フィリティヨ旅行記3日目(2007/12/1)体験ダイビング編です。
今日は朝から体験ダイビングということで早めに朝食をとりに行きます。
でも例によってウェイターさんはモルディブゆったりムードで対応。
えーん、今日は後が詰まっているから早くサインをしたいのに・・・。
ちょっとあわてましたが部屋に戻ってフル装備のうえ、
ダイビングセンターに向かいました。
ちなみにモルディブではグローブ禁止のところも多いようですが、こちらは使用OKでした。
もちろん、サンゴやお魚に触れてはいけないのは大前提です。
で、無事コゼさんと落ち合い、体験ダイビング開始です。
まず、はじめにレクチャーを受けて、注意点と機材の使い方を学びます。
テクニカルな注意点はもちろんですが、最後のひとつは「楽しんでください!」で、尤もだと思いました。
楽しめないとストレスも高まりパニックになりやすいですしねぇ。
次にNo.6パッセージに移動し、装備を装着して海に入ります。
浅いところで呼吸の仕方をチェックしてOK、NGのサインを再度確認。
ドロップオフに向かいます。
リゾートダイビングでは、基本的にパートナーと片手をつないで並び、その後ろでコゼさんが、我々をがっちりと捕まえていて全てのコントロールを行うというスタイルになります。深さの調整や時間管理など我々の様子を確認しながら調整するという手厚いサポートの中で海中を楽しむことが出来るわけです。
なお、持ち込んだデジカメはダイジロウのμ-40のみ。Tsumaさんのμ-795SWは防水が10mまでなので、念のためお休みということにしました。(最大12mの可能性があるため。恐らく大丈夫でしょうが水没するとダメージが大きいので。)
さあ、海中散歩の始まりです。Tsumaさんが初め耳抜きで多少手間取りましたが、その後は問題なく水深を変化させることができました。マスククリアも適当なタイミングで何回かやれました。
ドロップオフから潜って行くとまず初めに出迎えてくれたのがハタタテダイ(たぶん)。
ロープはNo6の標識から水底に向かって張られているもので潜っていても場所がわかるわけですね。
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PC010117 posted by (C)ダイジロウ
この後、No6からNo7、そしてNo6と戻るように潜りました。
見上げるとこんなかんじ。すでに水面がかなり上でダイジロウのスキンのスキルではここまでは潜れない深さです。
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PC010142 posted by (C)ダイジロウ
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PC010175 posted by (C)ダイジロウ
ダイビングだとゆっくりと活動が出来て、相手がなれるまで待っていられるので結構近寄れますね。
フィッシュアイですのでかなり近づいています。
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PC010199 posted by (C)ダイジロウ
角度などがちょっと悪いのですがカメさんです。
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PC010210H posted by (C)ダイジロウ
期待の大物の群れには出会えませんでしたが小さいお魚さんはたっぷり。 ※この写真は赤のレベル補正を入れています。
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PC010222 posted by (C)ダイジロウ
おおっ、あの勇姿はナポちゃんでは?フィッシュアイレンズなのでちょっと遠くに写っちゃっていますがナポレオンフィッシュです。ヤッホー!
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PC010276 posted by (C)ダイジロウ
深いところにもやっぱり居る、blue trigger fish。
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PC010307H posted by (C)ダイジロウ
最後にコゼさんに記念撮影をしていただきました。
この日の午前中は体験ダイビングで終了。
最低40分または残圧が一定になるまで潜っていただけたそうです。
この日の水深は10m程度とおっしゃっていました。
もうちょっと透明度が高くて、大物が出てくれたらなぁと残念ですが、こればっかりは自然相手なのでどうにもなりませんね。まあ、体験レベルでは贅沢な話かもしれません。
以上、フィリティヨ体験ダイビングレポートでした。 普段ダイビングをやらない方もフィリにお出かけの際は是非、お奨めです。
次回は3日目の午後のシュノーケリング記事をお送りします。
つづいては、
3日目(2007.12.1)の午後のシュノーケリング編です。
その前にプチ情報。
デジカメを使う方は充電大事ですよね。 ところでお部屋のマルチプラグって上下にAタイプ(日本、アメリカ式)のコンセントがさせるって知ってました?
3台のデジカメを持ち込んだので、BFタイプの変換アダプターを買ってしまいましたが、結局使いませんでした。二つ有れば使い回しが利いたので。
さらに、洗面台のところにも110Vのシェーバー用Aタイプ電源がありましたし。
このシェーバー用というのは電力が少ないもの専用ということで、日本から持ち込んだドライヤーとかはNGですが、充電器なら問題ないはず。なので、国内専用の電子機器でも大概は使えそうです。
さあ、本題。 午後は大物が居ると評判の5番〜8番のエリアを狙いことにしました。 コゼさんに聞いたところでは、潮の流れが満潮を境に変わり、このところは大体午前は東(アウト)から西(イン)、午後は西から東という話でしたので6番からスタートして潮の流れを見て後のエントリーを考えることにしました。
で、6番からエントリーし、流れを確認するとどうやら西(4,5番方向)に流れている様子。 まずはそちらにゆっくりとドリフトシュノーケリングすることにしました。
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PC010324 posted by (C)ダイジロウ 今日も元気に潜っています。(Tsumaさん)
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PC010361 posted by (C)ダイジロウ
藻を食べるブダイの仲間だと思われます。結構頑張って接近しました。
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PC010368 posted by (C)ダイジロウ
今日はブラックピラミッドバタフライフィッシュが群れを作っていました。
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PC010376 posted by (C)ダイジロウ
シュノーケリング中にあえて空を撮ってみたらなかなかいい感じ。さすがフィッシュアイの威力です。 朝は曇ったり、雨だったり、風が強かったりするのですが、昼前には安定する感じです。
この日は7番、8番が荒れていたので結局6番から4番の後、5番から4番とドリフトで流して終了。
シャワーを浴びて一休みして夕食に出かけました。 ところで人が少ないという話を出しましたが、写真がありました。 ごらんのようにめちゃめちゃ閑散としてます。 (これは朝一番の写真だと思いますが)
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PC030317 posted by (C)ダイジロウ 
PC030318 posted by (C)ダイジロウ
夜はもう少し人が居るのですが3割くらいの埋まり具合。もちろん時間をずらしてくる方も居るのですが、準備がされているテーブル自体が6割はない雰囲気。なにかそれだけでさらに贅沢な感じでした。 ちなみにこの日は日本のお客様が2組ほど入られたみたいでした。
最後はお決まりのベッドメイキング写真です。
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PC010207 posted by (C)ダイジロウ
今日も頑張って潜りまくりました。 たっぷりの疲労感の中、おやすみなさい。(あっというまに爆睡なのでした。)
明日は4日目、一日フリーでハウスリーフを潜ります。
フィリティヨ旅行記12月2日(滞在3日目)
本日は日曜日。 エクスカーションはお休みです。というわけでフリーでシュノーケリングを楽しみました。
ところで、いろいろな方の旅行記で、現地の人やホテルスタッフから日本語で声をかけられるという話を見ました。 ここフィリティヨでは「元気ですか?」、「こんにちは」などの普通の挨拶もしてくれますが、 「元気バリバリ?」と聞かれることも多かったです。 誰が教えたんでしょう?(笑) (オフコース!と応えるのを忘れました・・・)
さて、午前中は5番から7番方向への流れに乗って、ドリフトシュノーケリングを楽しみました。
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PC020426 posted by (C)ダイジロウ
さっそく出迎えてくれたのはもうお馴染みアカモンガラの団体さん。 別名Blue triggerfish(Redtoothed
triggerfish)
日本名はshinさんの水中写真のブログhttp://pub.ne.jp/shin/で教えていただきました。
青いのになぜ赤?と思ったら、歯が赤いらしく、アカハモンガラが間違ってアカモンガラとして定着したんだとか。 豆知識でした♪
午前中は、5番→6番へとドリフトシュノーケリングを開始し、8番まで行ってみようと考えていました。
しかし、6番から7番に向かう途中から急に濁りが強くなり、ドロップオフ付近では何も見えない状態になっていたんです。(ざんねん) そこで、7番、8番を断念して、一転流れに逆らいながら4番まで流しました。
※初日に探検をして失敗をしたというのは、7,8番を潜るのに一番適した時期を逃したことが判明したからです。 このあとも滞在中は7,8番は全く濁りがなくなりませんでした。(残念!!)
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PC020444 posted by (C)ダイジロウ
フィッシュアイ(魚眼)レンズでは画角が広くなり、海中の広がりを表現できますが、お魚さんはちっちゃく写ってしまいます。
したがって、1匹を狙う場合は相当近づく必要があります。
いわゆるワイドマクロというやつで、周りと魚と両方にピントが合いやすいという利点があります。
これはブラックピラミッドバタフライフィッシュ(名前が長い!)。 多分30cmとかの至近距離です。
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PC020445 posted by (C)ダイジロウ
こちらも頑張って肉薄!コンパクトのシャッターラグで若干通り過ぎているところはご愛嬌。
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PC020465 posted by (C)ダイジロウ
こちらはムレハタタテダイ。めずらしくまとまった状態で撮影が出来ました。 ちょっとトリミングすると見栄えがするところですね。
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PC020478 posted by (C)ダイジロウ
4番パッセージの少し5番よりにいるモルディブアネモネフィッシュ。わーいニモだー。
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PC020498 posted by (C)ダイジロウ
こちらは4番のすこし3番よりにいるニモ。4番は岸からちょっと距離があるのですが、ニモに逢うにはいいポイントです。
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PC020502H posted by (C)ダイジロウ
ドロップオフ下のムスジコショウダイ。少しフィッシュアイに慣れた感じです。 寄るときは下から迫るのが良さそうです。(上から近づくと逃げてしまう)
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PC020503H posted by (C)ダイジロウ
こちらはムスジコショウダイ+アルファーズ。もう少し近づきたかった。 (でも息が続かなかった・・・)
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PC020494 posted by (C)ダイジロウ
浅いところに光が入って遠くまでの透明感がでました。
以上、ここまでが午前中のシュノーケリングでした。
午後はというと、実は疲労がピークに達し、のんびりと休むことにしたのでした。 (ようやくモルディブらしいリゾートの過ごし方になったという話も・・・)
というわけで3日目の午後は、二人とも(というかダイジロウは)海で潜りまくってしまったため、完全にグロッキー。
そのうえお昼を食べて満腹になって眠たくなってしまい、今日の午後はのんびりと昼寝や読書ですごすことになりました。
ベッドでお昼寝の後、ダイジロウはオンドーリで波の音を聞きながら読書です。 いやぁ、これがホントのリゾートのすごし方ですよね。 と、反省しつつ体力の回復に努めました。
それから、夕方にはまだ入ったことが無いサンセットバーに出かけました。 たしか3時から5時まではハッピーアワーでドリンク半額だし。
しかし、外国の皆さんは本当に太陽の下が好きです。
外の席は結構埋まっていましたが、屋根がある中の席は誰も居ません。
もしかしたら中は食事専用なのかと思ってウェイターさんに聞くと、どこでも大丈夫らしい。
もしかしたら何で中なの?と不思議に思われたかもしれませんが、中の席でドリンクをお願いすることにしました。 ドリンクメニューをもらうと、いかにも南国というカクテルが多数ありました。
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PC040391 posted by (C)ダイジロウ
Tsumaさんが選んだのはこちら。「Caipirinha」というラム、ブラウンシュガー、レモンのカクテル。 結構きつくて、レモン、ライムが大量に入っているので、混ぜないと酸味が強いです。
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PC020296 posted by (C)ダイジロウ
ダイジロウが選んだのはこちら、「ラズベリーダイキリ」
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PC020297 posted by (C)ダイジロウ
写真でもわかるように、かなりのビッグサイズです。 やっぱりラズベリーの量が多くてかなり酸味が強い感じ。
これらを飲んでる途中でちょうど5時。
ウェイターさんがハッピーアワーが終わるので、おかわりがほしかったら教えてね、と聞いてくれたのですが、一気飲みするわけにも行かず迷っていると、飲み終わってからでも良いよとのこと。 ラッキー!ということで、飲み終わってから、Tsumaさんはスコッチモルト(グレンフィディック)、ダイジロウはチンザノロッソをそれぞれロックで貰いました。
なんか久しぶりに強めのお酒を飲んだせいか結構酔いました。 ともかく評判の良いサンセットバーでまずは楽しく過ごすことが出来たので今日は満足でした。
そのあと、水コテからサンセットバーの方を見たら虹かかかって、とても綺麗でした。 今日もスコールがあったのでそのおかげですね。
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PC020673 posted by (C)ダイジロウ
このあとはいつものようにたっぷりの夕食とデザートに舌鼓を打ち、 心地よい疲労感の下、爆睡するのでした。
この日のベッドメイキングはこんな感じ。
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PC020305 posted by (C)ダイジロウ
今日はお休みモードでしたが、明日はいよいよシュノーケリングサファリです。 お楽しみに。
(リゾート滞在記その2につづく)
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