2 座ってからも読んでた人? |
読んでいた子を大いにほめる。
指示3 3段落(F〜H)の音読練習をします。 |
前回と同様に様々な読み方で音読させる。
毎回同じパターンだと飽きてしまうので、変化を入れていくとよい。
発問3 昨日、2段落の題をつけたよね。どんな題でしたか。 3段落にもつけます。この段落は、何のことについて書かれているかな。 |
2段落の小見出しを忘れていた子も、前回のノートを見れば思い出すことができる。
そして、3段落が「あり」について書かれていることもすぐ出てくる。
発問4 「あり」について書かれていますね。 「〜〜〜あり」という題をつけようと思うんだけど、どんなありかな。 |
ここで、教科書に立ち戻る子がいればほめる。
わが学級では「すみれのたねをはこぶあり」というように落ち着いた。
指示4 問題を5問出します。 ノートを出しなさい。日付を書いて、@と書きます。 |
@の下に問題の答えを書かせていく。
発問5 第1問。ありは地面におちている何を見つけましたか。教科書から探します。 |
答えは、「すみれのたね」。
1問出して、答え合わせの繰り返し。
テンポよくやっていく。
発問6 第2問。ありはすみれのたねをまずどうしますか。 |
「じぶんのすの中へはこぶ」。
発問7 第3問。しばらくするとたねをどうしますか。7文字で書きましょう。 |
「すの外にすてる」
ときどき、文字指定をする。「外」は2音だが1文字である。文字数を意識させることも必要。
発問8 第4問。よくみると、そのたねはどうなっていますか。 |
「もともとついていた白いかたまりだけがなくなっている」
「他にもなくなったものがあるよね。」
ゆさぶりをかける。
「白いかたまり”だけ”って書いてあるから、他にはなくなっていない」
1つひとつの言葉を大切に扱う。
発問9 第5問。ありはすみれのたねを食べますか、食べませんか。 |
「食べない」
発問10 なぜ、たねを食べないのにすみれのたねを運ぶのですか。 |
ここは、口頭で説明させる。
「すみれのたねに白いかたまりがついていて、それを食べるから」というように説明できればよい。
発問11 つまり、何のためにたねを運ぶの? |
「白いかたまりを食べるため」
これをノートに書かせる。
発問10が説明できなかった子に役立つ。
教科書の写真にも目を向け、白いかたまりに○をつけた。
指示5 今日は、みんなにありになってもらいます。起立。 みんな、ありさん。外を歩いています。 |
私の学級の子は、ありになりきって四つん這いになっている子が多かった。
「おっと!すみれのたね発見!」
こういうと、子どもたちは種を担ぐジェスチャーをした。
「よいしょ、よいしょ。どこへ行くの?」
「巣!」
何も言わずにいると、
「ふ〜」と種を下ろし、巣でくつろいでいる。
「このあとどうするの?」
「種を巣の外にすてる」
えいっ!
「このあとは?」
「むしゃむしゃ。白いかたまりを食べる」
ここもありがたねをどうするのか、順序を理解させることが重要。