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『すみれとあり』 第3時 発問・指示  「問いの文」をみつける(@〜B段落)

教科書の内容に入る前に、「漢字の練習」(漢字スキル)、「フラッシュカード」(ことわざ、四字熟語)、「暗唱」などの活動を15分程度行っている。(ほぼ毎日行っている)
残り30分での内容。

発問1 おうちで音読してきた人?

読んできた子がいた場合、大いにほめる。

指示2 最初から最後まで自分で読みましょう。
     全員起立。

全員を立たせて全文を音読させる。
このくらいから1分台で読める子が出てきた。

発問2 座ってからも読んでた人?

読んでいた子を大いにほめる。

指示3 1段落(@〜B)の音読練習をします。

さまざまな読み方で何度も読ませていく。
@追い読み(教師が読んだところを読む)
A一文交代読み(教師と子ども)
B男女一文交代読み(男子と女子)
Cたけのこ読み(読みたいところだけ立って読む)

最後の1回は、一文読みを入れる。
子どもは一文だけ読み、教師は評定を入れる。
・1度もつっかからずに読めたら、A
・1回つっかかったら、B
・2回以上つっかかったら、C
というように、教師自身が採点基準を持っていれば良い。

指示4 問題を7問出します。
     ノートを出しなさい。日付を書いて、@と書きます。

@の下に問題の答えを書かせていく。

発問3 第1問。このお話の題名は何ですか。

答えは、「すみれとあり」。昨日の復習でもある。
1問出して、答え合わせの繰り返し。
テンポよくやっていく。

発問4 第2問。これはいつのお話ですか。季節を漢字で書きなさい。

季節がわからなそうな子がいる場合は、「春、夏、秋、冬」のうちどれかな?など、支援していく。

発問5 第3問。すみれの花は、ふつうはどこに咲いていますか。

「みちばた」
「みちばた」という言葉が難しいので、私は『すみれとあり』(福音館)の絵本を見せた。
「こんな風に咲いているんだね」(絵本を見せながら)

発問6 第4問。ふつうはみちばたに咲いているけれど、よく見るとどこに咲いていますか。
     1つは、「コンクリートの○○○」
     もう1つは、「高い石がきの○○○」

子どもたちの実態を考えて、書き抜くようにした。
(すき間の”間”を漢字で書いたら、◎などバリエーションをつけると盛り上がる)
いきなり2つ書かせても出てきそうな場合は、「どこに咲いていますか」だけでよい。


答えは「コンクリートのわれめ」「高い石がきのすき間」。
これも、絵本にわかりやすく絵が載っているのでそれを見せた。

発問7 第5問。われめやすき間は、広いですか。せまいですか。

教室の窓を少しだけ空けて、「このすき間を通ってくる風を”すきま風”といいます」と説明。
手で「これはすき間?」など、出してもよい。(子どもによって広い・せまいの感覚が違うので)
答えは「せまい」

発問8 第6問。「こんな場所」とはどんな場所ですか。
     2つ書きなさい。

指示語の学習である。
この時間で一番難しいところ。
「コンクリートのわれめ」「高い石がきのすき間」

指示5 A段落の最後、『すき間にもさいています。』の『も』に○をつけなさい。


発問9 第7問。すみれはわれめとすき間にもさいています。その他には、どこに咲いているのですか。

「みちばた」

ここでは、「みちばた」「コンクリートのわれめ」「高い石がきのすき間」にすみれが咲くということを理解させる。

説明1 『すみれとあり』のような何かを説明している文には、「問いの文」という問題になっているぶんがあります。


発問10 問いの文が@〜Bの中にあります。どれですか。

「どうして、こんなばしょにさいているのでしょう。」
子どもたちからは、すぐ出てきた。

発問11 この文には、最後に問いの文の証拠の1文字がかくれています。何という字ですか。

「か」です。
これもすぐ出た。

発問12 問いの文、つまり問題の文があれば必ずあるものがあります。
      何だと思いますか。

答えの文。

これから答えの文を探していくことを告げて、授業を終わる。

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