「オケクラフト」とは・・・ 「オケクラフト」は、置戸(おけと)町のおけにちなんで、 北海道のエゾ松・トド松をおもに使用した北国らしい「白い器」 として1980年代誕生しました。 現在、町内には多くのクラフトマンが工房を開設し、 今では「オケクラフト」は置戸の代表的な工芸品のひとつに なっています。 |
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「アテ材の活用」 傾斜地など、条件が厳しいところで育った樹木には「アテ」という部分ができます。 アテ材(芯が偏り、左右が非対称に成長した樹木の材)は硬く、加工されにくいため、建築材などの製材には不向きでチップや燃料としてしか利用されていませんでした。 しかし、アテの部分は木目の濃淡が明確に出ており、とても美しいものです。 建築材としては好まれない「アテ」ですが、「オケクラフト」はおもにこのアテの部分を使い、その木目の美しさを利用して素敵な木の器をひとつひとつ手作りしています。 |
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「ポリウレタン塗装」 オケクラフトは表面にポリウレタン塗装(食品衛生法で許可されたものを使用)をほどこしてあります。 また、表面塗装の前に樹脂含浸強化法(プレポリマー)を活用し、素材を強化しています。 オケクラフトが丈夫で手入れがし易いのは、このような仕上げによるものです。 町内の学校給食にも使われ、その安全性が確かめられているオケクラフト。 日常の食器として安心してお使いください。 |
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