アッと言う間の八幡岳
当日は袴腰岳に登る予定だった。しかし臆病で熊の苦手な私は袴腰岳の登山口から逃げ帰って来たのであった。 しかしそのまま何処の山も登らず帰るのも癪なので、前に登りに来て雪で車が進めず渋々帰ったことのある山、八幡岳への再チャレンジと云うことにした。 |
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鳥居を潜って山道へ |
山名を示す標識 |
八幡岳は青森県上北郡の七戸町と天間林村の境界をなす双耳峰であり、南峰は十和田市を含めた市町村界をなしている。 この日津軽半島から八甲田を越え、折り返し走行してきた つん の車は、国道394号線から別れ十和田市側の舗装道路を登っていった。牧草地でのんびりと草を食む牛たちを間直に見ながら辿りついた登山口は綺麗に舗装された小広い駐車場になっていた。 13:45 登山靴に履き替え登山開始。駐車場奥の登山口には赤い鳥居と登山道の案内板があった。鳥居をくぐり霧に煙る道を登っていく。 途中山名を示す標識などもちらほら見える。登山道はえぐれた火山灰土の道で所々に水溜りなどもあり、滑りやすく歩きにくい。ブナ林の中、単調な登りを続けるとわずか20分程で岳八幡宮のある山頂に到着してしまった。 |
岳八幡宮 |
山頂の一等三角点 |
鳥居をくぐり山頂の岳八幡宮脇の一等三角点標識に手を触れる。時間は14:05
それこそアット言う間の八幡岳登頂である。 こんな短時間で山頂踏んだことって今迄ないなぁ〜、歩き足りないなぁ〜。岳八幡宮の裏にまわり潅木帯に続く道を辿ると参拝所と思われる場所に出る。昔はこの山も、信仰の対象として随分と賑わっていたのであろう。 あいにくの曇天下、霧に覆われた山頂からは何も見えなかった。 |
霧に覆われた山頂にて |