花と薮漕ぎのトライアングル(その4)
三ツ石山


 小畚山より三ツ石山を目指し進む。この辺りの道は道脇の草丈も低く勾配も緩い穏やかな道で歩きやすい。進むに連れ道端の花達も目に付くようになった。岩礫帯にはハクサンシャクナゲ、草地にはミヤマリンドウなどが多い。更に進むと、前方の三ツ石山の特徴ある山容が段々と迫って来た。

ミヤマリンドウ咲く

三ツ石山にて
 展望のよい高みで、今日始めて1パーティの登山者に会った。ここで昼食とし言葉を交わす、やはり先程の道はここ暫らく手入れ(登山道の草刈り)をしていないそうだ。12:50三ツ石山に到着、しばしの休憩。
今日は日に焼けた。噴出した汗が乾き白い粉になってTシャツに付いている。腕も少しヒリヒリしている。

 大きな石の重なる三ツ石山を前方の岩手山を見ながら降りていくと、ニッコウキスゲの咲乱れる草原に出た。更に進むと下方に赤屋根の三ツ石山荘の立つ三ツ石湿原が見えるようになる。13:25タチギボウシ咲く三ツ石湿原に到着。右に滝ノ上温泉への道を分け、ビール・ビール、温泉・温泉と唱えながら一路、松川温泉を目指し下って行った。因みに、松川の地熱発電所の前を通って峡雲荘に帰着したのは14:50過ぎだった。勿論、その後は露天風呂とビールの世界である・・・・・ウシシシ ・・・ 。

三ツ石山荘の建つ湿原

       山行
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