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閑古鳥通信

2005年10月26日 水曜日
今年も写真展やります
 北海道に来て毎年一回は写真展を開催していたんだけど、今年は出来そうもないなと思っていたら、東川町の食事&喫茶「ぐらん・ま」でやらせてもらえる事になりました。半分諦めていたのに、とっても嬉しいです。
 日程は11月15日〜12月3日の19日間!、営業時間は10時30分〜17時00分、毎週月曜日と第1第3日曜日はお休みです(変更があるかもしれません)。住所は北海道上川郡東川町西町5丁目6の1です。ここは予約で玄米定食、自家製豆乳などを食べさせてくれるお店です。もちろん予約しなくても日替わり定食なども食べられます。手作りプリンも美味いですよ。食材は無農薬有機栽培・無添加の食品を使っていて、安心して食べられるお店です。そして何より、ここの空間での、おしゃべりが一番楽しいのですが。
 また詳しい事が決まり次第報告します。
 
2005年10月25日 火曜日
ここも初雪
 ついに降りました。天気予報通りに初雪です。予報では平地でも3p、山や峠は10pぐらいの予報でした。ここは、平地と峠の真ん中なので、7p位なのかな。雪が降ると、嬉しくってわくわくしてしまう。戌年だからなのかな(年齢が、ばれてしまうかな)。地元の多くの人は、雪嫌いですが。
 今、カラマツがとてもきれいです。まだ緑色と黄葉した葉が、絶妙なコントラストを生んでいます。白樺などの広葉樹はかなり葉っぱが落ちました。残っている葉っぱも、茶色くなっています。
 畑仕事は、あと少しで終わりそうで、と言っても「収穫が」ですが。来年の準備はまだまだ続きます。完全に根雪になるまで、あるんです。収穫は「黒豆・小豆・大豆・ジャガイモ(ジャガキッズパープル・ジャガキッズレッド・インカパープル・シンシア)・長いも・大根」が残っています。あと少しずつなので、それほど時間はかからないけど(ぶっ通しで4日くらいかな)。その後の豆類の脱穀が大変。部屋で一莢一莢むくのだけど、時間がものすごくかかる。でも、莢の中から出てくる豆は、ものすごく輝いていて嬉しくなります。今年も畑やってて良かったなって。脱穀したての豆を「豆ご飯・あんこ・煮豆・豆腐・納豆」なんかにして食べるのが、最高の贅沢です。自家製天然酵母パンにあんこ・やまぶどうジャム、ムカゴご飯に豆とゴボウの煮物、炊いたカボチャ、玄米ご飯に納豆・じゃが芋とカボチャとゴボウとムカゴの天ぷら、自家製うどんは自家製椎茸のだし汁で天ぷら付き。考えただけで、わくわくしてくる。
 食材に一つ一つ味があるので、味付けしないで十分美味いんです。都会にいる時は、不味い野菜を買わされていたから、こってり味付けしないと美味く食べられなかったけど、自分で作るっていいもんだよ、ハズレはほとんどないもんね。レストランなんかでこってり味付けされて出されると、きっと不味い食材使ってるんだろうなってがっかりしてしまう。
 今日の雪で、じゃが芋がまた美味くなるかな。寒くなるごとに甘くなるから。今から古ジャガ(一般的に寒越し芋や越冬芋と呼ばれている)が楽しみだ。興味ある人、来年の春に食べてみて下さいね。
 先日お客さんからこんな便りが届いた。「ジャガイモ、ほとんど塩だけで食べちゃいました。」って。嬉しいです、芋の味が一番わかる食べ方してくれて。ありがとうございます!いっぱいサービスしたくなっちゃいますね。
2005年10月12日 水曜日
大豆と小豆とジャガイモの収穫
 すっかり大豆も実って、枝になったままはぜ始めてしまった。あわてて収穫開始。しばらくすると、自分の後で何かが動く音がする。鳥かと思っていたけど、何か違う気がしたので見てみると、なんとキツネがこっちを見ている。そのキツネったら「こっち来い」って声をかけたら、ちゃんとこっちへ来る。別に餌付けされているキツネではなく、今年生まれた子ギツネで、まだ人をあまり警戒しないらしい。しばらく話しかけながら豆を収穫していたが、写真を撮りたくなったので、カメラを取りに行ったらやっぱり逃げた。でもカメラを持ってきてもう一度「こっち来い」って言ったら、ちゃんと来てくれた。何枚か写真を撮らせてもらったら、土の中から何かを掘り出した。黒もちトウモロコシだ。こいつが犯人か、とも思ったけど、ちゃんと美味そうに全部食べてくれたので、まあいい。二本も掘り出して、たいらげていった。トウモロコシを食べた後、大豆を二本引き抜いて収穫を手伝ってくれた。そして、先日亡くなった友の家の方へ、とことこと振り返りもせず歩いていった。きっとあのキツネは友だったかもしれないとあとで思った。今日はその友の家で追悼の集まりがあって、みんなでいろんな話をした。
 小豆もジャガイモも、早く収穫をしないとあと一週間で(そんなにかからないかもしれないが)雪が降る。残された時間はあとわずかだ。
2005年10月4日 火曜日
ついに来た、寒波が
 今朝も4時起き、撮影に行こうと思ったら、車の屋根が白い。凍ってる、窓まで。妙に布団の中まで寒さが来るなあと思っていたら、やっぱりだ。そういえば、昨晩は室温も15℃を切っていたなあ。カボチャ、収穫間際でこんな事になるとは・・・。まあ、仕方ない。外の温度計(地上約2メートル)を見たら、1℃。寒いわけだ。で、撮影はと言うと何も撮らなかった。でも、ヤマブドウを二房、ツルウメモドキを3本採った。ブドウはかなり美味くなってきて、もう収穫出来るくらい甘いし、えぐみもなくなった。ツルウメモドキは人に頼まれたんだけど、来週東京に行っていろんな人に見てもらうんだって。こういう物を見て、北海道に住みたいと思う人が一人でも増えたらいいんだけどなあ。
 これから、撮影に行く時は、収穫用のコンテナも積んで行こう。これからの季節、朝食はブドウの日が多くなりそうだ。楽しみ楽しみ。
2005年10月3日 月曜日
畑の近況報告
 既に弱い霜が降り、カボチャの葉っぱが霜げたものもある。これから収穫なのに大丈夫かなあ。超密植栽培のほうは、考えていたとおりにいかず、ほとんど実が付かない。500株位植えて20個くらいしかなさそうだ。それを大事に来年の種にしよう。強いものが残ったはずだ。
 トマトやなすは寒さのため生育が遅く、ミニトマトさえ一日に3粒くらいしか食べられない。
 長いもには今年もたくさんのムカゴが着いた。またムカゴご飯が何回か食べられそうだ。
 ゴボウもいい。年々葉っぱと根が大きくなっていて、食感も良く味も売っているものと全然違う。ただ、掘るのが大変。シャベルの長さしか掘れず、多分残り半分以上は土の中。もったいないけど、肥料になったり、排水を良くしているはずだから、それでいい。
 ゴボウの間に植えている黒もちトウモロコシは、今が旬、で、キツネが一日10本くらい食い荒らしている。自分達が食べるより多い。そろそろ一気に収穫しよう、熊が来ないように。
 大豆もいい。今年も粒がでかい。自然栽培の「さやむすめ」は、やっぱり違う。よそんちの、どんな豆よりうまい。もうすぐ大豆収穫です。
 小豆「あかね大納言」もいいよ。去年まで、全部鹿のえさだったから、今年は家の裏に植えた。そしたら見事、成るは成るは、何キロ採れるか楽しみです。
 ジャガイモ、失敗の多い年になった。まず土寄せ。遅れて生き埋め。収穫、遅れて腐れが出た品種もある。その代わり、全然腐れの出ない品種もあって、改めて「農」の難しさを知る事が出来たような気がする。ただ、草生栽培を続けると、確実に土が育って収量も上がるし、腐れも出にくくなっているのは確か。土も粘土や山砂状の物が団粒化して、芋からはがれやすく、収穫もすこぶる楽になってきた。そして何よりミミズが多い。しかもアカミミズ。彼らが居着いてくれれば、もう安心、いい土になってきた証拠だ。
 インゲン、今年も貝豆。若莢でも、豆(完熟)にしてもうまい。連作障害も、全く出ない。去年より病気が減っているくらいだ。
 大根、まくのが遅れて、まだ葉っぱだけ。葉っぱを冬の蓄えに冷凍しよう。もちろん雪が降ってからだけど。あと一月経ったらだ。
 全体に土が育っている事は実感出来る。あとは栽培技術を向上させ、その時期その時期にやるべき事をやる、そうすればかなり良くなりそうだ。当たり前の事なんだけど、作物を見て、草の種類を見て、土の状態を見て、そこにいる虫を見て、天気を読んで、それで判断して、作業するって、難しい。他にやる事やらなきゃならない事もいっぱいあるしね。でもやっぱり楽しいわ、この仕事は。
 
 それから、今日、十勝岳連峰も初冠雪を迎えました。今夜はひえるぞ。霜降るぞ。野菜も霜げちゃうなあ。

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Last updated: 2008/12/30

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