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お庭番の一言

ここでは肥料の三要素それぞれの特性・効果、または施肥の効果・時期・方法などについて説明しています。
しっかり成長させるために、よく理解してから施しましょう。











  肥料の三要素
料の三要素として窒素・リン酸・カリがあります。
それぞれの特性と効果は次の通りです。
01 窒 素
一般的に葉肥といわれ、植物体の基礎となる蛋白質や葉緑素を構成するものです。
これが不足すると生育が極端に悪くなり葉も黄ばんで衰弱してきます。
多く与え過ぎると、ひ弱になり寒さに弱くなります。

02 リン酸
一般的に花肥とか実肥とかいわれ、生殖作用に大きな影響を与えます。
これが欠乏すると花つきや実つきが悪くなります。

03 カ リ
一般的に根肥といわれ、植物体を丈夫にし病虫害の抵抗性が増し耐寒性がつきます。
根の発育に欠かせないもので、庭木には特に大切な肥料です。


  土と肥料
を育て美しい花を咲かせるには、土はそれ自体植物を支え、含まれる水分、栄養分、酸素などを植物に供給して生育を助けます。

従って、良い土というのは根張りがよく、水分、栄養分、酸素をバランスよく持っている土の事をいいます。


  お礼肥
どんな植物でも美しく咲いていた花がしぼむと急に葉の色つやが失われます。
植物も養分を補給して次に咲く花の準備が必要です。
花の終わった後の元気回復と新しい成長のための養分補給をお礼肥といいます。

庭木類の花木には、粒状の化成肥料を株の回りを浅く耕して肥料をばらまきます。
雨で少しづつ溶けて、吸収されます。
葉の幅ぐらいに肥料をあたえましょう。

01 施肥の効果
1.樹木が健全に生育し、本来の美しい緑を保つようにする。
2.病虫害・風害・公害・旱ばつ等の有害な諸因子に対する抵抗力を増進。
3.品のよい美しい花を咲かせたり、果実の実止りを良くする。
4.土壌微生物の繁殖助長。

02 施肥の時期
施肥は、その目的、方法、時期の違いから、元肥(寒肥)と追肥に大別される。
元肥(寒肥)は、その樹木の成長に必要とされる年間養分を樹木の休眠期(11月頃)に施すもので、その効果は樹木の生長期である3〜6月頃に表れてくる。

追肥は、健全な生育維持のため、生育状態が悪化しているもの、あるいは悪化しつつあるものを健全な状態に戻したり、開花、結実後の樹勢回復のために施すもので、根の活動の旺盛な6〜9月頃に行う。

03 施肥の方法
施肥の方法は、樹木の細根の伸長に適合した深さおよび下枝の張り方に応じた距離により決めるのが肥効を高めるうえに大切である。

【高木施肥】
高木の施肥位置は、輪肥(わごえ)、車肥(くるまごえ)、壷肥(つぼごえ)、元肥(寒肥)は車肥、壷肥とし、追肥は輪肥とすることが望ましい。           ▼ 下図参照 

 輪 肥 (追 肥)  車 肥 (元 肥)  壺 肥 (元 肥)
枝張り外周線の直下に輪状で深さ20cm程度の溝を掘り埋め込む 枝張り外周部に4ヶ所程度外周になるにつれて深くなる放射状の穴を掘り埋め込む 枝張り外周直下に6ヶ所程度穴を掘り埋め込む














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