岬巡りで 下風呂温泉
晩秋の温泉行


下北半島の先端、大間崎へ行って来た。実は大間崎は以前津軽半島の
竜飛崎から一日で連続周遊を試み、悪天のためあと一歩というところで
頓挫していたのである。今回の大間崎を以って、青森の先っ穂探訪は
竜飛崎、尻屋崎、大間崎、夏泊半島の大島と全て足を運んだことになった。


寒風吹き荒ぶ大間崎

北海道も良く見える

大間崎で寒風に吹かれながら北海道を眺望した後、寒さで冷え込んだ
身体を温めるべく、宿となる さが旅館へ予約の電話を入れた。

午後3時過ぎ初冬を思わせる空の下、風に吹かれて宿に着いた。
早速宿の浴衣に着替え、丹前を羽織って風呂場へ向う。


大湯は宿の隣

さが旅館の浴場
ここ下風呂温泉は数種類の泉源からお湯が噴出しているとみえ、
宿によって泉質が違う(らしい)。この宿の湯は硫黄臭もそれ程なく
舐めてみると少し塩辛い味がした。湯船に首まで浸かり身体を温める。

そういえば宿の隣の入浴施設 大湯 はNHK の番組”ふだん着の温泉”で
紹介されていたっけ。あちらの湯は高温の硫黄泉らしい。明朝行ってみようか。

部屋に戻りしばらくすると夕食の膳。
今日この宿に決めた理由の一つに食事があった。
新鮮な魚介類を使った美味しい夕食だった。

夜、部屋の窓から太平洋を望んだが、
悪天で荒れだした海には
イカ釣り船の漁火は見えなかった。

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