<<オデッセイ購入回顧録>>

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昨年から一度乗ってみたかったオデッセイのアブソルートの試乗に家族+ジジババと出掛ける。
走り仕様のアブソに一回乗ってみたいとDの担当者に話をしたら、別の営業所にあるからと、わざわざ試乗車を持ってきてくれた(^_^;)
将来的には候補の一つであるこの車種であるが、この時点ではまぁ私の周りの環境からして購入までには至らないと
思っていた。
以前試乗したLグレードとの違いを確認したい意味合いもあったのだが、ミニバンの「走り屋仕様」ってのに興味があったのが一番の理由だったりする。
この試乗車はちょっと弄くってあって、全てHKS製で「アーシング」「スポーツマフラー」装備。
アーシングはともかく、マフラーを換えているので「下の馬力(低速での馬力)」は落ちてるだろうからあんまり考えなかったが、やはり160馬力から200 馬力にチューンしてあるエンジンの割に低速でも出だしはLグレードと然したる差はない。
しかしアブソの変速機は「CVT+7速AT」ではなく、通常の「5速AT」である為、加速に関しては無段階変速のCVTに比べてやや荒々しい 体感がある。
足回りもアブソ専用チューンであるだけに、標準グレードよりもやや固めのセッティングだが、カーブでもロールも少なく揺れ戻しも少ない。
車高が高いミニバン(といってもオデッセイはとても低いが・・・)はカーブに高速で進入すると「ドアンダー(カーブで外側に引っ張られる力)」に成りがち だが、この専用チューンと、アブソ標準装備の「VSA(カーブを理想的なラインで抜けられるようにタイヤの回転制御をする装置)」のお陰でスイスイ 曲がっていける。
購入者曰く、「走るミニバンはアブソ」と言わしめる理由が解った(^_^;)
そのそもこの車格で車高1550mmってのは凄い。
数字だけだとピンとこないかもしれないが、「デミオ」とか「ビッツ」などとほぼ同等(1〜2cm高いだけ)といえば凄さが解るだろうか?いかに低床燃料タンクが凄いことかよく分かる。

心臓よし、足よし、広さよし。
新しいモノ好きは「遠州人の気質」でもあるのだが、やっぱり弄くると欲しくなるのが心情。個人的には「欲しいな光線」が全身から発射されていたモノと思われるが、当然嫁さんは絶対に反対&無視するであろうと思っていた。
査定&見積までしてくれたDの担当営業マンさんだが、ここは嫁さんが怖いので、「無理だよね〜ぇ」と言葉を発しようと嫁さんを見た時・・・
「う〜ん」と真剣に悩んでいる嫁さんの姿が網膜に焼き付く。
「エッ!真剣に考えちゃっていいの?」
正直私が驚いてしまった(^_^;)
まぁ今の車狭いもんね(T_T)そもそも「立体駐車場規制車」だし(笑
とりあえず買う買わないははっきりしないが、結構本気の嫁さんと当然のように「アブソルート」とベースにすっかりオプション装備まで真剣に営業マンさんと話してみる(*^_^*)

<エアロ>

アブソなら最初から「かわいい」エアロ付いてるし、車高が下がっちゃ今と変わらなくなるし&エアロは高い。ということで諦めるも、どうしても標準の顔が好みで はないので、でっかいフロントガーニッシュだけは社外品に付け替えることで納得することにする。

<コンフォートパッケージ>

1、左右リア独立温度設定可能なフルオートエアコン
2、オートライト
3、フロントワイパー電熱線
の3つのパッケージ。
2、3は殆どいらないが、オデッセイの場合、冷風は後部座席でも吹き出し可能だが、温風はこのパッケージをつけないと冬場は1列目からの 温風のみになる。
メーカーオプションで後付けできないし、結構悩んだが差額が9万もあるので(暖かい静岡県人だし)取り敢えずカット。

<足回り(インチアップ)>

車弄りの基本は「足回り」。
現行オデの場合はアブソだと17インチの専用アルミが付いているのだが、個性を出す為にはやはり19、20インチはタイヤなどの維持費がかかるので18インチぐらいに履き替えたい。
しかし、18インチに換えるのは安いモノでアルミ+タイヤで17万程度はする。
しかも18インチだとオフセットが厳しくて「ツライチ」に成りがち、場合によってはリムが「はみでる」のでダウンサスはまず必須・・・・。車高下がっちゃ意味ないしなぁ。
でも果敢に見積に乗せてしまう。


<スマートキーシステム>

実は付けてみたかったシステムだったのだが、LIFEが3万で付くのにオデでは7万も掛かる。確かに車体はデカイがケーブルと取り回しだけの差額だと思うのだが高い。
結局、ドアハンドルオン式であるのと取付予定の社外品セキュリティとの兼ね合いもあり諦めた。


<NAVI&オーディオ>

オデだけでなく最近の新車はMOP(メーカーオプション)の純正NAVIやオーディオを車内インテリアのひとつとしてデザインしている場合が殆どで、社外品を付けるとその基本的なデザインセンスが崩れる。 しかしMOPの機器は車メーカーが各オーディオメーカーに製作を外注している割に機能が今ひとつだ。
これには理由があって、例え小物とはいえ車メーカーは「リコール問題」が一番怖い。
リコールのリスクを少しでも減らそうと考えれば必然的にシンプルな機器になるのは致し方ないこと。
つまり、「車内のデザインに沿ったベーシックな機器」を取るか「機能満載だけど今いち車内のデザインにマッチしない機器」を取るかということである。
私の場合はNAVI&オーディオは「こだわる」部分であるし、機能はフルに使いきるタイプの人間なのでこれは迷わず社外品をチョイス。
アブの場合は 元々はオーディオレスなので、上部に2DIN、下部に1DIN分のスペースがある。
NAVIはHDD-NAVI しか頭になかったので上部2DINはその時点でNAVIが占有する事が決定。
問題は下の1DINスペースなのだが、アコゴンに登載していたMDデッキは(MDLPを要望していた)嫁さんのLIFEに(12連想CDデッキ共々)移植するので新規で購入しなくてはならない。
しかし最近のHDD-NAVIはHDD自体に曲を圧縮して保存再生する機能(サウンドバンクとかって言ってますね)が付いているのでCDコンポ自体は必要ないが、NAVI自体がメインユニットになるため、下のスペースにはMDデッキを増設する必要がある(でも音はねー(^_^;)圧縮モノだし)。
ちなみに私「デッキユニット」は音が安くなるので元々大嫌い。 それならHDD-NAVI+CD+MDの一体型を購入しようと物色した。
ちなみにNAVIには、前面全てが液晶画面で操作性&コンパクト性に優れる一体型と、NAVI本体とモニタがインダッシュかオンダッシュで分離しているタイプの2種類がある。
前者は変な出っ張りなどがなく車内のインテリアとも上手くマッチングするのだが、欠点として限られたスペースに全ての機能(NAVI制御、TV制御、モニタ制御、CD/MD/DVD制御)を押し込んである為、どうしても音質の面で分離型より落ちる。
分離型はバックモニタとして使用する際は折り畳んでいたら意味がないので、イチイチ開いてやる手間はいるがアコゴンの時もインダッシュモニタで苦になった覚えがないのでコチラで決定!
少しでも音質劣化を防ぐ為、2DINオーディオ単体モデルと同じ部品構成で組み立てられており、拡張性も高い「カロッェリア ZH900MD」をチョイスした。気が付いたら最上位機種だけど(^_^;)

ここまで検討しておきながら、今日は考えるわ!ということにして見積だけ貰って退散した(^_^;)


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