・UserBean.javaは、こちらの内容を記述します。
ユーザを表すデータ構造そのものです。
・UserDAO.javaは、こちらの内容を記述します。
本当であれば、ここにはデータベースをアクセスするためのコードを書くのですが、
このサイトではあくまでStruts2に的を絞った解説を行いたいため、擬似的な
データベースアクセスをするコードを記述しています。
・具体的には、5つのUserBeanを作成し、ArrayListに格納しています。
selectAll()メソッドを呼び出すことで、このArrayListから5ユーザを一覧取得しています。
・ListUserAction.javaは、こちらの内容を記述します。
アクションクラスの本体です。「/listUser.action」を呼び出すことにより実行します。
UserDAOを使用してユーザ一覧を取得し、この結果をjspファイルに渡して出力します。
・この際、以下の2つの命名規約に従って記述を行うことで、定義ファイルを書かずに、
アクションクラスとURLを結びつけています。
■命名規約その1
「http://localhost:8080/UserManage1/listUser.action」を呼び出すと、自動的に
「listUser.action」⇒「ListUserAction」という変換が行われます。
そして、「ListUserAction」内のexecute()メソッドが呼び出されます。
次のように明示的にメソッド名を呼び出すことも可能です。
・「listUser!execute.action」 ⇒ 「ListUserAction.execute()」
・「listUser!input.action」 ⇒ 「ListUserAction.input()」
■命名規約その2
execute()メソッドで、SUCCESS("success"と同じ)を返却すると、自動的に、
「ListUserAction」⇒「listUser-success.jsp」という変換が行われ、
画面表示に「listUser-success.jsp」が使用されます。
この際「success」に限っては、「listUser.jsp」のように「success」を省略して
記述することもできます。
返却値を変えることで、画面表示に使用するjspファイルを変更することができます。
・「inputを返却」⇒「listUser-input.jsp」を表示。
・「errorを返却」⇒「listUser-error.jsp」を表示。