160年程の歴史を残した上田市の復元住宅です。
*現代生活に合った家に住みたいと検討をはじめますと、とかく古くなったからと新しい家への 建替えを考えてしまいますが、ところがところが、木造在来工法で建てられた、伝統ある日本の住宅は、その地域の気候風土や生活様式に合い、また四季折々の季節にそれぞれ対応できるような様々な工夫が凝らしてあるとても素晴らしい建築物と言いましょうか建築文化です。
*間取り⇒高温多湿の日本の暑さをしのぐため、開放的な間取りに、建具(襖、障子等)による
可動式壁による風通しを優先的に用いてます。また障子の特徴といたしましては、調湿高価(空気中の水分を吸収、乾燥すると水分をだす)調光高価(日光を半分透過、拡散させ、部屋を軟らかく均一にする)また、二酸化炭素等の空気汚れの吸収機能あり*耐震性⇒職人技(仕口)と(継手)による軸組み工法は、地震の振動を吸収し、また、軽い木材は建物にとって耐震力が増します。阪神淡路大震災では、木造は地震に弱いと報道されてましたが、木の特徴を無視した施工不良の建物(壁内に通気がなく、数年で構造木材が腐朽)だけが、倒壊したようです。*耐火性⇒木は燃えやすいと思われがちですが、実は、木の特徴といたしまして、ある程度の厚みからは、木の回りが焦げ付くだけであり、燃えつきません。数年前に、上田市、某事務所の 大火事では木製アタッシュケース内の書類だけが燃えずに助かったそうです。
 
古いほどに魅力的な古材であり、現在では手に入らない材料(ご先祖様が地元の木材を使った木材)この様な木材を使用して建てられたお家は特別に縁起が良さそうですね。
手に入らない
高価な材料と言うよりは、時間を経過しても生きてる木の生命力に魅了させられるK邸です。。、 
 
 
工事着手前   工事中   完成
気抜き屋根とも言う越屋根は屋根裏の換気及び採光の役目をしてる。 断熱、防火効果のあある土の下地です. 写真方向が同じ南側でなく、東妻側屋根の改修後です。
当時の構造材は地元の松材を使用したようです。
当時の丸太梁の職人技をそのまま活かします
歴史ある丸太梁を構造材&インテリア材としてして現在も生きてます。
D13鉄筋メッシュにベタ基礎で
完全補強します。
歴史ある、梁下には、現代のシステムキッチンがマッチしてますね。
   
 

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