今日、ものすごくかったるくて、昼寝をしてしまった。目覚めてから何となく「となりのトトロ」が見たくなって、7年くらい使っていなかったビデオデッキとカビてしまったビデオテープを押入から引っ張り出してきた。結露しないようにしばらく室温で温めてから動かしたら、全く問題無く動いてくれた。一人で見ようと思っていたら、家族全員で見る事になった。
若い頃の記憶では、「子どもの頃はトトロも含めていろんなものが見えるのに、大人になると見えなくなってしまう。子どもの見るものは大人とは違って(純粋な目と感性を持っているから)いろんなものが見えるんだよ。」といったメッセージの映画だった。今見ると「子どもって言うのはこういうもんだ。もっとおおらかに子育てしたっていいんじゃないの。」っていうメッセージも感じられた。
自分の子育ては、ちょっとゆとりに欠けていたように思ってしまった。何かあるとすぐ怒ってしまったり、仕事の時は全く関わり合わないような環境を作ってしまったり。もう少し大人にならなければなあと反省させてもらえて、改めて宮崎さんの映画のすごさを感じる事が出来た。その時代その時代に欠けている人間性や感覚・社会性、どの映画もそうだったけど、「このままでほんとにいいのか、地球の人たちよ」って言ってくれていた。黒沢さんの映画もそうだったなあ。久しぶりにハッとするものを見ました。テレビはないけど、いい映画はたまに見たいですね。今のテレビドラマを見ると、「こんなもん見たく無いやっ」て思えてしまうからテレビはいらないと思っていたけど、考えてしまいますね。いいものしか映らないテレビがほしいです。ちなみに今日は、パソコンのモニターで見ました。画質悪いーっ。
そうそう、トトロの途中、めいちゃんがチビトトロを追いかけて、デカトトロの所に行った場面で、娘が怖くなってしまい見るのをやめてしまいました。まだ見せるのが早かったかな。
話は全然変わりますが、今日初めて「かんじき」を履きました。籐で出来た長さ35センチ幅23センチほどの雪の上を歩く道具なのですが、快適なんです。今までスノーシュー(西洋かんじき)を愛用していたんですが、大きく重い。ふかふかの雪ではスノーシューが圧倒的に有利ですが、一度踏んだ所では「かんじき」の方が楽です。軽いし小さいので身動きが楽、ただスパイクがないので横滑りしやすく、凍った所に弱いです。ただスノーシューの十分の一ほどの値段でこれだけ使えると思うと、持っていて損はないですよ。冬の北海道(雪国)を楽しむなら、是非持っていたい道具です。
それにしても、鳥が少ない。シジュウカラやシマエナガ、最近全然見ないんです。カラスやヒヨドリは、いるのに。ネズミも家の壁に入ってこないなあ。何か変だ、どんどん地球がおかしくなっているようだ。今まで以上に省エネしましょう。地球がこれ以上おかしくならないように。
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