Struts2が掲げるうたい文句に「Zero Configuration」があります。つまり定義ファイルを書かない!です。
Struts1.xでは、アクションクラスとjspを結びつける定義を、山のように記述する必要があり、
プログラム量は減ったが、代わりに定義ファイル記述量が増えてしまい、開発が楽にならなかった、
という反省にもとづいています。
Struts2で「Zero Configuration」を実現するには、クラス名やファイル名を「ある決められた命名規約に従って」
記述する必要があります。「そんなのやだ!」という開発者も多く、実際、それゆえになかなかStruts2が
開発者に受け入れられないのでは?と思うのですが、本解説では、生産性をあげるために、この「Zero Configuration」を
積極的に推進する方針で進めます。
今回は、次のような画面を作ってみることにします。
(1) このURLにアクセスする。(http://localhost:8080/ManageUser1/listUser.action)
(2) 一覧画面を表示する。
eclipse上のファイル配置は次のとおり。
次の順番でファイルを作成していきます。
・web.xml
・struts.xml
・UserBean.java
・UserDAO.java
・ListUserAction.java
・listUser-success.jsp