熊がでたぁ〜? 恐ろしの林道走破
袴腰(はかまごし)岳登山口まで



展望所から望む 丸屋形岳
 この日、袴腰岳に登ろうと思っていた。
袴腰岳は津軽半島の先端部に近い山で以前登ったことのある増川岳に続いて津軽半島2登目になるはずの山であった。

 しかし、しかしなのである。今回走行した林道(東沢丸山林道)が悪路であり怖く・楽しい思いをした。

 林道は急峻な山腹を切り開いた道で、ガードレールなどは全くなく、ダート走行に気を使った。
 最近の豪雨の影響か、道の真ん中に落石がかなりあり、緩んだ路肩から切り立った深い谷底に落ちる恐怖も僅かに感じた。(楽しめた)


 崖側から多量の水が沁みだし林道を流れている。車から降り2度ばかり崖の崩壊で崩落した道の岩を取り除いた。

展望所から望む 袴腰岳

クマ注意 の立看板
 途中の丸屋形岳・袴腰岳展望所でこれから登る袴腰岳の山容に見入る。


 気になった、クマ注意 の立看板。下北半島にいる熊も、津軽半島にはいないという話を思い出し登山口へ向う。 
 袴腰岳・登山口到着である、ここまでの道の悪さには本当にまいったまいったである。


 早速、身支度を整え登山靴に履き替え出発である。

登山口到着 イヤ〜まいったまいった

獣の糞
 標識の立つ登山口から草をかきわけ登山道に入る。道の状態から最近は殆ど人が入っていないようだ。

 そして、そしてである。大きな獣の糞が落ちている。まだ、新しそうである。なにやら周辺には獣の臭いもする。

 熊かぁ〜 ? 撤退・撤退〜である。熊の苦手な私は袴腰岳の登山口から逃げ帰って来たのだった。


袴腰岳の場所

袴腰岳は津軽半島の先端に近い



   つんの
とぼとぼ