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レッスンメモ


2009,6,9
ボイストレーニング
というと、喉を鍛える的な感じがしますが、
なるべく、ノドを大事に大事に、やさしく、いたわりながら、声を嗄らさないように、熟成させていくというイメージが必要です。

そういう意味でも、ビブラートかける練習は、重要課題です。
すでに、かける事のできる人も、安定した揺れと、
柔らかくて美しい音色を使えるように、トレーニングしてください。

動画リンク:シモムラのレッスン
レッスン
6,10
Hさん。五木ひろしさんの新曲、♪紅い花 に挑戦。
全体的な、雰囲気、声は、いいですよ〜。言葉を前に出すことを少し意識するとよくなりました。

*個人的感想ですが、この曲、その昔、ちあきなおみさんが、唄って大好きな歌なのですが、今回のアレンジ、あまり好きになれないですね〜。

自分自身のこと

やや、のどを傷め気味。いつもの練習曲は、半音下げぐらいでなくては、無理なく歌えない。

全体的に、大きく口を開けて、ノドを開くように、心がけているが、いつまでも、その練習を続けるのではなく、歌い上げの部分はそのまま残し、語りの部、特に、助詞の使い方(口の開け方)に、やや、不自然さが出ているので、改善する必要がある。
本日より、録音だけでなく、録画も取り入れて、チェックするようにした。

※15日 ♪愛のままで
Oさん、オリジナルカラオケ、メロなしで歌えるほど、曲には、慣れてきたみたいです。
フレーズの最後まで、息が持たせることができなくて、不安定になりやすいようです。
(歌のできばえの大半は、音程、ピッチです)微妙なずれを、感じ取ることができないみたいです。

本人の自覚は、息の吸い方が悪い、あるいは、吸えてないように感じているらしいが、本当は、息が少ないなりに、なりようで唄えるものです。
本当の原因は、息の使う量、もっと言えば、使うという意識であれば、自分でコントロールできるのですが、実際は、声の響かせ方、気持ちよく響いた、音色はこうなんだ!。という実感がわからず、息が漏れてしまうのです。

1時間かけて、少しづつ理解できた、気配が見えたようです。このことは、簡単なようで、実に難しく、苦労するところです。
なぜかというと、手本をやってみせても、私と、耳の感じ方が、聞こえ方が、違うのです。

ですから、悪い見本と、いい見本を、交互にやって聴いてもらい、その違いを感じてもらい、じっくり構えて、ゆっくりとそのギャップを埋めていく方法しか、ないように考えます。


自分自身のこと

自分には、絶対音感という能力は、ありません。
3歳ぐらいから、ピアノを習って、今日に至っている人は、絶対音感という能力が、あるらしい。
たとえば、ピアノの鍵盤を一つだけ叩いて、その音名を答えられる、能力がある人です。

この能力を持った人の耳で、音楽を聴くと、譜面として頭の中に、響いてくるという話を聞いたことがあります。
もちろん、絶対音感を持った人の中にも、それぞれの、レベルはあると思いますが、

私のように実際に、絶対音感を持っていない人間は、持っている人は、こうなんじぁないかと、イメージ的に、想像することはできても、実際に、その能力を持っている人の、音に対する捕らえ方は、全然とまでは、いいませんが、たぶん、かなり違うと思います。

歌のレッスンに、(指導)に、絶対音感は、必要ありませんが、なぜこんな話をするかといいますと、おんなじ耳を持ちながら、同じピアノの音を聴いても、その人の能力によって、捕らえ方、感じ方、イメージの仕方が、違ってくるということが言いたいのです。

それは、音の入り口、耳、集音器(鼓膜)には、さほどの違いはないにしても、それを、イメージして、実際に具現化する、頭脳の能力、脳力に、尽きると思います。

だからこそ、脳トレです。耳は同じなのです。脳を鍛えるのです。

私自身振り返ってみますと、10数年前までは、そのフレーズの、どこか違うなぁ、おかしいなぁ、というレベルでしたが、現在では、歌の一言一句が、速いテンポの歌であっても、ゆっくりと聴こえ、一音の狂いが、分かるようになってきております。(自慢に聴こえたらゴメンナサイ!)これは、まじめな話。

継続して、やることによって、ある程度タイムラグがあって、結果として、能力となって、現れてきます。
初めから、できないことをイメージせずに、長時間よりも、5分でもいいから、毎日継続するということが大事。
ボイトレ1回、歌1回、というふうに。

■ 全国大会の選曲を、決めた。6,23

この曲は、甥っ子の結婚式用に、練習した歌なので、これから大事に歌い込みをしていこうと思う。
時間があるときには、発声練習も必要だが、
1回でも、歌い込みの回数を増やしたいので、30分間は、弱く優しい、ピアニシモな声で、低音部でも、なるべく、表の声を使わずに、裏の声を使って、割れたり、かすれたりしない様に、声を調整していこうと思う。

● 岡山県代表に選ばれたOさん
この9月に、東京で、全国からの、決勝大会が開催される。
趣味のカラオケなので、この1ヶ月は、他の曲をレッスンしていたのだが、ボチボチ決勝大会での曲をということで、久しぶりに再開したが、悲惨な状況であった。
大会が終わるまでは、他の曲のレッスンは、禁止とした。

アカペラで、マイクなしでの、練習を重点的にやる。やや、相対音感が鈍っている。
単語に、力を込めすぎていて、言葉、フレーズで、歌が唄えていない。(言葉をはっきりさせようとしているのか?)
特に連譜のところで、音程が変わりやすい。

■6,27 福山雅治の曲(ひまわり)が好きで、テープ審査に応募してみたが、結果は、笑い事では済まされない、評価であった。5段階評価で、3である。
これでは、復活しょうとしている、大会への、挑戦は、無理!。
空いた時間を、歌の練習に使う。猛練習あるのみ。

6,28  8時間の練習後※反省点:横隔膜の支えが、弱い。
言葉が前に出ていない。マイクに頼っている。悪い意味で、楽に歌っている。楽器を弾きながらの、歌唱になれてしまっている。
息で、響をつけるとシンドイので、ノドに頼っている。

● 津山から、遠路はるばるお越しの、Sさん親子。
 お母さんのほうは、ボイストレーニングです。今日は、非常に声の響もよく、調子が良かった。
 娘さんのほうは、相当練習をしている様子がうかがえた。声が楽に響いてきた。あと一息というレベルになってきた。
 このぶんなら、今年は、全国へ、はばたけるゾ!。


■6,30  6月最終日、久しぶりに、自分のノドを、つぶしてしまった。完全にオーバーワーク!。
 1日8時間以上の練習を、4日続けた結果です!。明日は、歌えるかどうか、心配。トホホ・・メンボクナイ。
こういう日は、どういうやり方をしようが、ドウニモナラナイ。
それでも、あきらめきれず、2時間ほど、発声を・・・
いろんな手を尽くしてみたが、ダメ!!!。おおもとの、声帯が、ゆうことをキカナイ。


★ 10,6 ボイストレーニングメモ

ロングトーンの重要性
腹式呼吸の習得

どれぐらいロングなのか?時間にして25秒から30秒

まず、歌うということを忘れて、肺の中にある空気を、空っぽにするツモリで、猫背になってもかまいませんので、
体を折り曲げながら、おへその筋肉を背中に向かって痛いぐらい絞り込みながら、
ぜ〜んぶ息を吐ききります。
そのペチャンコになったお腹に息を入れるツモリで、鼻から吸い込んでください。
このときに注意することは、たくさん吸おうとしたり、いい姿勢をとろうとしたりして、胸を張ったりしないことです。

みなさん睡眠中は(意識がないとき)みーんな腹式呼吸ができてることをご存知ですか?。
いい姿勢で寝ているわけないでしょう!!。さらに腹式呼吸でたくさん吸えるようにする事は、
次の段階です。
今言ってることは、量より、首周辺の位置に当る、肺の上部だけに、息をためるのではなく、

少なくってもいいですから、肺全体、肺が乳首に向かって膨らむように息を吸い込むのではなく、
足先に向かって膨らむように吸い込むことが、ポイントなのです。

そしてその吸い込んだ空気を、25秒〜30秒かけて吐ききる訓練、練習です。続く・・・

10,21(水)

声帯を使って声にする前に、まず息だけでやってみます。
私の今まで見てきた経験によると、たくさん吸ってやろうという思いが強すぎて、体を伸ばしながら吸う方はほとんど胸式呼吸になってしまいます。

見た目にも、胸が大きく膨らんでいるのがよく分かります。

こういう方は、吸う動作から、吐く動作に移る瞬間に、胸がしぼみたくさんの息が漏れてしまいます。
当然、10秒以内に、息がなくなってしまいます。

なぜできないのか、首を傾げます。
そしてますます、緊張して、胸で吸おうとします。リラ〜クス リラ〜クス・・・   続く・・

10,26(月)
言葉の力だけでは、伝えきれないので、近々に動画をアップしようと思っています。

腹式呼吸の習得の動画


11,21 ボイスの研究

ロングトーンの練習をするとき、最初から音楽や歌を意識するのではなく、会話をするときの低音の声を伸ばすようにする。

そうすると、やれ、横隔膜の支えだとか、下腹の絞り込みだとか、丹田に力を込めてだとか、理屈に気を取られることなく練習ができます。

本当に腹筋の力を必要とするのは、ある程度音程が高くなったときです。

あと地声、胸声のトレーニングは、会話のキーで。

高音、頭声のトレーニングは、今私がやっていることは、できるだけ裏声を響かせにくい、限界の低い点で、裏声が響くように訓練しています。

裏声というと、高い声をまずイメージしますが、裏声がかすれないように強く響くように、コツをつかむことが、ノドを開けること、絞めないことにつながってきます。

しかも、ノドを傷めているときは裏声が使えませんから、練習の中止の判断に使えます。


のどに負担をかけずに声を響かせるコツをつかんだら、それをそのまま、低音域地声に移行させる。

あくまでも、私個人が、試行錯誤しながらのことですから、悪しからず。