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■2006年11月27日
自立した大竹市にしていくために……
ここのところ、毎日のように、夕張市の財政破綻のニュースが報道されています。
TVに写された市長に向けての市民の方の「われわれに、何の責任があるのだ! 市長は土下座して謝れ!」という絶叫にも似た訴えが私の耳から離れません。
私の実感するところ、夕張市ほどではないにしても、夕張市と多かれ少なかれ似通っている自治体は全国いたるところにあるような気がしてなりません。
かくいう大竹市も一歩間違えば奈落の底に落ちかねないという状況に追い込まれたこともありました。
皆さんは、大竹市ほどの財政力のある市がなぜそんな風になってしまったのか信じられないのではないでしょうか。

各地で首長や政治家の不祥事が続出しています。マスコミが報道するように、地方自治体が、あるいは、首長が間違った選択をしかねない構造的な仕組みが出来上がっているような気がしてなりません。
わたしは、「補助金の削減、」「税財源移譲」「地方交付税制度の見直し」のいわゆる三位一体の改革を支持しています。また、三位一体の改革を推し進めないと、真に市民主体のまちづくりはできないと考えてもいます。

ところで、市民主体の自立したまちづくりに取り組んでいくためには、行政の仕組みを作り直していかなければならないと思います。
市長の仕事、議会の仕事を一言で言えば、首長は「決断」すること、議会は首長の「決断」したことをさまざまな角度から検証し是非を「決定」することといってもいいのではないでしょうか。
また、市長が決断するに当たっても、議会が決定するに当たっても、常に市民の皆さんが中心に位置しています。そして、これこそが、市民参画だと考えています。

私も6年半の議員の経験があります。その経験から、市長と議会の役割が決定的に違っているのだから、絶対に馴れ合いやしがらみは避けなければ、「市のため」「市民のため」「市の将来のため」にならないと思っていました。

大竹市は、強さと弱さを併せ持ったまちですが、強さをいかせば、近い将来、必ず、自主自立が出来る町になります。
夕張市においても、市民の方の議会に対する厳しい発言もありました。来年は、市議会議員選挙があります。今からでも遅くありません。誰が、議員としてふさわしいのか。誰が、しっかりと議員活動をしているのかを見てみようではないですか。
自立した大竹市にしていくために……

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