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職員室から

職員から

夏休みはチャンス    
                     2014年8月    ばら組 日比野 

 日頃何かとお忙しいかとは思いますが、ぜひこの夏休み、子どもたちといっぱい遊んだり、思いっきりのんびりして下さい! 宿題のない夏休みは、本当に今だけ。(小学生のお母さん方はよくおわかりかと思いますが・・・)ですので、存分にお子さんとの時間を楽しんでほしいです。 それから・・・手伝い!家族の一員であるということ、役に立てた喜びは子どもを大きくしてくれます。  この一学期、たくさんの温かいご協力、また園へのご理解を頂きまして、ありがとうございました。


一学期を振り返って   
                        2014年8月    ゆり組 塚中  

ゆり組に入園、進級し、一学期が終わります。新しい環境の中、たくさんの刺激をもらいながら過ごしてきました。その一学期の中で見えた、とても仲のいいゆり組さん。ある日の給食配膳の時でした。給食を取りに行っている間に子どもたちで何を話したのでしょうか…。給食を持って戻ってきてみるとシーンとしたゆり組の部屋。「まるですみれ組さんの部屋みたい」そう言うと子どもたちのニヤリとした表情。 「先生(部屋を)間違えた?」「魔法かけちゃったんだよ!」そんな言葉を聞きながらまた部屋を出て戻ってくると、部屋の中から「静かに!」「またやるよ」「静かにして!」 それ以来給食の配膳の時間になると同じ子どもたちの姿が見られるようになりました。また自由遊びの時間には、教師の帽子を取るのが楽しくなってしまった子どもたち。 ある時帽子をみんなで渡しあい、取られないようにする追いかけっこが始まりました。その帽子をパスする子どもたちの連携が素晴らしいこと! アイコンタクトで渡しあう姿に本当に仲がいいと感じました。(さすがに帽子を取られてしまうのは困るので帽子を取るのはやめよう、と話し合ったのですが…) これからどのようなことを子どもたちでしていくのか、そして何か問題にぶつかった時にどのようにみんなで乗り越えていくのか、とても楽しみです。友達と関わることの楽しさを、 そして助け合うことの大切さをもっと感じられるよう、援助していけたらと思います。 一学期、ありがとうございました。2学期もよろしくお願いいたします。


バスに乗って、四賀福寿荘へ
                     2014年7月    すみれ組 那須野  

 7月8日(火)、四賀にある特別養護施設 福寿荘へ行ってきました。今回は、お部屋をまわらせていただき、七夕飾りを作ったものをホールにて皆で笹につけました。 自ら、お年寄りのそばへ行き、どこから来たか、自分の名前を言っている子もいました。手を握ったり、話を聞いてあげたり、緊張してそばに寄ることもできない子もいましたが、 すみれ組さん全員で訪問でき、とても良い経験でした。今回、七夕飾りを飾りながら、おじいちゃん、おばあちゃんに自分たちの願いを話し、短冊に字を書いてもらいました。 その時、心温まる一言がありました。一人の子が、願いを伝えて書いてもらい短冊を見ると・・・「いい子だね」と書かれていました。 お年寄りに喜んでもらうための訪問が逆に子どもたちの方も幸せな気持ちにさせてもらい、とても楽しい時間となりました。福寿荘は、あと2回訪問させていただきます。 待っていてくれる方がいることの喜び、会える楽しみ、回数を重ねるごとに緊張していた子も話せるようになっていくでしょう。

子どものつぶやき
                     2014年7月    すみれ組 那須野  

 先日、給食でそうめんが出た時のこと。皆で流しそうめんの話になりひとりの子が言った一言。 「すべり台でやればいいじゃん!」おもわず、みんなでやっている姿を想像して、ふきだしてしまいました。

お泊り楽しかったね!!
                     2014年7月    すみれ組 那須野  

 お家の方も、ドキドキハラハラしたのではないでしょうか・・・お泊り!初めてご両親から離れて過ごす子もいたでしょう。 でも、子どもたちは大喜び!!なんといっても、大好きなお友だちとしかも幼稚園に泊まる。この日は登園の時からにこにこの笑顔でした。 前日、皆で自分たちの食べるものの材料を買いに「西友」に出掛けました。 出発前に買ってくるものを確認して出発。お店につくと、自分たちでどんどんと探し始め、 次から次へカゴの中へ・・・トマトが1パック2パック3、4、5・・・バナナが1ふさ2ふさ3ふさ4、5・・・こんなに必要!?と思わず笑ってしまいましたが、子どもたちはおいしそうなものを選んでくれました。 最後に皆で食べるデザートのゼリーの素が見つからずうろうろしていると1人の男の子が店員さんにはっきりと何が必要かということを話していました。 全部買うものが見つかり、会計を済ませ、荷物は5人の力のある男の子たち。暑い中任されたことを弱音を吐くことなく一生懸命やっていた子たちがいました。 女の子たちの「ありがとう」という感謝の気持ち。男の子たちは嬉しかったでしょうね。 さて、お泊り当日、自分たちで包丁を使い、野菜を切り、ゼリーを作り、ゲームをして遊びました。皆で遊んでいると、差出人のない・・・手紙が届きました。 中には3つの封筒が・・・そこには、3つの挑戦が書いてありました。内容はお子さんから聞いてみてくださいね。 友だちと力を合わせ挑戦し、一晩を過ごした子どもたち。朝、6時半起床が5時半から次々と起き始めその表情はとてもすっきりとしていました。 笑顔でいてもきっと心の中では不安な子もいたでしょう。 でも、その姿は、友だちと泊れたという喜びとご両親がいなくても頑張ったという大きくなった喜びを感じているようでした。 「また、泊まりたいね」という一言から楽しむことのできたお泊りとなったと感じられました。

ものを大切に
                     2014年6月    ゆり組 塚中  

 先日、子どもたちと折り紙の使い方について話し合いをしました。ゆり組の子どもたちは作ることが大好きで折り紙も楽しく折っています、 しかし、最近その折った物が片づけ後も残っていたり、それが誰のものか分からなくなってしまったり、そして結局捨ててしまうものが多かったり…。 そのことを伝えると、『もったいない』と子どもたちは答えました。じゃあどうしよう、となった時、考えて考えて、子どもたちはそれぞれ意見を出し合いました。 「片づけの後しっかり片づける」「落ちてたらみんなに聞く」「どうしても誰か見つからないなら欲しい人にあげたら?」「すぐに捨てない」「使わなくなったら家に持って帰る」 「でもどうしてもいらなくなったらどうするの」「うーん…」じゃあこうしよう、とはっきりとした答えは出ませんでしたが、子どもたちなりに考えたようでした。 作ることが好きでも、それをどうするのか、作る満足も大切ですが、その先も子どもたちと共にこれからも機会を見て考えていけたらと思います。