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ようこそ【それなりログ工房】へ                             開設:2005年1月

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天気マークの区切り線

最新の出来事、お知らせ、お便り、発見したこと、感じたこと、などを書いています。


4月27日
「物置ログ」 3段目セッティング!(セルフビルド実践教室モデル)

そのそろサクラの開花なのですが・・・、昨日までの不順な天候で足踏みのようです。
ちなみに梅の花が咲いています。雑木林も芽吹きがチラホラ。
ここはこれからが春本番って感じです。

天候で足踏みしながら、嫌〜な荒皮剥きもやっと終わり、曲面カンナで3段目の丸太を剥いて、セッティングしました。
さてこれから楽しい刻み作業なのですが、5月連休の訪問客ががあると・・・たぶん進みませんね。

それにしても荒皮を剥くと、丸太の曲がりのひどさが際立ってきます。曲りは当たり前で、S字やS字のねじれ、節、へこみ、傷、などなど。木取りで苦労します。
さんざん悩んだ結果、なんとか3段目の材の玉切りをしました。こんな丸太でもなんとかなるのがセルフビルドログハウスのいいところですね。まあ、木なりに使うってことでしょうか。
しかし、10本剥いて6〜9メーターの長材が4本しか取れないというのはツライ。

●丸太は丸く
買ってきた丸太ならあまり変なのはないのですが、それでも節や傷やデコボコはあるものです。
曲面カンナを使って始末が悪いのは、削りすぎてしまうんですね。大きくえぐられて、かえってデコボコになったり、ところどころ数角形の丸太になってしまうんですね。電動式ということもあって、没頭すると、ついついそうなってしまうのです。
これは何のために剥くのかわかってないからですね。丸太の皮むきにもそれなりのコツがあるのです。傷や汚れ取りと整形なのですね。丸太はやっぱり丸くが基本です。とはいえ、これがけっこう難しいのですがね。

節やデコボコも、味があって、ワイルドで、いいものですが、その作業はけっこう面倒くさいのです。丸太の曲がりを見て、セットする向きを決めて、ノッチ部や上下面だけをきれいにすればいいわけです。その他の部分は、刻み終わってからきれいに仕上てやればいいのですね。
ボクもよっぽど暇なときや懲ってみたいときはやりますが、苦労したわりには、ほとんど誰も気がついてくれないのでガッカリすることのほうが多いですね。
やるなら徹底的にやるか、ワンポイントで目立つところにすべきでしょうね。
4月21日
「物置ログ」 3段目皮剥き中!(セルフビルド実践教室モデル)

サクラの開花はもうすぐのようです。
ここ1週間ほど野暮用で作業を中断してました。そんなわけで皮剥きを再開中です。とりあえず3段目を積んでしまうつもりです。
4月7日
「物置ログ」 2段目完了後、伐採中!(セルフビルド実践教室モデル)

いよいよ春らしくなってきました。
朝は零下になることは少なく、日中も10度を越える日が多くなってきました。
ウグイスも鳴きはじめました。ミソサザエはあいかわらず小さな体の割には大きな声で頻繁に「ピチョピチョキュキュキュチリュチリュリリリリクチャクチャピョピョピョ・・・」などとわめいています。
黄沙も飛んできましたね。対面の山が黄色く霞んでました。

ログのほうは丸太の確保中です。敷地内の杉を伐採してます。
よくよく観察したら、あまり太い木がないんですね。それで5段積む予定だったのを3段に変更する予定です。2段でもよかったのですが、スカーフを刻んでしまったので失敗です。

ツリークライミング技術がおもわぬところで役に立っています。立ち木を思った方向に倒すのにロープを掛けているのですが、その前に細引きを掛けるのがこの技術なのです。
まあ、先端に錘をつけて振り上げて掛けるのですが、これが結構うまくいくのです。梯子は重くていちいち運ぶのが面倒だし、ユンボに乗っかるのも一人では難しいですからね。

●カメムシ問題
朝夕は薪ストーブを焚いています。
しかしログ内は10度を超える日も多く、こんなとき薪ストーブを炊くとすぐに20度くらいになってしまいます。だいたい18度を超えるとカメムシが飛び回るんです。これがわずらわしいんですね。お昼ころログ内は15度くらい、ストーブを焚くか焚くまいか迷います。この時期はなんとも中途半端な気温なのです。
カメムシ特有のかぐわしい臭いはいいとしても、頭にとまったり、食器の中に入ったりするので困ったものです。彼らは暖かいのが好きなのでしょうが、どういうわけかストープの上に落っこちてこんがり焼けていたりします。けっこうアホなようでもあります。
それにしてもカメムシの臭いは強力ですねえ。水で洗っても洗剤をつけて洗っても、この臭いは取れないんですね。いやはやなんとも凄いもんです。これを解明すると「洗っても消えない香水」などが開発できるかもしれないですね。

●リハビリ助っ人?
2月ころから助っ人というか、手伝いというか、遊びというか、暇つぶしというか、リハビリ運動というか、とにかく隣町から不定期に週末にやってくるオッサンがいます。
基本的にボクのホームページを見てファンになったのだそうですが、最近、近くに引越ししてきたのを機会に週末に訪問してくるのです。
この人は、平日は一日中パソコンとにらめっこする仕事だそうで、病的に体が衰弱してしまったのだそうです。うちに来て山を歩くだけでハアハアしています。それで、気分転換か健康的な体に戻すためか、ここに来て何かをやってます。まあ、今までは薪割りとか、薪の玉切りとかですがね。
しかし、ボクとしては助平心がでてしまうんですねえ。ある程度来てくれるのであれば、必要なときにいてくれると助かるなあ、朝も作業開始時にいてくれると助かるんだがなあ、とおもったりもしてしまいます。
でもそれは無理難題ってもんですよね。先の理由で来ているんですからね。最近顔色が良くなったような気もします。リハビリ効果がでたのか、人助けになっているようです。これからは皮剥きもあるのでますます元気になるでしょう。
もっとも、この工房は「大人の遊び場」をテーマにもしているので、こんな人も大歓迎なのです。

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