かわいらしいのですが、いまいち知名度が低い。そんなベラのこどもたちを特集します。ベラの仲間は日本にも146種類以上が知られていますが、毎年新種が見つかる魅力的なグループです。日本には実際何種いるのかは、まだわかっていないようです。ここではそんなかわいらしいベラのこどもたちを特集します。

ミツボシキュウセン(キュウセン属)
Halichoeres trimaculatus   (Quoy and Gaimard)
体色は緑色がかった白色で、成魚は頭部にピンクの模様がある綺麗なベラです。幼魚はピンクの斑紋は出ませんが、シルバーの線があり、なかなか綺麗です。分布は和歌山県以南で、高知県では成魚も見られます。琉球列島には多いです。成魚は食用で、これのから揚げは美味しいです。キュウセンの仲間は、美味しいですよね。
高知県で9月に採集

カミナリベラ(カミナリベラ属)
Stethojulis interrupta terina  
              Jordan and Snyder
カミナリベラ属も熱帯サンゴ礁域に広く分布しますが、本種はサンゴ礁域のほか、本州沿岸の磯でも良く見られる種類です。灰色なのですが、背部が緑がかって美しいです。結構温和な性格で、何匹かで飼ってあげると良いでしょう。
高知県で8月に採集

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メガネモチノウオ(モチノウオ属)
Cheilinus undulatus   Rüppell

最初はアカテンモチノウオと紹介していましたが、頭部の模様などがアカテンのそれとはまったく異なります。成魚の雄は頭部が盛り上がり、幼魚の顔とは別の顔・・・。成魚は2mになります。

セイテンベラ(キュウセン属)
Halichoeres scapularis   (Bennett)
ミツボシキュウセンにそっくりですが体側に黒色の縦帯があることで区別できます。分布は和歌山県以南ですが、日本ではミツボシキュウセンよりも圧倒的に少ないです。

ベラの子供たち