【モルディブ】 フィリティヨ旅行記 本文へジャンプ
フィリティヨに出発!

さてさて、いよいよフィリティヨ旅行記の始まりです。
パチパチ

まずは出発までの1年のおさらいから。

2006年の11月ごろ(ちょうど一年前くらいですね)、来年度の勤続○○年のリフレッシュ休暇をどうするかで検討を開始し、新婚旅行のタヒチ(ボラボラ)をリピートするかという話もあったのですが、いかんせんさらに価格が高騰、また思ったよりお魚は多くないのでモル方面に絞る。


併せて2006年の初めにはTsumaさんがスポーツジムのシュノーケリングレッスンに出始め、ダイジロウも夏から参戦。とにかくシュノーケリング狙いでリゾートを選ぶことに。

webなどでの評判から代理店をSTW、グルービーに絞り、銀座にオフィスがあるグルービーに決定。(すみません、渋谷とか苦手なのです。)

webでの調査と、オフィスを訪問しての相談の結果フィリティヨに決定!

ちなみに他のお奨めの候補は「ヴァドゥ」「リーティ」、「ココパーム・ドゥニコル」「ミリヒ・アイランドリゾート」でした。
これらのなかから以前の記事のように、


@水上コテージがある(TSUMAは虫が苦手なので)

A水コテからシュノーケリングが出来る

Bハウスリーフが良い

C日本語OKのスタッフが居る

D食事の評判が良い

E水コテから見える海の色が綺麗なソーダブルー系


他にはバスタブはあったほうが、とか水上飛行機に乗りたいとかは有れば良いなレベルの条件に設定し、あとは予算の上限を超えない事(汗)が重要でした。


で、早く動いたので確実に取れることは間違いないのですが、なにせ1年の期間があるわけで長い長い。
仕方が無いのでwebで情報を集めつつ、シュノーケリング・スキンダイビングのレッスンを重ねてハウスリーフを楽しみつくすことに気合を入れていたのでした。

ではようやく出発日へ。(おいおい)


【11月29日 第1日目】

東京のはずれから成田までは首都高、東関道を使っておよそ3時間弱。
おかげさまで渋滞もほとんど無く予定通り成田に到着。

ダイジロウは年寄りなのでトランジットの疲労を低減するためスリランカ航空の直行便を選択しています。
10:50にチェックインが始まり、13:20に予定通り出発。

ちなみに最近は機内持込のチェックが厳しくなり、液体持ち込みは100ml以下容器で1リットルジップ袋に入れることとなっています。

1リットルというのは縦横併せて40cm以下らしいので、ちょうどB6サイズのジップ袋がサイズ的に良さそうでした。なお、虫除けはノンガスタイプの「サラテクト」を入手しましたがこの容器120mlと本当はオーバーしていました。でも行きは見逃してもらえました。(ラッキー)

さて、機内は中央の列には乗客が居らず、窓際の席まで空きがあるくらいガラガラです。
GWとか夏休み、年末でなければこんなもんなのでしょうか?

離陸後安定したところでドリンクサービス。
ダイジロウはチンザノドライ、Tsumaさんはアラックというスリランカのココナッツ系のスピリッツをもらいました。
初めアラックのロックを頼もうとしたらFAさんにとてもきついからとコーラで割って出してくれました。

左のカンがコーラです。
「きついけどなかなかおいしかったのでどこかで買って帰りたい」(Tsumaさん談)


さて、つづいて3時ごろ昼食となり、カレー系のメニューを頼もうとしたのですが、
既に和食しか残っていないとのことで、残念でした。
ちなみに豚の角煮でした。


そして夕食は9時半ごろ(日本時間)で、ほぼ同時にハネムーンケーキも貰いました。
ハネムーン扱いになっていてシートも確保されているようで良かったです。
夕食は魚系とビーフ系、どちらもまあまあおいしかったです。
(魚系の夕食)

(ビーフ系)

(ハネムーンケーキ)


さて、食事以外では機内で何をしていたかというと、
Tsumaさんはゲーム。
とくにパックマンもどきが気に入って帰りもやっていました。
たしかにかなりの種類があって、ダイジロウもなつかしのレーダー作戦ゲームをやったりしました。
映画はヘアスプレー(字幕)、幸せのレシピ(音声)が日本語で楽しめました。(11月)

ヘアスプレーはなかなか良かったですよ。トラボルタも頑張ってたし、新人のヒロインの演技は抜群、それにミュージカル好きだし。


そんなこんなでフルレ国際空港に現地時間の8:30に到着。
代理店グルービーの担当の増渕さんとアンワルさんと落ち合い、
明日の段取りの説明を受け、アンワルさんにフルレアイランドホテルに送っていただきました。
アンワルさんはバリバリに日本語が堪能なのでダイジロウとしてはホントにほっとしましたよ。
(ちょっとなさけないけどしょうがない。)


フルレホテルは噂どおりきれいですねぇ。
ほんと素泊まりやデイユースではもったいないくらい。
チェックインはあらかた手配が済んでいて、名前とパスポート番号を書く位でOK。
モーニングコールまで手配済みなのはびっくりでした。


真ん中のドアが噂の隣の部屋に繋がるドアです。
両方に1枚づつあって自分の方からしか開かない仕組み。

なお、日本とは4時間の時差があるので、現地の11時ごろは日本では夜中の3時。
眠いはずです。
朝は6:10ロビー集合なので、おやすみなさい・・・。

とりあえず1日目は大きなトラブルも無く終了したのでした。




【2007年11月30日】

いよいよ2日目でフィリティヨアイランドリゾートが登場します。

朝6:10フルレホテルのロビーに集合、5時から食事でしたので、モーニングコールは4:30!
早っ。

例によってほとんど何にも無いレストランで適当に食事をとりましたが、
これで良いのか?  フルレアイランドホテルの唯一の欠点では無いでしょうか。
でも、ここのクロワッサンの後でフィリティヨのクロワッサンを食べると、
あまりの差に感動が高まるという利点があります。


※コーヒーの置き場が柱の陰で見つからずに、それすらないのか?と怒りかけましたが、
 ウェイターさんにコーヒーをお願いしたらわざわざ注いでくれました。ごめんなさい。

ロビーに集合すると、アンワルさんが迎えに来てくれたのですが、
あれ?うちだけなの?

昨日は3組くらい日本の方がいらっしゃたのにフィリティヨ方面では無いようですね。
(フルレアイランドホテルのロビー)


アンワルさんに送られて水上飛行場へ1BOXカーで移動します。
フルレ飛行場の端、マーレよりの海岸沿いの1本道を移動して、
モルディビアンエアタクシーに到着。

この間、アンワルさんに「ありがとう」のディベヒ語「シュクリーヤー」の正しい発音を教わって練習に励みます。
そういえばモルディブも左側通行なんですねぇ、とそんなことでも親近感が沸いてしまいます。
(エアタクシーの待合室)

ここでしばしのウェイティング。
聞けば出発は7:10。なぜ6:10集合?

ちなみに上の写真のモニターに乗る便の案内が出るとの事。
写真ではまだ全く情報が出ていません。


そういえば、今回の我々の荷物は、スリランカ航空に預けるときの計測で、
ダイジロウ21kg、Tsumaさん19kg、二人でぴったり40kgでした。
すごい、計ったみたいだ。実際は無計画で成り行きの結果です。
※ダイバー申請すれば一人30kgまで無料ですが、スキンダイバーはダイバーに入るのか良くわからなかったので申請しませんでした。でも、フィン、マスク、ラッシュ上下、ブーツ、グローブって、まさにダイバーの持ち物ですよねぇ・・・。次回は申請しようかなと思います。(特に帰りのため)


※申請にはCカード(ライセンス)が必要なことがあるらしいです。
  スキンダイバーカードだけでも取っておくといいかもしれません(追記)


呼ばれる気配が無いので仕方なく記念撮影など行い、しばらく待ったところで
ようやく乗り込みに向かうことに。

お客さんは10人くらい。
日本の方は、うち以外は男性一人、女性二人のグループのみ。
例によって手荷物まで取り上げられてしまわれてしまうので、一眼レフデジを取り出して乗り込み出発です。



マーレを飛び立つと真っ先に見えるのがこのリゾート。
位置や建物的にクルンバだと思われます。



こちらは途中で一部のお客さんを降ろしたヴィラメンドゥ。

ヴィラメンドゥの艀。海の色がすでにリゾートですねぇ。

ここで、日本の3人組と他のお客さんが降りて、
半分の5人程度になりました。




いやー、おまちかねフィリティヨです!
逆光で窓の反射が大きく残念な写真になってしまいました。悲しい顔

朝移動の場合は、左の一人がけの席はフィリが眺められるのですが基本的に逆光。
右の二人がけは綺麗に環礁が写せますがフィリが見れないという難しい選択を迫られます。



着水して、写真の艀に接岸?ロープで固定されて降り立ちます。
想像よりもフィリティヨから離れているんですねぇ。



待っているとドーニがフィリ方面から迎えに来てくれました。


ドーニで桟橋に無事到着。おおっ、これがフィリティヨです。
水コテも見えます。到着時間は8時すぎでした。


早速レセプションに移動してゲストリレーション担当のピアさんから概略の説明を受けます。

と書きましたが、ここでの説明は当然英語!でも多くの方のブログやHPで得た知識と同じ話であることがわかったので、なんとなくは理解できました。後はグルービーから事前に渡された説明書きやピアさんから渡された英語の説明書きを読んでとりあえずしのぐことにしました。(読むのだけは何とかなるので)

ちなみにバウチャーは有るかと聞かれ一瞬あせったのですが、日本でフルボードとして申し込んであると答えると、日本の場合はそのタイプがポピュラーなのでOKとのこと。
それからチェックインしたゲストはうち以外は外国の1組のみ。少なっ。


次は、いよいよ水コテへ。
午後からチェックインの場合も有ると聞いていたので心配していましたが、幸いそのままお部屋にいけるようです。

桟橋中央からの360度の眺めです。
うーん、これでもあの感動は届け切れません。
これから行かれる方は是非ご自分の目でご確認ください。


いよいよ水コテに浸入?

ポーターさんに部屋の説明を聞いて、チップをお渡しします。

このドアが玄関です。でも屋根と壁の間に大きな隙間があって、風がよく通ります。そう、つまりここは半屋外なんですねぇ。


上の写真の右手の眺め。
左奥がシャワー、正面が洗面台(二人分)、右奥がジャクジー、右奥を回りこんだところがトイレになっています。


玄関正面にもう一枚ドアがあり、ここからが本当の屋内になります。
入り口からの眺めはこんな感じ。

左がベッド、右奥にTV、その先がテラスで有名なオンドーリ(ブランコ)が見えます。



どなたかの旅行記では水コテは天蓋が無いという話も有りましたが、今回はしっかり付いていました。
これ、確かにエアコンの風が直接当たるのを緩和するのに重宝しました。
温度設定30度にして寝てたのですがちょっとさむかった。でも切ると暑いし。



こちらはみんな大好き水コテからの眺めです。


お隣とは距離はそこそこあるのですが、なにせ見えてしまうので距離の置き方が難しい。
声かけて知り合いになってしまうか、居ないものとして振舞うか。

お隣の方は全力で後者を選択しているようでしたので、あえて踏み込まないように気をつけました。
しかし、外国の皆さんは常にテラスの先端で焼いていましたが大丈夫なんでしょうか。

日本人なら火ぶくれができて下手をすると死んでしまうかも・・・
ちなみに水コテのNoは25番で、左から3番目でした。



水コテ玄関付近からのサンセットバーの眺めです。
この眺めが一番好きです。

サンセットバーの屋外は混んで居ますが屋内はそれほどでもありません。
アルコールとソフトドリンク以外に食事も出来ますが、今回はフルボードでしたのでここで食事はしませんでした。


さて、朝午前中に着いてしまったのですが、シュノーケリングを始める前に島の地理を確認するのと、エクスカーションの申し込みや体験ダイビングの申し込みなどを検討するため島内を探検することにしました。

※ただしこの判断が間違っていたことを後から思い知ることになります。



島の中央にある方向表示。
結構あきらかな道というより獣道?のように人の通った跡がある感じの道も多いので、気をつけないと迷います。
特にダイジロウは方向音痴なのでこの標識に結構助けられました。


 
こちらが島内地図。他の方のHPで見た記憶が有りますが、印刷して持っていけばよかった。


配布してもらえないので自分で手書き地図を作って対応しました。



レセプション脇のゲストリレーションで使ったスペースの壁に、エクスカーション申し込みのボードがあります。
曜日ごとに予定されているエクスカーションの紙が束ねてありますので、署名、人数、部屋番号を書き込みます。

エクスカーションボードの脇にはインフォメーションのファイルが置いてあり、なんと日本語の説明があるではないですか。
手渡されたエクスカーションの英語のパンフの日本語版なのでした。
(初めに教えてくださいよぉ・・・とほほ)


とりあえず火曜日のナイトシュノーケリングを申し込み、他のエクスカーションは体験ダイビングのタイミングによって調整しようと考えダイビングセンターに向かいました。



さてこれはフィリティヨ旅行記blogでたくさん情報を頂いたarareさんの結婚お祝いの記念樹です。

レセプションそばのとても目立つところでしたのですぐに判りました。
他にも同様なものがあるのだと思っていたのですが、無かったのでびっくり。
見る限りとっても元気に立っていましたよ。


次はダイビングセンター。
日本人スタッフがちょうど出ていたので、体験ダイビングに申し込みたい旨相談すると、イントロダイブ(25ドル)とリゾートダイブ(98ドル)の2種類があり、イントロダイブは1m程度の深さで、リゾートダイブはもっと深いところでやるのでどちらかを選べるとの事。

ただしいつ出来るかは日本人スタッフでないと決められないので、午後2時以降にまた来てくださいとの回答。
体験ダイビングが25ドルと98ドルの2種類の表示があってどっちなんだろうと思っていたらどちらもあるわけですね。
まあ、ダイジロウは当然リゾートダイブを選ぶつもりです。

ちなみにリゾートダイブは「ハネムーンダイブ」とも呼ぶようです。嬉しい顔

とりあえずさらに島の散策へ。

足を冷やすTsumaさん。


ご存知のように桟橋が熱くなったときに足を冷やす水が入ったカメです。
ひしゃくの形が独特なのですが、こんな角度で使うのがgood!


さて島の東側は外洋に面していて流れが速いので遊泳禁止となっています。
※レセプションではお奨めしない、という言い方でしたが大丈夫。見れば行く気になりません。

そんな東側の風景をご紹介。
侵食されてゴツゴツした岩がむき出しになっています。
また波が立っているのが見えます。

同じく島の東側。
なぜか一匹鳥さんが佇んでいました。

これだけ回っても朝が早かったのでまだお昼。
とにかくお昼を食べて、ダイビングセンターで体験ダイビングの相談をして、
それからシュノーケリングをすることにしました。

というわけでメインレストランへ。
レストランの場所はわかりやすいのですが、中の構造が難しい。
食べ物をとって自分の席へ戻ろうとしたら判らなくなってしまいました。まいった顔

料理はどんなものがあるか判らなかったので初め戸惑いましたが、
ダイジロウ家はカレーさえあれば他は無くても大丈夫な家なので、
とにかくカレーを欠かさずチェックしていました。

生野菜も豊富でドレッシングもなかなか。
また、噂のデザートも早速堪能することに。ほんとアイスは絶品だぁ。


しかし、レストランは結構広いのですが、ほとんど人が居ません。
準備も半分程度しかされていない感じ。

たまたますごく少ない時期なんでしょうか。
まあ、おかげで気の弱い日本人でも食べ物を確保するのに困りませんでした。
一部の屋台ではゆっくり説明も聞けましたし。



午後は体験ダイビングの相談をしにダイビングセンターに行きました。
出迎えてくれたのが日本人のダイビングスタッフのコゼ(小畴)さん。

さっそく体験ダイビング(リゾートダイビング)をしたい旨ご相談。

現時点では日にちが確定できないが夕食時か夜にお部屋に連絡をいただけることになりました。


さあ、段取りが決まればあとは毎日海三昧です。
ようやく海へと出発です。


手始めはやはり水コテの醍醐味、No3〜No4のパッセージ間シュノーケリングです。
水コテがNo25とNo.3のパッセージの目の前なのでNo3からスタートすることにしました。

PB300006
PB300006 posted by (C)ダイジロウ

予想したよりは白っぽく濁っていますが午後だからしょうがない?
とにかくTsumaさんとドロップオフに向かいます。


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PB300011 posted by (C)ダイジロウ

 

ドロップオフに着いて出迎えてくれたのは怖いくらいのblue trigger fish(アカモンガラ)の群れ。
PB300038H
PB300038H posted by (C)ダイジロウ

このあともこの魚は大量に出てきてあきれるほどでした。
ちなみに恐怖のゴマモンガラがTitan trigger fishなので親戚でしょうがおとなしい魚です。

 

PB300111
PB300111 posted by (C)ダイジロウ
フィッシュアイレンズなのでこの写真で距離は50cmないはず。

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PB300112 posted by (C)ダイジロウ
こちらはムスジコショウダイ。黄色と青のコントラストが利いた大好きな魚になりました。
群れを作っているのも居たのですが彼は一人でした。


こちらは群れを作っているムスジコショウダイ。
ドロップオフから下に深い海が広がっている様子が伝わるでしょうか。 
シュノーケリング初心者は怖くなってしまうかもしれません。

PB300043H
PB300043H posted by (C)ダイジロウ


こちらはスキンダイブでドロップオフ沿いのお魚を狙うTsumaさん。
フィンは明るい色のほうが目立っていいなぁ。

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PB300025 posted by (C)ダイジロウ


 こんな感じで初日のシュノーケリングは終了。
噂どおりの素敵なサンセットを見ながら休憩です。
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PB300604 posted by (C)ダイジロウ


7:30になり、食堂に出かけるとまもなくコゼさんがいらっしゃって、
明日(12月1日)に体験ダイビングをやることになりました。朝9:00ダイビングセンターに集合です。

午前中だし深く潜るし、大きな群れが見れるといいなぁと期待します。
フィッシュアイは群れか超接近かでないとまともな絵になりにくいのです。


本日のベッドメイクはこんな感じでした。
ちょっと派手さが足りないのでは?と贅沢を思うダイジロウなのでした。

PC010608
PC010608 posted by (C)ダイジロウ
以上、フィリティヨ初日のレポートでした。

(リゾート滞在記 その1につづきます)