前十字靭帯断裂(ACL)からの復活の軌跡
ACL〜診察
9月16日 診察&入院前検査 前回の診察から約1ヶ月。 この間に足もほとんど曲がるようになるがまだ太ももとふくらはぎをつけることはできず 逆に完全にまっすぐにするにはまだ痛みがある。 診察は前回と同じように触診。稼動範囲とどのぐらいで膝が抜ける感じがあるかの確認。 そしてこれならということで予定通りに30日に手術決定! そして手術の説明。膝裏の筋を取り、前側上下の骨に穴を開けその間に筋を通し両側を金属で固定するらしい。 裏側の取ってしまう筋は3種類あるうちの人間の機能として使わないとされている1本とのこと。 そして手術後のこと。1ヶ月は松葉杖、3ヶ月でジョギング、4ヶ月でジャンプ。 競技復帰は8ヶ月!やはり無理すると切れてしまう可能性があるらしく1年かなぁ〜と嫁さんと話した。 手術に関して手術時間は1時間ぐらい、全身麻酔をするとの事。 説明が終わり装具を受け取るのを待つ。 装具屋さんに取り付け方等を教えてもらい前回言われた療養費支給申請書を見せる。 装具は(この病院ではなのかはわからない)とりあえず全額支払いし その後に療養費支給申請書&領収書を保険組合に出すと7割返ってくるという仕組みらしい。 医師の意見欄に書いてもらい病院の判子を貰うのに少し待つ。 その後、入院前検査ということでまず尿検査と血液検査。 そして全身麻酔をするからか呼吸器系の検査で肺活量と息を吐く勢いの検査(名称はわからず)。 心電図を撮りその後、レントゲンで胸部と両膝の写真を3枚ずつ。 この日は装具と診察料で3万円ぐらいかかってしまった・・・。 装具代は後から返ってくるとは言え痛い出費。 会計時に入院についての説明があり入院前日の夕方に電話で時間と病室が知らされるらしい。 ということで次回は28日の電話にて。 入院〜手術〜退院につづく |
8月19日 診察&装具合わせ 前回の診察から1週間、自分でも先週に比べ歩くのも楽になったし痛くない稼動範囲も広くなった。 先生に見せたところ「先週よりもだいぶいいね!」と言われた。 これで9月30日に手術が決定! ということで質問を2つ。いつ入院なのか?と手術&入院費がいくらかかるか? 入院は前日の29日(時間を聞くの忘れた・・・)。 費用は手術で30万、ボルトなどの器具で30万、その他入院などで100万円。 保険が適用されて30万ぐらいになるらしい。先生の話だと生命保険等に入っていれば元ぐらいにはなるらしい。 診察が終わり先週いなかった装具屋さんに装具のサイズを測ってもらう。 装具はすぐできるとの事だったが次の診察が9月16日。 どうしようか迷ったが装具屋さんが使うのは主に術後と言っていたと ACL診断されてすぐに自分でサポーターを買っていたため取りに行くのは次の診察の時にした。 |
8月12日 診察 紹介された筑波記念病院(つくば総合クリニック)に向かう。 紹介された金森先生は人気(?)らしく予約がいっぱいらしい・・・。 受付の人にやんわりと「何時ごろになりますかねぇ・・・。」と聞いたら先生に聞いてみますということで少し待つ。 しかし待てども聞きに行く気配が無いのでまた聞いてみたら予約の人の合間に見てくれるとの事! ラッキーーー!!! それから30分ぐらい待っただろうか。名前を呼ばれ診察室に入る。 右膝を触診、前の先生と同じように伸ばしたり曲げたりして痛みが出るのはどのくらいか稼動範囲を調べる。 そして先生が「手術をするってことなんだけどまだ筋肉が硬いのもあるから1ヶ月後ぐらいがいいかなぁ」との事。 故障から時間は経つが痛みがあるのは靭帯が切れたのではなくそれと一緒にひねった時のものや 骨が擦り合っての痛みがあるんだろうと言っていた。 そしてこの筋肉がまだ硬い状態で手術をしても逆にリハビリが大変になるらしい・・・。 そんなわけでとりあえず手術予定は9月30日になった。 それまでのリハビリとしてできるだけ普通に歩くようにすることと痛くない程度でいいので足の曲げ伸ばし。 この日はお盆前ということもあり装具屋さんが休みらしく診察もかねて来週来て下さいということで手術への第一歩が始まる。 |
7月31日 診察 2回目の診察。スポーツドクターの先生に診てもらう。 まず触診。カルテ&MRIで撮った写真どおりだったのかやっぱり切れてるねぇとのこと。 ここで初めて前十字靭帯断裂(ACL)と診断される。 「それで今後なんだけど手術をしないで普通に過ごすか野球をまたやりたいなら手術をするかだけど」 ここまで言って自分を見て雰囲気と格好でわかったのか 「君は・・・やるね!」 そう言われて俺も苦笑いしながら「はい」と。 一緒に来てくれていた嫁さんも「後悔しないほうがいいから手術受けた方がいいよ!」と言ってくれたのは嬉しかった。 その先生は今は手術はしていないとの事なので筑波記念病院の先生を紹介してくれた。 |
7月26日 初診 寝ている時から痛みがあり夜中に何回か起きてしまう。 朝起きるがやっぱり痛みは引かず会社を休み医者に行くことに。 家に一番近い(と思われる)矢吹整形外科クリニックにかかることにした。 8時に行き1番目に診察を受ける。 触診後、水(血)がたまっているとの事で25cc抜く事に。その後はレントゲン撮影。 レントゲン撮影後、もう一度触診。先生と看護士さんの会話で、 「どうしようかねぇ〜。まぁ切れてるのを急いでもしょうがないんだよねぇ・・・。」 あぁぁぁぁ、やっぱり切れてるんだ・・・。 MRIを撮りたいとの事で違う病院にMRIを撮影しに行ってくださいとの事。 次回の診察は大学からスポーツドクターが来るとの事で土曜日に。 とりあえず痛い足を引きずってMRIを撮り、会社に事情を説明しこの日は終了。 |
7月25日 事故状況 この日は2時から活動予定。しかし所用があり30分ほど遅刻して球場に着く。 そのためアップをせず練習に入ってしまう。 この日は人数が6人と少ない中での練習。いつもどおりにメニューをこなし練習最後に内野ノック。 俺がノッカーで#22がキャッチャー。他のメンバーがノックを受けとりあえず終了。 最後に俺と#22がノックを受けるということだったが#22は疲れていたためノックは受けないということで個人ノックに。 #22がいいと言ったので「俺もやらなくていいかな〜?」と思ったのだが自分のためにもやることにした。 俺の中では一人だったのでバックネットに向けて打ってもらおうと思ってたのだが #14が後ろにいるからという事でショートのポジションに着く。 10球取ったら終わりと決め#0がノッカー、#25がキャッチャーでノックが始まる。 順調にノックを取り7球目がライナーだったためもう1球7球目を取る。 そして運命の9球目! 右側の打球が来て左手を伸ばしグラブでキャッチ! しかし右足を踏ん張ったときに「ブチッ!」という音と共に右側に転倒・・・。 立ち上がれないほどの激痛が走り土まみれになる。 後日談だが後ろで見ていた#14が人が曲がらない方向に曲がる膝を見たらしい・・・。 #14に担いでもらいベンチへ。グラウンド整備はメンバーにお願いしバットを杖代わりにしながら帰りの支度をした。 #14と#25が車を運転できるか心配してくれて残っていてくれたがどうにか運転はできた。 所用を抜けて練習に来たため激痛はあったが戻ることにし帰宅したのは夜9時。 暖めない方がいいだろうということでシャワーを浴びいつも飲むお酒をこの日はやめて就寝。 |