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『すみれとあり』 第4・5時 発問・指示  種をとばす様子を読み取る(C〜E)

教科書の内容に入る前に、「漢字の練習」(漢字スキル)、「フラッシュカード」(ことわざ、四字熟語)、「暗唱」などの活動を15分程度行っている。(ほぼ毎日行っている)
2時間続きだったので、作文の練習などしたあとおよそ45分の内容である。

発問1 おうちで音読してきた人?

読んできた子がいた場合、大いにほめる。

指示2 最初から最後まで自分で読みましょう。
     全員起立。

全員を立たせて全文を音読させる。

発問2 座ってからも読んでた人?

読んでいた子を大いにほめる。

指示3 2段落(C〜E)の音読練習をします。

第3時と同様に様々な読み方で音読させる。
毎回同じパターンだと飽きてしまうので、変化を入れていくとよい。

指示4 問題を5問出します。
     ノートを出しなさい。日付を書いて、@と書きます。

@の下に問題の答えを書かせていく。

発問3 第1問。すみれは花をさかせたあと、何をつけますか。

答えは、「み」。
1問出して、答え合わせの繰り返し。
テンポよくやっていく。

発問4 第2問。実の中には何ができていますか。

「たね」。
何度も音読しているので、何も見ないで答える子がいる。
その場合は、教科書のどこに書いているか見つけさせて、教科書を見るようにさせる。
「○ページの△行目です」と答えるのも大事な勉強。

発問5 第3問。よく晴れた日に、みはどうなりますか。

「三つにさけてひらく」
ノートにたねの様子を箇条書きにさせたかったので、この問題にした。

発問6 第4問。さけたあと、どうなりますか。そのことが書いてある一文を書きなさい。

「そして、みの中からたねがピチッピチッと音をたてて、いきおいよくとび出します。」
一文を書き抜くことは、2年生には難しい。
何度も練習する必要がある。

発問7 第5問。とび出したたねはどうなりますか。

「つぎつぎとちかくの地めんにおちていきます。」
地めんを「地面」と書いた子がいたので、二重丸にした。

発問8 種は1個だけ落ちていくんだよね?

「ちがーう!」という反応が出ればバッチリ。
「え?教科書の写真は1個だけしかとんでないよ?」と煽る。
「つぎつぎと」という言葉に着目できる子がいたら、ほめる。
「つぎ、つぎ、つぎ、っていっぱい落ちていくんだね」

ここまでで、ノートにすみれのたねのとばし方の様子が書かれてあることになる。

発問9 この段落には、何のことが書かれているかな。

ここでは見出しをつけさせたい。
上の学年で要約ができるようになるためのステップである。
子どもたちからは「たねのとばし方」というキーワードが出てきたので、
「すみれのたねのとばし方」という小見出しをつけた。

発問10 すみれのたねのとばし方、やってみるよ。

まず、手をふくらましてつぼみをつくる。
「花がさきました」と言って、手で花をさかせる。

「そのあとどうなりますか」とやりとりをしていく。
「みができる」(また手をつぼみのようにする)

「そのあとどうなる?」
「三つにさける」(親指以外の指をくっつけ、右・左で2つ、親指をくっつけて1つの3つ)

「そして、どうなる?」
「ピチッピチッと音を立てて、とび出す!」
子どもたちはピチッピチッと言いながら、とび出すジェスチャーをする。

一通りやったあと、一人でやったり、2人組みになって友達に説明させたりする。
すみれの種をとばす順序がわかっていればよい。
体で表現していくことで、書かれている内容がわかってくる。

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