前十字靭帯断裂(ACL)からの復活の軌跡

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抜釘手術

2012年1月27日
腰が痛くてあまり寝れず5時過ぎに起きてしまってからは音楽を聴いていた。
「トイレに行きたい時にはナースコールしてください」と言われていたが行きたくならず。
起床時間になり看護士さんが来て「トイレ行きたくなりませんか?」と聞いてきたが
行きたい感じは無かったことを言うと「心配なので8時前には1回行きましょう」と言ってくれた。
そして7時半ぐらいにトイレに行きたくなりナースコール。
ベットから車椅子に乗る時に「これ歩けるんじゃねぇか?」と思ったがとりあえず車椅子で。
戻ってくるとお茶を配りに来てくれた。
36時間ぶりに水分を取ったのでほうじ茶がすごい美味しかった!
そして手術後初の食事は納豆だった。
前回も納豆だったなぁと思いつつ久しぶりの食事。
食べ終わるとまたトイレに行きたくなりとりあえずナースコール。
車椅子を持ってきてくれたが「たぶん歩けますよ」というとふらつかず歩いてるのを確認し
「大丈夫ですね!」ということでその後は一人でトイレや歯磨きに。
少しすると金森先生が来てくれて「靭帯は100%大丈夫だから!」と心強い言葉をかけてくれた。
怪我した後はやっとの思いで歩いていたのが今は何事もなかったように野球をしている。
金森先生には本当に感謝!
良い先生に出会えてよかった!!!
その後、俣木先生も来てくれて「腰椎麻酔だったので退院しても安静にしていてください」と。
回診の先生が包帯を外してくれて大丈夫でしょうと退院を許可。
看護士さんは少し慌てていたがほぼ強引に午前中の退院。
会計を済ませエレベーターに乗ろうとしたら#5塩見と遭遇!
「あれっ、今日、手術じゃなかったでしたっけ?」と。(笑)
「会計終わって退院なんだ」というと「おめでとうございます!」と言ってくれた。
そしてナースステーションに行き退院。
痛い思いをいっぱいしたが(苦笑)無事に退院できてよかった!
2012年1月26日
朝6時に起床。いきなり血液検査のため血を抜かれる。
その後、点滴のため針を刺しに来た看護士さんが、前回1度目を失敗した看護士さん!
今回は大丈夫だろうか?とかなり心配でたまらなかった。(苦笑)
針を刺すときは痛かったが、その後痛みはなかったためとりあえず良かった!!!
朝食は手術のため無く、水も飲めないため音楽を聴きながら本を読んでいる時にふと、
「点滴落ちるのすっごい遅いなぁ・・・。」
この時にナースコールをしていればその後の悲劇は起こらずにすんだのか・・・・・。
8時半ぐらいにリハビリの先生が来てリハビリ室で足の蹴る力と引く力を測定。
病室に戻ってくると担当のの俣木先生が来てくれて今日は頑張りましょうと言ってくれた。
10時半ごろ体温と血圧測定のため看護士さん(二人)が来る。
この時に「あれっ、これ点滴入ってないんじゃない?」
いや〜、やっぱりやってくれました!
確かに少し腕は晴れていたが前回程ではなくしかも痛くなかった。
そして点滴の針を抜き左腕が腫れていた為、今度は右腕に。
しかし2回目も失敗・・・。
3回目は二人いたうち、年齢的に上の看護士さんが。
しかしそれも失敗・・・!!!
ちょ〜痛いんですけど・・・・・。
上腕を縛りぐっと握るのだが力を入れると筋肉で血管が細くなり分かりづらいらしい。
「あんまり力入れないでぐっとして。」
そんなこと言われてもわかんねぇよ・・・と思ったが4回目で左腕の側面に入れることができたっぽい。(苦笑)
その後は点滴も無事に落ちていた為とりあえずみんなが安心。(笑)
手術時間は15時!
10分前になったら看護士さんが来て手術室へ行く準備。
しかしここでベッドに点滴を付けると高さが足りないのか点滴が落ちなくなる。(苦笑)
そして再度、針の刺し直し。(泣)
今度は今までで一番若そうな看護士さんが「ここなら取れそうだと思うんだよなぁ〜」と左上腕へ。
ここまで15分ぐらい経過し移動しようとすると、金森先生の外来が終わらないらしく1時間遅れに。(苦笑)
前回も遅れたなぁと思いつつ1時間待つ。
16時10分前ぐらいに看護士さんが来て今度こそ手術室へ!
手術室までは病室のベッドで運ばれ手術台には自分で歩いて乗ることに。
ちょうど16時ぐらいだったが遅れているらしく少し待つ。
その間、手術室の看護師さんと話したりしていた。
「好きな音楽あればかけるよ。」と言ってくれたがまぁいいやと思い特にないですと答える。
そのうちに担当の俣木先生が来て麻酔の準備。
今回は全身ではなく下半身麻酔。
背中から腰椎に麻酔を打つようで体を丸めて背中に注射。
麻酔をかけている時に金森先生が到着!
お腹の部分と足の方に水を付けたガーゼ?を当て比べて麻酔の効きを調べるようなのだがいまいちわかりづらく、
今度はつねって比べるがまぁなんとなく足の方が痛くないと思いOKですと了承した。
内視鏡のモニターを見えるところに置いてくれていよいよ手術開始!!!
麻酔は効いているが手を置いている感触はある。
そうしたら膝上に痛みが!
(今、膝の上をメスで切った!!!)
点滴も痛かったがこれも痛かった・・・。
そして何かごりごりやってる。この時は痛みはあまり無かった。
たぶん自分の予想だが足の先の方は麻酔で全く感覚がなく膝あたりは麻酔の効きがそれほどでもなかった。
そして筋肉や脂肪など肉の部分は効いていたのだが皮はあまり聞いていなかったんだと思う・・・。
その後、スクリューが入っている膝下も切る時に痛かった。
その後、内視鏡を入れ先生が実況中継。
モニターを見ながら「これがお皿、白いのが太腿の骨で軟骨ね。」と教えてくれる。
手術前は見たら気持ち悪くなるかなぁ?と思っていたが全くそんなことはなかった。
「へぇ〜、こんなんなってるんだ!」と興味深々。
その後、「これが靭帯ね。」と教えてくれて、「綺麗に育ってくれたねぇ〜」と。
「こんなに育ってくれるのはなかなか無いよ!」と言っていた。
そして周りのにひらひらしていた切れた靭帯(?)を電メスで焼く。
そのままにしておくと引っかかって異常が起こることがあるらしい。
その後、内視鏡を抜き外からも実況中継。
止めてあるスクリューをドライバーみたいな物でくるくると回して取り除く。
その後は傷口を縫って無事終了!
皮はあまり麻酔が効いてないからかこの時も痛かった・・・。
手術終了後、病室に戻るがいきなり起き上がると頭痛やめまいが起きることがあるようでその後は寝たきり。
徐々に感覚も戻ってきて消灯の21時ごろには足の先も感覚が戻る。
20時半ごろに手術で抜いたスクリューを看護士さんが持ってきてくれた!
記念品だね。(笑)
膝の痛みもなかったが昼過ぎからずっと横になっていた為に腰が痛くあまり寝れなかった・・・。
2012年1月25日
この日は朝から23日に降った雪が家の前などに残っていた物をだいぶ溶かし午前中を過ごす。
明けで帰ってきた嫁さんと一緒に昼食を取りつつ病院へ。
受け付けをすまして20分ぐらい待つと看護士さんが迎えに来てくれ病室へ案内される。
案内された病室は・・・前回の手術と同じ部屋。(笑)
ただ、今回は窓際ではなく廊下側。
前回は暑い時だったので窓際で良かったが、逆に今回は寒いので廊下側で良かったかも!
その日は何もすることは無くご飯を食べて就寝。
冬のためクーラーで病室が乾燥し喉が渇いたが手術のため21時以降は水が飲めない・・・。
そして前回の時にゴジラとギドラ、ゼットンが出て眠れなかった。
今回はゼットンは出なかったがゴジラとギドラはやはり出現!
しかし前回の反省を生かし耳栓を用意していたため全面戦争は回避!!!
ベットが変わったので2時間おきぐらいに起きてしまったが睡眠不足にはならずに済んだ。(笑)
2012年1月24日
17時〜18時の間に病院から電話がかかってくることになっていた。
電話がかかってきたのだが仕事中のため電話を受けることができずかけなおすと
「希望通り無事に大部屋が確保出来ました!明日の13時に受け付けをお願いします。」
「無事に」ってそんなこと言わなくても・・・と思ったがまぁ個室じゃなくて良かった!
日曜日にもう準備はしてあったためその日は慌てることなく床に就く。
2011年12月9日
手術から1年以上経ち、先生から埋め込まれてるボルトをどうするか考えておいてと言われていた。
抜かなくても問題無い(アメリカではほぼ抜かない)らしいしどちらでもいいよと言われたのだが
夏など暑いときにたまに痒みを感じる時があったし冬の寒い時は冷たくなるのか違和感があった。
ということで2012年1月26日に抜釘手術をすることに!
というわけで診察後に尿・血液検査、レントゲン・心電図を撮り会計時に入院の説明を受ける。