(日本/準備手続きエピソード編) さてさて、まずは国際結婚の手続きの過程の中から・・・・(参考にさせていただいた皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます) 日本国内での書類の準備は大変ですね。私などは現在の住所地(横浜)に本籍を置いていないので、まずは本籍地(宮崎)より戸籍謄本を取り寄せる事がスタートでした。戸籍謄本をみるたびバッテンがあるのやはり嫌やなもんです。
しかし、第2の人生のスタートだと思うとそのバッテンも今回ばかりは気になりません。その戸籍謄本を持って法務局へ独身証明書発行申請、翌日の午後には出来ていると・・・仕事の関係で3日後に取りに行きその足で外務省へ認証手続きに行きましたが、そこで何となく場違いの格好(夏だったのでGパンにTシャツ!)外務省に来られている方が皆スーツにネクタイ・・いやいや浮いちゃった〜ってな感じで・・・外務省の門の入口に多数いる警備の人に「ジロッ」と見られる嫌な視線を感じながら、受付に用件と身分証明書提出して指示通りに申請窓口へ。認証はやはり翌日に出来ていますとの事でさっさと場違いなところから帰宅。<霞ヶ関という場所ほどGパンが似合いません>*私バツイチの為、記載事項・離婚届の謄本も一緒に認証。
さすがに前日の教訓で、身なりはそれなりにして外務省に認証受け取りをして、中国大使館・領事部に認証の申請に向かったのは良いのですが、今度は領事部の中はさすがに「中国状態」で気後れ気味、やや緊張して申請書類を書き、申請窓口に並んで待つこと30分。窓口に提出するとすぐさま「これ」と「なになに」はコピーしてから再度並んで提出してくださいと・・・<「これ」と「なになに」は緊張ぎみだったので忘れてしまいました>再度並んで申請書類が受理され、手数料の印紙を購入して受け取りの準備OK・・・。 私の中国での結婚手続きまで時間がありましたので、中国領事部の認証は急ぎではなく普通申請してこれで準備万端。認証発行までの間に、必要かもしれない書類をかき集め(住民票、在職証明書、源泉徴収票、課税証明書などなど・・実際は不必要でしたが)、最後の見直しをしていましたら・・・重大なミス発見!!!手順の最初の法務局で発行してもらった独身証明書のコピーを見ていたら、なんと妻の名前の一部「珠」に「王へん」がなく「朱」だけ・・・「やばいの気持ち」と「あせる気持ち」の動揺を抑え個々の役所に再発行できるかの問い合わせ。全てできるとの事で最初の法務局からのやり直し・・・ 外務省の再度の認証を受け取りに行き中国領事部で、最初に申請した認証を受け取り、新しい独身証明書(外務省認証済み)と一緒に領事部の窓口に申請。窓口の人から「もったいない事をしましたね〜でもこちら(離婚届謄本)は使えますから・・・」と言われ妙な安心感。 書類の見直しをしておいて良かったです。文字の一部が違うだけでも中国(どこの国も同じ!)での手続きは出来ませんので・・・中国へ行ってから間違いが判ったらどんなことになっていたか・・・
(中国/手続き〜日本/手続きエピソード編)
書類関係は完璧、喜びに高鳴る鼓動を抑えて、妻のいる中国・福建省福清へ。結婚の手続きというおめでたいことで、奮発して飛行機はビジネスクラスで行く事に・・・やはり待遇が違うと言うか、場違いの感じで少し緊張。でも、広い空間と広い椅子で快適な空の旅。無事、厦門空港へ到着。入国手続きを終え、妻との再会。その時ビックリ!なんと一回り痩せていて美人さんになっているではないですか!う〜幸せの気分。(おのろけゴメンナサイ) 厦門の空港には、妻と友人のsho様の義父、そして、2003年に訪中した時にお世話になった○○さんまで来てくれているではありませんか。感激の歓迎ムード。 空港から車で3時間走って福清のホテルにチェックイン。結婚手続き、結婚式の最終打ち合わせをして、近くの写真屋さんへ結婚手続き用にと二人仲良くパシャリ。夕食を早々に済ませ翌日の手続きの為に早く就寝しようとしたけどやはり緊張で・・・
翌朝一番で福州の「結婚登記処中心」へ。到着すると手続きするカップルが一組もいません。事務的手続きを済ませると翌日に結婚証の発行だとか・・・(当日発行との情報があったのですが) すぐに福清に戻り記念写真の撮影。夕方からは結婚式・・・撮影時間に時間を多くとられ、押せ押せムード。記念写真の撮影終了するやいなや、走って結婚式会場へ。 皆さんに祝福を受け、喜びの時間を二人で共有できました。
翌日は結婚証を受け取りに福州へ再び行き、無事に手続き完了。その足で今度は妻の実家での食事会へ。向かう途中で大雨でどうなることや・・・心配が的中!大雨で妻の実家に行く道が浸水しているではありませんか!あと1Kmぐらいなのに・・・車が行く事ができません。横で妻がおもむろに携帯電話を取り出してなにやら話しています。すると浸水している道の上に船を引っ張るている人影が・・・なんと妻の父です。いやいや感激ものでした。父が所有している船を引いてみずからきてくれるなんて・・・無事に妻の実家到着することができ、食事会の始まり・・・この日は今までで一番の感激を覚えた日になりました。
(続編・中国/手続き〜日本/手続きエピソード)
感激の結婚手続き、結婚式、食事会を終え、空港での涙のしばしの妻との別れ、日本への帰国。
日本での手続きを準備しつつ、公証書の到着を待つ日々、約10日で書類が到着し、役所での入籍手続き・・・前もって問い合わせしたときは公証書はコピー(日本語訳添付)で良いとの事で行ったら、窓口で原本を要求されひと悶着。なんとか手続きを終え、在留資格申請の書類をまとめあげること10日間。入管にいろいろ質問をしながらの書類作成でしたが、なんとかできました。 不備の無いように確認・確認で提出。入管受付窓口で約4〜5月かかると聞きちょっとショックを受けての辛抱の時間と言い聞かせながらの帰路。
待つこと2ヶ月さすがに痺れてきました〜。状況を確認に入管に行ったりしているうちに、電話や手紙だけの夫婦生活がおかしいと思い、再び妻に会いに行く事にしました。 2005年1月に妻との再会。妻もいろいろな情報が入っている様子で「在留まだ?」の連発。辛抱の時間だからと言い聞かせつつ・・・・この訪中のことも入管に中間資料として提出するからと話をして。2005年2月現在いまだ入管からの音沙汰なしです。
辛抱したあとの喜びを今か、今かと・・・待つこと5ヶ月1週間、2005年3月19日に入管から書留の通知。しかし、留守で「郵便物お預かりのお知らせ」がポストに・・・すぐ郵便局に電話をして当日再配送の依頼。待っている間は食事も通らず、外の音が気になりソワソワ。やっと来ました・・・ん?何かさわり心地薄いぞ!だめかな〜思いつつ開封。お〜入っていました「在留資格」万歳です |
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