2007年12月5日 フィリティヨ滞在6日目
さて、ながらくお付き合いいただきましたがフィリティヨ旅行記、とうとうフィリティヨ滞在の最終日と帰国のお話です。
レイトチェックアウトができることがわかったのと、後半海が荒れてきてシュノーケリングを満喫できていなかったので、最終日も午前中だけは潜ろうと心に決めていました。
しかし、天気は曇りで風は強く、波も相変わらず高い状態です。 No3パッセージからのエントリーは無理そうでしたので、No6からその周辺をトライすることにしました。
PC050665 posted by (C)ダイジロウ
こちらの半水中写真の岸はNo6付近のものです。水中はアカモンガラだらけ。
岸よりはかなり濁っていて何も見えなかったので、とにかくドロップオフに出て濁りの少ないエリアを探すことにしました。
No7,8はもっと荒れていて期待できなかったので、No5のほうに移動して行くと、5と6の中間あたりから濁りが減ってきました。
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サンゴに群れるデバスズメダイです。上から近づくとサンゴの中に隠れてしまうので、下からゆっくり近づく必要があります。 ご覧のとおり、水が若干濁っていますね。
この日はめずらしく群れている魚に多く出会えました。
PC050693 posted by (C)ダイジロウ ムレハタタテダイの群れです。
PC050699H posted by (C)ダイジロウ 手前の中物は名前が良くわかりませんが、奥のアカモンガラの群れとのバランスがいい感じです。
PC050704H posted by (C)ダイジロウ ワイドで思いっきり群れに近づいてみました。表情まで読めそうです。
PC050707H posted by (C)ダイジロウ こちらはブラックピラミッドバタフライフィッシュの群れ。
PC050714 posted by (C)ダイジロウ
No6から5,4と流して、5まで戻ってからエギジットして、本日のスキンダイビングは終了。 名残惜しかったのですが、フィリティヨの海とはお別れとなりました。
さあ、つぎは撤収の準備です。 とにかく濡れ物をゆすいで、絞って、干して、少しでも運びやすくします。
カメラも潮抜きをきっちりと行います。(もちろん、毎回やりましたよ)
そうそう、部屋に戻るときにルームメイクの若いスタッフが足の指を切っていたのでバンドエイドをあげました。 このバンドエイドはフィリの売店で5枚1ドルで売っていたものです。
絆創膏は英語でアドヒーシブ・プラスター(Plaster)ですが、バンドエイド(商品名)のほうが通じます。 タヒチではバンドエイドも通じなくてだいぶ苦労しました。(フランス語圏だからでしょうか?)
ダイジロウはうかつにもわずかな枚数しかバンドエイドを持っていかなかったので、フィリに着いて早々あわてました。
大量に入れたつもりがほとんど空だったのです。 前回の反省が生きていませんねぇ。
以上、フィリ最終日の午前編のおわりです。
次はフィリ午後出発編から帰国編です。
2007年12月5日 フィリティヨ滞在6日目の午後〜帰国まで。
【撤収準備】 さて、フィリティヨ滞在6日目の午前にシュノーケリングをやってしまったので、午後は大慌てで撤収準備です。でもレイトチェックアウトで助かりました。
とにかく水着やラッシュガード、カメラ類をゆすぎ、シャワーを浴びます。
しかし、今回の荷物って、ほとんどシュノーケリングとカメラ機材ばっかりでしたねぇ。 前日に可能な限り片付けたのですが、結局当日やらないと片付かないわけで。 いやはやバタバタでした。
14:50までに荷物は通路に出しておくことになっていたのですが、ちょっと早めに片付いたので出そうとしたら、もう外でスタッフが待っていてくれていました。 ちょっと早めで良かった♪
そのままレセプションに向かい、チェックアウトを行います。 多くの人が伝票をミスっていたという話を聞きますが、正直たくさんありすぎてちゃんと見切れません。が、全く心当たりが無い項目も無かったので良しとしました。
あとは、出発まで少し時間が有ったので、周辺を散歩したり、エアコンが効く図書館で時間をつぶしていました。
PC050765 posted by (C)ダイジロウ こちらはレセプションとなりのゲストリレーションのスペース。 正面がエクスカーションの申し込み記入を行うエクスカーションボードで、右奥には日本語インフォメーションがおいてあります。
左のドアはジムの扉、そのとなりが医務室です。
PC050767 posted by (C)ダイジロウ これが日本語インフォメーション。初めから知っていれば・・・ でも、今は日本人スタッフがいるから大丈夫かもしれません。
【出発】
PC050769 posted by (C)ダイジロウ そうこうしているうちに出発時間が来てしまい、レセプションに居たピアさんにもお別れを告げて出発です。(16:20)今回はなぜかドーニではなくスピードボートで送ってくれることに。 でも、これ結構迫力があってちょっと怖い。(夜中にこれに乗るのはかなり厳しいかも)
PC050780 posted by (C)ダイジロウ
水上飛行機が予定より大分遅れて到着すると、既に一組中国のカップルが乗っていました。
どうやらそのせいで時間がずれていたようです。
で、水上飛行機からフィリティヨをよく見たかったのですが、遅れていたせいか近くを飛んでくれずにちょっと不満の残るお別れになってしまいました。(残念)
その後、もう一箇所、ホワイトサンズでもう一組これまた中国カップルを乗せ、マーレに出発。
※しかし、中国人カップルは二組とも機中ではベタベタ(笑)。
旅の開放感から普段の反動でしょうかねぇ。
PC050793 posted by (C)ダイジロウ マーレ近くで見たリゾート。たぶんヴァドゥーだと思います。
【マーレ着】 結局マーレに着いたのが6時とすっかり遅くなってしまいました。 午前中も潜り疲れたのと、遅くなってしまったので今回はマーレ観光はやめることにしました。
爆弾事件の直後でちょっと心配でしたし、フルレのデイユースも申し込んでいましたし。
代わりに、空港まで散歩して、空港外のお土産やさんでお土産をゲットすることにしました。
空港の外のお土産やさんはちょっと怪しい雰囲気。一応、グルービーの現地スタッフのアンワルさん(日本語バリバリ)によるとお値段的にはホテル>空港内>お土産屋 という順らしいのですが、品揃えに問題がありあまりお奨めできません。なにしろ日本人の定番「チョコレート」が全滅。クッキーと紅茶しかありませんでした。
とりあえず紅茶を大量に購入しましたが、紅茶は確かに安かったようです。
でも、困ったのはダイジロウが職場に配るお土産です。
仕方なくホテルのおみやげ物売り場チョコレートを何種類か購入。フルレのお土産物屋の店員のお姉さんは片言の日本語ができて、お奨めやら商品の説明などを聞きながらの買い物は結構楽しかったですよ。
【夕食】 フルレのデイユースには夕食がバウチャーで付いてきます。 で、食事は和食のお弁当コースを用意してくれていて、多少和食というより「和食風」のなんだかよくわからないものも含まれていましたが、なかなか頑張っている感じでした。
【出国】
時間になるとグルービーのアンワルさんが迎えに来てくれて、空港に車で送迎してもらい、スタッフの増淵さんと合流。搭乗手続きは本来自分たちだけでやらないといけないのですが、増淵さんが中まで付き合ってくれて助かりました。
お礼を言って分かれて、今度は出国手続きです。
手続きまでに時間が有ったので、水のボトルをレストランで購入し、手続きに向かうと・・・そうでした。機内持込でペットボトルチェックがあるではないですか。
出国してから買うべきでした。
※実は出国後には水を買える所はありませんでした(泣)。どなたか水の入手方法知ってますか?
泣く泣く買ったばかりの水を廃棄して進もうとしたら、ノンガスの虫除けスプレーまで取り上げられてしまいました。中身は半分以下だったのですが、スプレーボトルの容量で判断するので、中身に関わらず容器が僅かにオーバーだからダメなんだとか。(皆さんも気をつけましょう。行きに取り上げられると現地で悲惨です)
【搭乗】 帰りもスリランカ航空直行便です。 フルレで夕食を食べた後なのに、なぜか夕食が・・・
うーん、夜中に食事というのはどうなんでしょう。 ともあれ、帰りのマーレでは「軽く食べる」が正解だと思います。
PC060485 posted by (C)ダイジロウ こちらローストビーフとお寿司。
PC060486 posted by (C)ダイジロウ こちらはお魚コース。 さらにパンが付きました。
ちなみに今回のモル旅行は機内食がぜんぜん選べなくてちょっと残念でしたね。
【帰国】
さて、とうとう南国の楽園から冬の日本に到着です。
その後は特にトラブルことも無く、車で自宅に戻り、夢のフィリティヨアイランドリゾートへの旅が終了したのでした。
とりあえずお付き合いいただいた皆様もお疲れ様でした。
ダイジロウはリフレッシュ休暇ということでこの後も4日ほど休暇が残っていたので、荷物の片付けや写真の整理などを行い、社会復帰を目指していろいろ頑張りました。
【まとめ】
久しぶりにフィリティヨへの旅を振り返ってみた感想ですが、「品が良くて海も魚も素敵なリゾートである」といえると思います。
より高級なリゾートや逆に素朴で魚いっぱいのリゾートもモルディブにはありますが、両方を兼ね備えるのはそう多く無いように思います。
そういう点ではバランスよくモルを味わえたのではないかと思います。
以下に詳細なポイントを示します。
@やっぱり南の島はいい!! 南の島は癒されます。また海中はとてもリラックスできて最高です。 雪山で気合を入れて、南の島で緩める感じでしょうか。
Aシュノーケリング、スキンダイビング三昧にはモルは最適
日本ではボートツアーや、インストラクター同行でないとシュノーケリングをできない海が 多そうですが、モルではリゾートさえ適切に選べば、 朝から夕方までシュノーケリング三昧です。
B料理は想像よりもおいしかった フィリクラスになると食事も安心できるのだと思います。 デザートは甘めですがすごくおいしい。日本人はカレー大好き民族ですから モルとの相性は良いのではないでしょうか。本場のインド・パキスタン系の カレーに慣れておけばなお良し。
C空いている時期でより快適
ちょうど人が少ないタイミングだったようで、落ち着いて過ごせました。
夏休みや正月付近ですと人が多すぎたりするかもしれません。
D水コテは良かったが、海重視ならビーコテでも悪くない
虫対策で水コテにしましたが、思ったよりTsumaさんの苦手な「蛾」が
少なかったので、ビーコテでもOKかも。
お金かけるなら海にかけたほうが良いという海重視の考えが良さそう。
E魚群の規模ではちょっと不満が残った
フィリはドロップオフも近く、サンゴも魚影も豊富なのですが、大きな群れが
少なく、フィッシュアイの威力が空回りしてしまいました。
海が荒れ気味でしたので、大物に向くNo.7パッセージがNGだったのも
要因かもしれません。また、群れに入って泳ぐなら別なリゾートのほうが良いようです。
Fやっぱり値段は高い フィリティヨのレベルになるとさすがにお高いです。 新婚旅行なら豪華さ重視でさらに上のクラスでも好みで選んでいいのでしょうが、 何度もリピートするには厳しいです。 予算1人分=リフレッシュボーナス=スキー1シーズン予算(一人)くらいの イメージですので、もう少し低予算でお魚重視で考えたいと思います。
以上、フィリのレポート完結編でした。
次は・・・いつになるでしょう。ちなみに現在ダイジロウ家は緊縮財政発動中です(泣)
(2008年現在)
海に、スキーに、カメラにと無茶をしすぎたのでペースを作り直したいとおもいます。
しばらくは伊豆あたりに出没するくらいでしょうか。
ではまた。
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