沖縄の旅の詩
ハイビスカス
a Song of
the Journey to
OKINAWA
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恩納村付近
→いつもガイド
リザンシーパークホテル谷茶ベイで
8階の窓から望む
丘から海を望む
蝉
船を下りるや 空港へ リムジンバスに 乗り換えて
目指す最後の 目的地 リザンシーパーク 恩納(おんな)
車窓流れる 風景は どこかハワイに 似てるかも
ビーチ付いてる 豪華宿 収容人員 二千とは!
八階の部屋 (なが)めよく 百八十度 見渡せり
沖の白波 その上を 高く飛んでる パラセール
さっそく辺りを 散策す
風はあれども まだ暑い
若者達は それぞれに
沖にボートを 走らせる
丘の公園 木々()しに
(あお)い海原 目にしみる
さすがに此処(ここ)は 南国か
聞きしこと無き (せみ)の声
「鳴く歌も 沖縄節とは 恐れ入る」
車走らせ 万座毛(まんざもう) 沈む夕陽を 撮りに行く
万人()せる 草原が その絶壁の名 由来なり 
雄と雌との 岩があり 鼻の長いの 雄だろか
夕焼けならず 暮れてゆく 象の鼻打つ 波青し
花
パイナップル
万座毛付近
→いつもガイド
万座毛
これだけ宣伝したら広告料もらおうか
晩は和食の バイキング
オリオンビールも 飲んでみる
喉にヒリヒリ 心地よし
背中ヒリヒリ おさまらじ
「水風呂や 日焼けの肌の 酔い覚ます」
最後の朝は 霧雨で 海の輝き 鈍い色
一便早い バスで出て 空港チェック 済ませたり
ジェット機低く 旋回す 楽園に合わぬ 軍事基地
()れぬほど (すご)い雨 さすが台風 銀座なり
珍しい物 あるだろか 売り場(なが)めて いたならば
パティオで一緒 F夫人 帰りの海も 荒れてたと
竜宮の島 別れ告げ 一万メートル 上空に
雲また雲の その上の 東天高く 月ひとつ
九州上空 通過時に 噴火の穴は 桜島?
岡山空港 陽も沈み 夜のとばりも 降りていた
バスに乗り換え 岡山駅 十番線の 四国行き
瀬戸大橋を ガタゴトと 遠く(いさ)り火 揺れている
見慣れた町の 夜景見て 自転車押して 我が家へと
息子のくれた プレゼント 計画通りの 夫婦旅
「沖縄の 俺の土産は 大やけど」
霧雨の朝
雲上の月
南国の木
沖縄の旅の詩
(来年に続く?)
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