2008年7月更新
上越市の頚城区は日本海の沿岸に添った地域のため、豪雪といわれる年でも1ｍの積雪はないというから真に恵まれた土地柄といえる。したがって、栗田邸のお庭は、雪のない関東地方と同じ感覚で造られた庭園である。
道路に面した市道との境界に沿って巨大な鳥海石の石積みで仕切り、入り口には大型の大理石の門柱を建てゝ黒松の見越しの松が植えられ、庭の植樹の見事な刈り込みの模様が、道行く人々にも優しく語りかける風情は、典型的な完成された豪邸のお庭の風景である。
門被りの松を潜って邸内に入ると、数々の手入れの行き届いた鉢植えの花々が庭に彩りを添い、そして、数多いオブジェにも、栗田ご夫妻の心温かい人柄が偲ばれる楽しいお庭である。
邸宅の裏手に回ると直線距離で300ｍも同家所有の地続きの土地であり、前庭の面積を合計すると2000坪に達し、しかもその広大な土地の地形は、同家の前庭と家の敷地に続いて長方形の平坦に整った地形であり、この土地を今後の如何に庭園化に進化するか、夢は無限大に膨らむ進行形の庭であります。
住所 上越市頚城区城野腰32
栗田 清
TEL 025-530-3008
メール kuritas@joetsu.ne.jp
【お願い】
参観希望する方々は、参観日時・人数等々を電話または事務局のメールに事前にお知らせください。
南魚沼市内のお庭の案内は、事務局で行います。